決めたことをやらない組織はいつまでたっても何も成し遂げられない|株式会社フォーバル|山本裕介
こんにちは!株式会社フォーバルの山本裕介です。『コンサルタントが不要な会社を増やす』を目標に、経営コンサルタントとして活動をしています!経営者・管理職だけでなく、コンサルタントの皆様にとってもプラスになる情報を発信していきます。
特に、主体的で自律的な"自走式な組織づくり"のヒントになるようなことを中心にお伝えしていきます。
コロナウィルスの騒動は1年以上続いている
コロナウィルスだのなんだのでざわついてから1年以上が経過していますが、今の状況を投じの私は全然想像できていませんでしたね。。。
昨年の3月頃はこういう『●●の経営に打撃が・・』とかそういう話とか、オリンピックどうなるんだろ~とか、5月くらいまではこの騒動は続く・・・とかいろんな声がありましたがきっちり1年以上続いています。
コロナウィルスきっかけで変わった
感染症そのものはとても喜ばしいことではないのですが、遊びに仕事にいろんな面で私は変わったように感じています。気軽に友人に会えないというさみしさはあるものの、それって本当に不幸?と思えばそうでもなかったり。
仕事が暇になったということはないですが、在宅でできる日は今まで1日1件の打ち合わせだったのが在宅だからこそ1日5件打ち合わせができたり、会社に出社する日でも会社からお客様と打ち合わせができたり。こういうのって欲張りな気持ちで1日にたくさんやり切りたい人にはもってこいの環境なんじゃないの?と思ったり。
あとは、在宅の日なんかは仕事の合間に家族とランチができたり、どうしても遅くまでやりたい仕事がある日は晩御飯を家族でとってからまた仕事に戻れたり・・・仕事ができて楽しい!みたいな感じですねw
働くことは生活することの一部だと思っているのでプライベートと仕事みたいな分け方はしていないのですが、なんだか生活が豊かになったように感じています。
変わったことといえば考え方(価値観)かなと思っています。
なんで価値観が変わったのか
1年前の自分だけではなく2年前の自分とも全く違う価値観で生活をしていると感じていますし、この変化は大変喜ばしいことだと思っています。
じゃ、なぜ変わったのか?
コンサルタントとして支援先企業と接しているとよく聞かれるのが『フォーバルさんっていろんな新しいことに取り組んでいますけど、変革をする際に社内(社員として)の反発はなかったんですか?』というようなことです。
例えば経営者としてはテレワークを進めたいけど社員が嫌がって実施してもらえないとか、ペーパーレスを進めたいけど取引先との兼ね合いで・・などとできない理由が出てきて実現できないなど。
まあ、あるあるだとは思います。
多くの人は(私もその一人です)変化させられることが嫌だなった思うもんですし、今まで通りやってた方が変化しないので疲れないし・・・できれば何もなくこのままでいたいって思ってしまうものではないでしょうか。
変革したいときは結局のところ強制力があったほうが結果的に進むんだって思っています。ライザップに通うのだって生活を変えたいけど自分じゃだめだからお金払ってまで管理監督してくれる人を横に置くわけですよね。
当社だってデスクトップPCを全部無くしてiPadにしてみたり、ノートパソコン配布したり・・・
個人の意見よりも会社がどうしたいか?ってところを考えるとトップダウンでやった方が進むんです。それに、私の場合は強制的に変えてもらった結果『あれ?こっちのが便利だわ』って感じたので何一つ不満がないってことですね、むしろ強制してくれてありがとう!です。
ちなみに憎きコロナさんに戻りますが、結局のところ生活スタイルを変えざるを得なかったので変えたのですが、結果として快適なことが多かったので私は価値観がガラリと変わったんだと思います。
『今度こそやろう』と思ってできない組織
はい、こういう組織はいつまで経っても事業計画は達成しません、断言できます。組織がやろうとしていることを阻害するのは必ず人です。でもそういう阻害する人って『現場の意見を聞かないと・・・』とか『取引先がまだ●●なので・・・』とか『段階的に・・・』とかなんかできない理由、遅くなる理由をつけては何もしないまま何も進めないまま何も努力も工夫もしないままでいるのです。
会社や組織が未来に向かって思い切り進もうとしているところに、塞ぐような異物が現れるといろんなところに不具合が出てきますね、それこそ大変なことです。血栓ができたら困りますもんね・・・
で、私自身の反省も含めて結論として持っているのが、『やると決めたことをやらない組織は事業計画を達成することはない』ということです。組織は個人の集まりなので『やると決めたことをやらない個人』が集まっている組織はもっとまずいです。
反対に、『やると決めたことをやる組織は必ずビジョン実現に向けて前進していく』ということでもあります。
達成するしないはわかりません、でも必ず前進するし、前進している実感が持てるようになります。進んでいる実感が持てるとそこにいるメンバーは未来に期待を持てます。未来に期待をもって働いている組織は皆が元気いっぱいに前向きにいられる空間になっています。
大事なのはスピード感
やると決めたことをやるってことが働いていて楽しい組織にするコツなのですが、それを実現するためにとても重要なことがあります。
それは、スピード感です。
計画が進む速さではなく、決めたらすぐやる、ダメだったらすぐ振り返って改善する、そしてすぐやるというようなことをスピード感といっています。
1か月に1回の会議の時まで黙っててその場で『計画していたのですがまだできていません・・・』なんて報告意味ないですよね。
それなら常にタイムリーにチャットツールなどで『明日は●●をします』と言っておいて『さっき●●したのですが■■でした!どう思いますか?』とかリアルタイムにやり取りしていった方が実行だけではなく改善などもスピード感もって進んでいくイメージが持てませんか?
計画達成が1年かかったとしてもいいと思います。
何よりも前に前に進もうとする雰囲気、お祭り感を出せているかが大事ですし、みんなで盛り上がってやっていると何よりも楽しいです。
こういう演出をするためにスピード感が大事だってことです。
やると決めたけどやってないことがある方はぜひ今すぐやってみましょう。
※やめると決めるのも重要です!
外部リンク
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