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循環する日記

◯交換日記はじめました◯


ともちゃん

お久しぶりの交換日記。今見てみたら、前回のわたしの日記が10月3日だったよ。3か月お休みしてたんだねえ。でも長かったな〜とは感じないし、かといってあっという間だったわけでもなく。この日記にはこの時間が必要だったんだろうなって思っています。

今書きはじめて思ったこと。「交換」って「お互いのものを取りかえる」という意味の言葉だけど、なんとなくこの日記は、「循環」のイメージで書いているかもしれない。もちろんお互いの意見を交換する場でもあるけれど、「自分のターンが来たから早めに書いて、ともちゃんの日記と自分の日記を交換しなきゃ」とは思わなくて。順番が回ってくる中で、自分の方に流れがきて、思っていることをまとめられたら、それができたタイミングで流れを向こうに戻す、みたいな。矢印がお互いの間だけで左右してるんじゃなくて、もっと大きな流れでぐるぐる回っているようなイメージです。

私の返事は比較的早めだと思うけど、思いついたら書いちゃいたいタイプだからそうなっているだけで。それがともちゃんの負担になっていなければいいのだけど〜。仮にどちらかが長く止めてしまったとしても、循環の中でその時間が必要だったんだろうと思うから、私も自分を責めないようにするし、どうかともちゃんもそうであってほしいと思います。最低月に一回は書くとか、わたしたちはそういうルールを決めるのが嫌だったから、自由度の高い形ではじめたんだもんね。それでよかったと思うし、どれだけ休んだって、なんの制約もないんだから。これからも引き続き、それぞれのペースで書いていけたらいいなと思います。大きな循環の中で。


歯の話。ともちゃんが自然歯科に行ったのは知ってるけど、実際にどんなことをやってもらったかまでは聞いてないかも(私が忘れてるだけだったらごめんよ笑)。噛み合わせにそんな応急処置があるんだね、不思議な方法!リラックスは、まだまだできてない気がする〜。寒いと体が縮こまっちゃうのもあって、最近ますます脱力したいと思っているところ。

でもおかげさまで、歯ぎしり、かなり減ったと思う。もしかしたらときどきやってるかもだけど、そういえば起きたときの目の周りの違和感がほとんどない。噛み締めてこめかみに力が入っちゃうから、目まで疲れが及んでたんだろうね。なんで歯ぎしりが少なくなったんだろうと改めて考えてみたところ、あ!あの筋トレが実を結んだのかも!と思いました。

冬は雪かきしたり、薪や灯油のポリタンクを運んだり、夏より重労働が増える時期。もう今年こそ腰を痛めたくないから、薪ストーブをつけ始めた11月頃からインナーマッスルの強化をはじめたのね。もうちょっと早くから始めたかったけど、追い込まれないと行動に移せないという……(泣)。ともちゃん、ドローインって聞いたことある?引っ込めるという意味の言葉で、これがインナーマッスルを鍛えるのにいいらしいんだ。

①深呼吸して、息を吸い切ったらお尻の穴をキュッと締める。

②息を吐きながらお腹を思いっきりへこませる。

③そのまま30秒キープ。お尻も締めたまま。自然な呼吸はしていい。

やることはこれだけで、ドライヤーかけながら、歯磨きしながら、台所で洗い物しながら、日常の中で気がついたときにやってるよ。エルバさんで自分の重心を見つける方法を教わったけど、それと相まって、だいぶ丹田に力を入れやすくなった気がする。ドローインは、インナーマッスルが鍛えられると同時に、この動き自体が内臓を正しい位置に戻してくれるものなんだって。だから胃腸が弱い人にもおすすめなんだとか。おもしろいね〜。(参考文献:堀江昭佳『血流がすべて改善する』サンマーク出版)

そうやって重心がしっかりしてきたら、変なところで力まなくなったのかな?入るべきところに力が入って、今まで必要以上に噛み締めていたところには力がいかなくなって、それが結果として歯ぎしりの減少につながったように感じるよ。今も座ってパソコン打ちながらドローイン意識してる〜。隙間時間を逃さない、意識高い人みたいでしょ(笑)。食後を避ける以外はいつでもどこでもできるから、ともちゃんもよかったらやってみてね。きっとこれも、自分で自分を治していく一歩だよね。


味噌のガラス瓶保存、ともちゃんの小さな革命だね!日常の快適さって、本当にそういう小さな行為の積み重ねなんだろうな。ジップロックが汚れるのも手に味噌がつくのも、現象としては小さなことだけど、すっごく気が滅入るよね。わかる〜。人生の充実度って、そこを見過ごすかどうかで変わってくるような。形ある何かを生み出すだけが創造じゃなくて、日常の中に創意工夫のきっかけは溢れていて、そういうのにいちいち向き合っていくことで「わたし」は満たされていくのかもね。

いちいち向き合う族は正直かなりめんどくさい人種でもあるけど、2022年も引き続き、「なかったことにしない」日々を送っていきたいと思います。1月も半分を過ぎての、新年の誓いのようなもの。タオルとか下着とか全部ピシッと新品を揃えた新年にも憧れるけど、2月生まれのわたしは、旧暦の新年というもう一度やってくる切り替えのタイミングに照準を合わせているかもしれない。誕生日との合わせ技で。かといってそのタイミングで新品揃えるかっていったら、予算的な都合もあって今年もやらなそうだけど(笑)。1月1日で鮮やかに新年のスタートを切れなくても、旧正月があるから大丈夫って言い聞かせてる。今年の旧正月は2月1日。もう一回新年迎えて新しくなっちゃお〜♡

アヤコ


◯食卓の引き出し◯

根菜のおつゆ、おいしそ〜!お醤油味の澄んだおつゆっていいよね。重ね煮は聞いたことあるけど、ちゃんとやったことないかも。昨日豚汁作ったんだけど、豚汁も重ね煮で作ったらまた違った味わいになりそうだね。体温上がるってすごい!

わたしからは、今年たくさん作っているラーパーツァイ(白菜の甘酢漬け)を。花椒入れると本格的になるけど、なくても十分おいしくできるよ。参考にしたレシピにはしょうがもあったけど、ないときに作ったらそれでもおいしかったから、今のは究極にシンプルなレシピかも。いつも台所にあるもので作れるっていうのが、私が繰り返し作りたくなる大事なポイントみたい。

・白菜   4分の1個
・塩    小さじ1

【甘酢】好みで調整してね
・酢    100ml
・きび砂糖 大さじ2
・塩    小さじ1

・ごま油  大さじ1〜
・赤唐辛子 1〜2本

白菜は繊維に沿って食べやすい長さの短冊切り、葉の部分はざっくり手でちぎる。細切りのレシピが多いんだけど、わたしは最低でも白菜半分で作るから、細切りだと心が折れるのね(笑)。短冊切りの方が食感も楽しめるかな〜と。お好みの切り方でやってみてね。切った白菜に塩をまぶして、何か重石をのせて放置しておく。量が少なければ塩もみだけで十分かも。水が出てきたらぎゅーっと絞って容器に入れて、合わせた甘酢を注ぐ。小さめのフライパンにごま油と種を取った赤唐辛子を入れて、うっすら煙が出るまで加熱。酸化が気になる場合はほどほどのところで。白菜の上に回しかけて、ジュッと音がしたのを見届けたら完成〜。白菜の水気の具合で塩気も変わるから、最初は甘酢の塩控えめで様子見て、完成してから塩を追加するのもいいと思います。一晩置かなくても割とすぐ味が馴染むよ。さっちゃんの大好物だけど、ラーパーツァイという名を言えたことは一度もなく、彼の中ではずっと「あの白菜のやつ」です。

左がラーパーツァイ。右はたくあん、上は野沢菜漬け。
漬物が楽しい冬。