見出し画像

やっぱりAIだよね 7

◆同時確率

2つの事象ABがあった時に、それらが同時に起きる確率を同時確率と言います。
これだけだとなんのこっちゃなので、例を出しながら考えていきます。

例えば、サイコロが2つあったとき、1つ目のサイコロを振ったら出た目が偶数だった状態を事象Aとし、2つ目のサイコロを振ったら3の倍数が出た状態を事象Bとします。
これを図にすると次のような感じになります。

サイコロの目は6として、2つのサイコロを振って出るパターンは全部で36通りあります。
サイコロのように確率によって値が変わる数値のことを「確率変数」といいます。
この36通りの内、
・1つ目のサイコロを振ったら偶数が出た(事象A)
・2つ目のサイコロを振ったら3の倍数が出た(事象B)
この2つを満たすパターンは6通りです(図の黄色いマス)
つまり、事象A事象Bを満たす確率は1/6ということになります。
このように2つの事象を両方満たす確率を「同時確率」といいます。
また、同時確率は数式で書くと下記の様になります。

Pは確率を意味する”Probability”から来てると思われます(多分)
同時確率は、それぞれの事象の確率の積で求めることが出来ます。

今回はここまで。
次回は同時確率に似てるけど全然ちがう条件付き確率についてです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?