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中日ドラゴンズ板山祐太郎、絶好調の要因を探る
おはこんばんちわ
中日ドラゴンズに2年6億で加入した(諸説あり)の板山の打撃が絶好調である。なぜ板山は活躍できているのか、この活躍は覚醒なのかそれとも確変なのか。データから考えてみる。
1.今期の板山の素晴らしい成績を見る
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今期の板山の成績は、得られたのが7/1までの成績ということで最新のものではないがwRC+200などというFA大争奪戦で獲得した選手なのではないか、と思ってしまうほどえげつない成績を残している。K%、BB%も優秀である。ゴロ率が高く、BABIPが4割近くあるのは多少の上振れを含むと思うが、上振れていたとしてもかなり優秀な成績である。
2.覚醒の要因を探る
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Attack Zoneに基づくそれぞれの領域でのスイング率とコンタクト率を表にまとめた。2023の1軍のサンプルはかなり少ないが、Heartでのスイング率が上がり、ChaseやWasteのスイング率は低下している。真ん中に近いほど打ちやすく、外に外れるほどいい結果に繋がりにくいと思うので、アプローチが改善されているといえるだろう。特にChaseの領域では2023年(2軍)から2024年(2軍)でスイング率は3%程度改善(低下)している上、Contact率は大幅に改善している。Chaseのエリアの球を打ってヒットを打つことは難しいと思うが、ファールで粘ったりということが可能になるためこれは大きな改善であるといえる。
3.最後に
板山の絶好調は、ゴロ率やBABIPの高さなど上振れの要素も捨て切れないがアプローチに改善が見られるため単なる上振れだけではないだろう。ずっとこの調子とはいかないだろうが最終的に.351、31本、104打点くらいの成績を残してくれることを期待している。
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