日誌@哲檎製旅人

461/6/85

もうナツコウエンも佳境。
生態調査のため設けられた地球への滞在期間もあと少しで終わる。

このスタジオでは3種の生物_シンニュウセイ、ドウキ、センパイが生息しているのがわかっている。

ドウキについては既に複製・実用化が進んでいる。
今回はセンパイ・シンニュウセイに関して記録する。

ヤマナミに存在するセンパイは、21型と20型に別れており、21型についてはドウキの亜種だということはわかっている。
しかしどの型も凶暴でなかなか近寄り難く、調査が難航している。

ここ最近突如として現れたシンニュウセイに関しては、サンプル数が少ない。また新たに調査期間を設けるべきである。

今回の調査期間に選んだ宿主は孤独相であったため、次回は群生相を選ぶ事でまた違う視点で観察できると思われる。

既に次回調査の際に寄生する個体の目星は着いている。
近いうちに上層部にはいい報告ができるだろう。


アトグシ リョジン

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