あなたの目標を達成するためにあなたより強い人を雇うのはあなたの責任です
メディア運営会社でマーケティングをやっていた時の話
ある日突然、会社のエライ人から伝えられます
「山本〜、今やってもらってる、その業務、
知り合いのコンサルいれることにしたから来週から一緒にやって」
「あ〜〜〜〜〜〜ん、なんでやねん👹」
俺1人にお任せ出来るほど期待されてへんのかいな、と無力さを嘆きました
彼らとの週1MTGはほんとに憂鬱なわけで
さも当たり前かのように提出される施策案、提出される細かーいKPIレポート
ただただ思う「こいつら、横から入ってきてなんやねん👹」
数ヶ月経って、右肩上がりのKPIレポートを突きつけられるわけですよ
施策、順調ですね!とか言っちゃったりして
「いや、俺もう、もはや何もやってねーわ👹」と歯を食いしばる
で、さらに数ヶ月経って、上司との給与査定MTG
自分の存在価値を見失ってる僕はしょぼくれて参加するわけですよ
上司「上手く進んでるね!達成もしてるし!給与アップだ!」
「えぇ〜〜〜〜〜!良いんすか〜〜〜〜〜!!!!????👹」
fin.
当時、抱いていた無力感とは
仕事を「自分の手を動かして何か得ること」に執着していたから生まれたのだな、と今は理解しています。
自分自身で課題を乗り越えたときにこそ得られる成長や頑張っている姿みたいなものが必要だと。
そして、その状態が自分に期待されているものだと勘違いしていました。
会社が私に期待していたもの
これは、「成果」です。
目指すべきは、私の成長ではなく、事業の成長です。
私が私に求めていた期待と、会社が私に求めていた期待にギャップがありました。
そこにコンサルが入ってきてもたらしたもの、
それは、「成果」です。彼らが提案した施策たちは明らかに事業成長に寄与しました。
しかし、その結果に対して評価を受けたのは私でした。
仕事に責任を持つということ
仕事に対して求められるのは、働きではなく、目標に対する成果です。
その手段は、自分自身の直接的な働き、であるとは限りません。
自分に与えられた権限の範囲で、高い成果に結びつく方法を導き出せば良いわけです。それが、その時「自分より、高い成果を残せる人をアサインする」だったいうことです。
それで成果が残ったのであれば、あなたは良い働きをしたと言えます。
外部のプロと一緒に働いて得られたもの
その期間で得られたものは成果だけではありません。
彼らは、自分が必死で勉強して経験してやっと到達出来る地点に一瞬でワープさせてくれました。
何十、何百もの事業に対して、同じ業務範囲のコンサルティングをして来た彼らの知見は半端じゃありません。
私にとっての「未知との遭遇」を、彼は「業務あるある」として処理してくれます。
そのスピード感と来たら。
さいごに
スタートアップやベンチャーのスピード感は半端じゃありません。
自分の業務範囲を手探りで進めているようじゃ全然追いつけない、なんてこともしばしばあります。
そんなときは、どんどん自分と同じ領域のプロをアサインして業務を前に進めてもらいましょう。
事業を進めてくれるパートナーをアサインするのは、「あなたの責任」です。
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