シャッター、小部屋、回し車_20240308

・「言ってくれればよかったのに」という扱いに困る言葉は出来事と関係性次第でもしかしたら自分のなかに浮かんでは消えすることもあるだろうてあまり邪険にするのはやめて第1回「言ってくれればよかったのに」が受け入れられるシチュエーション選手権を開催しました。個人大会です。詳細は非公表。
言われる部門では「明るく軽い話題、信頼関係もしくはなんらかの好意あり、黙っていたが言っても言わなくてもどちらでもいい内容」が優勢。

・「言ってくれればよかったのに」ということは「言い出せないなにか(出来事・環境・関係性)」がある/あったわけで、悩みや重要な打ち明けに対しての返しとなるとやはり取り扱い注意なように思う。



・自分のなかに浮かんでは消えすることがあるとしたら。言ってくれたらなにかできただろうか、言わなかっただけで聞いてほしかったのだろうか、言ってもらえるような関係ではなかったということだろうか、関わらないほうがよかったのだろうか、ほかに言える相手はいただろうか、言わないと決めたことならその選択を尊重したい、でも、でも、と延々と一人相撲を繰り返すだろう。結局そこに相手はいない。


・変な駆け引きをしている間に死ぬ。それを後からいつまでも悔やむぐらいならたとえその場で恥ずかしい思いをしても素直に吐いて刻まれて正面からめっためたになったほうがマシというのがなんとなくある。自分の後悔の度合いだけで考えたらね。その点だけで言えば私は裏表ないとも言えるかもしれない。それがいいとは言えない。
これも出来事と関係性次第ではある。
仕事とプライベートはやっぱり別である。



・心の扉の形のことをよく考える。
メインの扉の前に表向きの軽めのやつが1枚あるけどこれはなんなんだと長らくぼんやりと考え続けて、先日「ロールスクリーンだ」ということで着地しすっきりした。パリッとフラットな一枚生地、厚めの帆布っぽい。そこそこ軽くてまあまあ容易に開け閉めが調整できる。声は通るが中は見えない。やや明るさはある。
扉の素材と形状、厚さ重さ、何枚あるか、開き具合閉じ具合、扉と扉の間隔といったことばかり考えていたが、「応接室」的なスペースがある場合もあるか。そうか。それは考えたことなかった。
ロールスクリーンが開いたらお茶するぐらいのスペースは用意しておこうと思う。木製の小さな丸テーブルと椅子が1〜2脚だ。クッションはないので長居すると尻が痛くなるぞ。壁紙は黄色か黄緑だな。壁紙?部屋か?いささか明るすぎやしないか。クッキー食べる?ほんのり甘くてみっしりしたやつ。世界がぶれはじめたので引き続き内装を考える。部屋なの?

・なんだかんだ、アンテナを張っていればぽつぽつと次の石が出てくる。それが私のラッキーだと思うことにする。たまには自分で石を置く。区切ってみて、なんとかながらえる。そんなことの繰り返しだ。そんなことをしているうちに1か月が過ぎて、そんなだから3か月もすぐで、気がついたら半年経っているだろう。そうして1年が終わる。日々はぶつ切りで、地続きで、大きな輪の中だ。


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