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【blender】3DCG初心者がキャラクターモデリングに挑む#4【3面図後編①】

皆さんどうも、山元ゆうです。
今回は後編となりますので、まずは前編・中編をまずはご覧ください

今回から絵を描いていきます。
皆さんわくわくですか?不安ですか?
3面図を描くことに関しては特別難しい事はしません。
ですのでご安心を。では参りましょう!

Blenderで作るキャラクターモデリング入門実践ガイド
こちらの書籍を参考にしてモデリングしていきます。
今回は書籍には載ってない3面図を描くことなので今は必要ないですね。

ラフを描く

前編で紹介したイージーポーザーを使って素体を持ってきたのでその上から洋服を描いていきます。
今回はPhotoshopを使って描いていきますが他のお絵かきソフトでも同じことができます

使用するツールは3つ、ブラシ・消しゴム・取り消しだけです
各種ショートカットは

ブラシツール(B)
消しゴム(E)
取り消し(ctrl+z)

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となっております。
これだけです。ねっ簡単でしょ?

ではまずPhotoshopで保存した素体を開きましょう。
イージーポーザーの保存先はデフォルトだとマイピクチャになっております。

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タイル状の背景はそこが透明ですよと表しています。
このまま絵を描いてしまうと少し面倒なのでベタ塗りレイヤーを追加します。

やり方はレイヤープロパティの下の丸形のアイコンをクリック→ベタ塗りで白色を選んでレイヤーを作成します。

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そうすると、画面が真っ白になって見えなくなりますので、作成したベタ塗りレイヤーをドラッグしてレイヤー1の下に持っていきます。
これで作業がしやすくなりました。

レイヤー1を選択して不透明度を下げます。
色が薄くなりますので描きやすくなります。

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では集めた資料を参考にして洋服を描いていきましょう。

まずは新規レイヤーを作成します。

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レイヤー1を選択していると自動的に一番上に作成されます。
上にない方は先程ベタ塗りレイヤーを動かした手順と同様にドラッグで一番上に持ってきてください。

(レイヤーとは透明の紙のようなもので、その上に描いたものは他の紙には描かれない機能をいいます。)

ペンは何色でも構いません。(線画を描かない方以外は黒を選ぶのをおススメしません)
今回私は赤で描いていきます。プロイラストレーターの方は水色が多いですね。SNSや動画サイトでよく見かけます。

描く際に注意点が一つ。できれば2~3つ程の画像を組み合わせて作ってもらいたいです(著作権の問題が発生するかもしれません)

資料を事前に集めていたおかげで、既に描くものが決まっているので楽ですね。

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デジタルでお絵かき初めてだよって方は上手く線が描けないかもしれませんが、大丈夫です慣れます。私だって初めは線がガタガタでした。
Photoshopには滑らかさ、クリップスタジオには手振れ補正機能がありますので、利用するのもいいですね。

次は顔を描いていきましょう

イージーポーザーのデフォルトの顔は正直言ってあまり可愛くありません・・・ですのでちょっとアレンジしましょう。

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ポイントとして
①目は少し下にずらす
②輪郭の角度を下げる
③顔全体を少し大きめにする
④目尻を短く描く

です。人は目で会話するとのことわざがありますがそれ程重要な箇所なので、納得できるまで時間かけてやっていきましょう。

髪を描こう

髪にも2つのルールを守れば上手に見えます。

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①髪をバナナのフサのように考える
②髪の毛はつむじに向かって流れる

そこまで難しくないので、自分がモデリングしたい髪の資料をしっかり見て描いていきましょう。

完成したラフ

正面が完成しました。

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同じ要領で側面と背面も描いていきましょう。
出来上がったものがこちらです。
※画像では1枚になっていますが、元々は2枚の画像です。

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おわりに

皆様お疲れ様です。
絵を描くことって凄いエネルギーが必要なんです。
ですので今回は長さ的にも丁度いいのでここで休憩タイムといたします。

次回の3面図後編②はラフの上に線画を描き色塗りを終わらせます。
設計図が描き終わったらいよいよモデリングですね。
後もう少しです。頑張っていきましょう!

ではまた次回、バイバイ

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