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【3C分析】経営に迷ったら使える、勝利のための事業方程式

起業って会社を設立しはじめは、何もないところから自分で考え、躓いて転んでは立ち直って進んでこの繰り返しなのではないかなと感じています。

"まるで我が子の成長を見守る親のように"
とはいえ僕は、まだ起業もしてなければ独身で子供もいません。

そんな親になった気持ちはわかりませんが、これから起業して会社を経営することが目標なので、そのためにはしっかりと知識をつける必要があると思っています。

そして学んだ知識をアウトプットし、少しでもこのんブログを読んでくれた人のために、役に立つ情報を共有できればなと思いブログを書いています。

改めましてこんにちは。会社経営を目指し、現在はフリーランスでwebライター謙ディレクターをしている元消防士のりゅうへいです。

このブログでは

・将来、起業したい人
・やりたいサービスはあるが上手くいかない人
・マーケティングを勉強中な人

このような方を対象に書いているブログになっており

・どのようなマーケティング手法があるのか
・企業の事例
・メリットやデメリット

などのビジネスモデルや戦略を紹介して行きます。

そして今日のテーマは
「3C分析」について解説していきます。

3C分析は会社を設立する前に、設立して3年経過してからでも、、、

"戦略に困った時は、一度振り返って戦略を見直す"
いわば、いつでも使える一つの分析手法なのです。

そんな3C分析とは?
どんな戦略なのか解説していきます。

そもそも3C分析って何?

先程もお伝えしたとおり、3C分析とは経営戦略を立てるうえでの手法の1つになります。

これは経営者を目指すのであれば、知っておかなければならないものです。

実際にどんな分析をするのか解説していきます。

3つ「C」をそれぞれ解説

市場・顧客(customer)
市場はどのくらいの規模なのか?
顧客は何を求めているのか?
顧客にはどのくらいの購買力があり、
どんな行動で購買に繋がっているのか?

競合 (competitor)
競合にはどのような会社があるのか?
ライバルはどのように売上を出しているのか?
ライバルがビジネスを成功させた戦略は何か?
ライバルが売上に繋がった仕組みは何か?

自社(company)
自社の方針や戦略は何か?
自社の強みや弱みは、どんな価値を与えられるのか?
自社の売上に繋がる仕組みは?


このように市場、他社、自社の関係性でそれぞれを分析することで自社の利益や目標を達成する仕組み作りとなっています。

とはいえ、このように解説されもイメージが付きにくいかもしれませんので、身近な出来事で例えてみました。

それは誰もが1度は経験したことがあるだろう恋愛です。

身近な出来事で例えてみた

恋愛で例えると
現在、IT関係の仕事を経営しているC君
得意先の銀行勤務A子ちゃんと面識が多くなり
会う回数が増えたことで恋をしてしまった

またAちゃんと会社の同僚であるB君も
A子ちゃんに恋をしている

A子ちゃん(市場)
・恋愛の対象の相手としては優しくて信念がある人がタイプ
・結婚相手は会社を経営している人がタイプ
・今はB君に気はあるが、将来的にC君にも気が向く可能性がある

B君(競合他社)
・A子ちゃんとは会社の同僚で親しい仲
・C君とは違って、会社員ということが弱み

C君(自社)
・収入は安定していないという弱みがある
・会社経営をしているため伸びしろはある
・A子ちゃんの結婚の理想には当てはまっている

このように恋愛で例えると
C君がA子ちゃんと付き合うためには

A子ちゃんに提供できるデートプランは何か?
ライバルのBくんと比べた時に足りないものは何か?

と分析することで
徐々にA子ちゃんの心を奪うことができ、
結婚を前提とした告白をするば、
成功する可能性が高いでしょう。

ビジネスも一緒で
市場・競合他社・自社を分析し、ひとつずつ丁寧に掘り下げれば、自社のビジネスの特徴を客観的に判断できるため「これから何を取り組むべきなのか?」ということが明確になってきます。

そう思うと「恋愛と一緒ではないかな」という気がします。
ネット通販市場での僕なりの3C分析をやってみました。

楽天の3C分析
楽天のサービスや特徴を考えると
3つの分析ができると思い考えました。

市場
・日本国内の2018年度の市場規模は9兆2992億円で
 2019年度と比較すると10兆515億円と前年と比べて上がっている
・生活必需品から衣類など様々な商品を購入することができる

他社
・Amazonプライム会員になれば会員限定で
 動画視聴コンテンツを利用できる
・会員限定で送料も無料
・ポイント還元制度がない

自社
・ネット通販の競合として、楽天やYahooショッピングが存在する
・楽天カードを利用して買い物を行えばポイント3%還元

日本でオンラインショッピングとしては
楽天も有名で野球球団を持っていたり
日本のサッカー界では
ヴィッセル神戸のスポンサーでもあります。

スターバックスの3C分析

市場
・飲食店の市場は約15兆規模と言われている
・学生からシニアまで年齢幅が広く多くのお客さんが訪れる
・年齢層によって頼む商品が違う

他社
・競合としては「ドトール」や「タリーズ」などある
・ドトールはコーヒーの値段は1杯あたり220円と庶民的
・タリーズは店舗によって使う豆が異なり変わり豆のアレンジメニューがある

自社
・オシャレで高級感がある
・価格は比較的に高く、コーヒー1杯300からである
・新商品の開発が充実している

楽天やスターバックスコーヒーなど企業として戦略部や開発部の社員さんがしっかり他社と比較し分析をしていると思います。

これはあくまで僕が調べて分析した素人の意見であって、学んだことをアウトプットしています。

ただ、こんな風に分析ができるよね
ということをお伝えしたかっただけなんです。

3C分析をするうえでのポイント

1.正しい情報をしっかりと収集する必要がある

3C分析では、少なくとも「市場(顧客)・他社・自社」の3つの情報を集めなければなりません。

・自社の強みは何なのか
・他社とはどこで差別化するのか
・他社はどんなところに力を入れているのか
・顧客は何を求めているのか

このようなところを、しっかりと分析する必要があります。

仮に集めた情報に間違いがあると、分析をもとに出した答えに信憑性がなくなってしまいます。

2.分析に時間がかかると市場が変化する

市場は常に変化しているものです。
3ヶ月後、半年後、1年後など誰も未来のことは予想はできません。

過去のデータ結果や目に見える結果があれば話しは別です。

例えば、日本の人口減少のようにデータに基付いているのである程度の未来が予測できますが、今回の新型コロナウイルスは誰もが予想できなかった出来事でしょう。

市場も同じで
「できるだけ時間をかけたい」
「情報収集は細かくやる方が良い」
と考えている方もいると思います。

その分時間をかけすぎると市場の状況が変化してしますので要注意です。

3.常に客観的に分析する

「自社」を分析する際、市場・他社で相対的なポジションを判断した時に「そうあって欲しい」、「そうなればいいな」という、希望に影響される判断は捨てましょう。

先入観で自社分析をしてしまうと効果的な戦略が立てられなくなってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
本日は分析方法に紹介しました。

このように3C分析は自社は市場でどのポジションにいて他社との強み、弱みを比較することで、自社の現状を理解することができます。

ただ、注意しなければならないところは市場は常に変化するので情報収集に時間をかけて分析すると変化に対応できなくなる可能性があるということです。

これを読んでいるあなたが
もし、自社の利益が上がらないことに悩んでいるのであれ一度、分析をしてみても良いかも知れません。

またこれから起業する人は
どんなサービスをやりたいのか
やりたいことが決まり
他社はどんなことをしているのか
把握するためにも分析をしてから
商品やサービスを販売しても良いかも知れませんね。


最後まで読んでいただきたいありがとうございます。

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