鮮度、温度とか湿度とか_20240228-29

とりとめのない日記のようなもの。


・いつでも駆けだせる状態でいたい。たくさんは持っていけないから選ぶ。なにかを選ぶということはなにかを捨てるということ。選んで決めるにはとてもエネルギーがいる。
寄せ集めて押し固めただけの私ではすぐにばらばらになってしまう。
芯があってしなやか、密度が増して強くなる、すぐには引きちぎれない、そういうのがいい。なめし革とか、麻の織物、鍛造の……なんだ、なんかそういうの。自分の素材はそういうのがいい。


・楽しそうにしているほうが結果として楽しい、ってことはあるような気はする。楽しいから笑うんじゃなくて笑うから楽しい、みたいなやつ。
楽しくないときは楽しそうにしなくてもいいよって自分に許してみたところで、腐れてる自分が嫌なのは他でもない自分だったりする。
無理に笑わなくていいんだけど口角上げるだけで脳が騙されてくれるならそれでいいんじゃないかとも思う。
とはいえまず楽しいときにちゃんと笑えてればよくて、それができてるってわかったのでまあいいかなとも思う。
笑えるときには笑っとくのがいい。




・言葉が軽くなるのが怖い。重くなりすぎるのも怖い。今書いているこれなどは掘り進めるというか、詰まりをとる、確認する、みたいな作業ではある。外に出すときの鮮度、温度と湿度、みたいなことを考えたりする。出過ぎているところをなだらかに、とかも思う。ならしすぎると意味がなくなる。寝かせすぎても、熱すぎても湿りすぎても気持ち悪くなる、自分が。だいたい、ぬるくてちょっと湿っている。たまにくさったしたいみたいなのができあがる。



・私の好きな人だいじな人そのほか愛しいものたちが毎日どうかなるべく健やかで嫌なこと少なくなんかちょっといい感じで過ごせていますようにと思っている。そういうのはまあ、きれいごと、エゴかもしれん。でもわりといつもそう思っている。

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