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宇宙が好きだって?それで西洋占星術師になったのかい?

1.宇宙で飯食えない(小・中学生)

・わたしは小学生の時に宇宙が好きで、プラネタリウムに通ったり、
  図書館で星関連の本を漁るように借り、そして朝日新聞が募集していた
  野辺山の電波望遠鏡ツアーの申し込みを親に嘆願したりしていた。
・親からは、そういう星の世界で生きていける人は、
  東大の研究生や教授になれるような、ずば抜けて頭が良い人だけだ。
  と聞かされ、子供ながらに自分では無理だと気づく
  (直接、無理とは言われてない、
   むしろ頑張れば・・・の意味だったように思う)

2.好きだけど上手くいかないものって、何故だか
  距離をとりたくなる(高校〜大学生)

・勉強は苦手ではなかった、はず。
 大学では航空宇宙学科に行くんだと意気込んでた矢先、
 高校2年生、物理にぶつかる。できなくはない。成績も悪くない。
 でもダントツでできるわけじゃない自分に焦りを抱いた。
 何故って?つまらないんだよ。
 数式から宇宙が見えるんじゃなかったのか?自分。なにも見えないよ。
 数式は数式のままさ・・・
・そこからは、物理がこの程度だったら、きっと大学に行っても
 宇宙の勉強は挫折するに違いない。と思い方向転換をすることになる

3.『自分、宇宙好きです』と言えないので
  『自分、宇宙兄弟好きです』と言ってみる(大人)

・時は流れ、社会人になり、宇宙とは全く関係ない仕事をしている。
 そこで、よくある自己紹介の機会があった。
 そこで24歳上のおじさんが『俺、宇宙兄弟が大好きなんだよね』と
 恥ずかしげもなく言っているではないか!!
 (結局、宇宙自体が好きではなかった)
・そこから私も『宇宙兄弟が好き』と言ってみる。
 そして『自分も』と共感してくれた人に「宇宙好きですか?」と聞いて、 
 仲間探しをしているのだった。

4.『宇宙好きなんですよ、実は占いの方も』で
   西洋占星術と出会う

・部屋には毛利守さんがスペースシャトルで宇宙に行った時のワッペン
 (模造品)が飾ってある。そんな少しだけ宇宙好きが、
 美容室である人と出会うことになる。
・初めて訪れたので、趣味の読書の話をしていたら、
 美容師さんが「わたしも本が好きで特に宇宙の本をよく読むんですよ」と 
 言ってきた。そこで、「占いの方の宇宙も好きで・・・」と。
・星座占いはギリシャ神話に基づく星座のヒストリーがある。
 そう言った書物かと思っていたら、
 「占いって実は、自分の位置からみた星の配置で物事がスムーズに行く・  
  いかないみたいなものだって知ってました?」と。
・それって物理的に大きな天体が地球にいる自分に作用していることか?
 占いとは、スピリチャルな「読める人」が感じたことを
 この世に発信してくれているのでは?と思っていたが、どうやら違う。
 むしろそれは天文学に近いのでは?と感じざるを得なかった。
・早速家に帰り、調べ始めた。それが自分と西洋占星術との出会いになる。

5.宗教・オカルト・スピリチャルは避けて生きたい

・とは言え、目に見えない世界と言われているものは一旦避けてきた。
 近年ある、あの協会の問題などニュースで見ては苦い気分になる。
・西洋占星術がそのジャンルに属していながら、
 知れば知るほど、そうではないことに気が付く。
 そして、意外にも「オカルト・スピリチャルをあまり信じてないです」
 という人が占い師をやってることも知った。
・そうなると、西洋占星術がスピリチャルに属している理由は?
 ということだが、
 学問的に有効性があると証明されていないからだということだった。
 学問の世界で証明されていることは『天文学』そうでない部分を
 『西洋占星術』として人々が古代から継承し続けてきたらしい。
 なんとも言えないロマンを感じるではないか。

そんなこんなで、わたしはオカルト・スピリチャルに心酔するタイプではないタイプの西洋占星術師としてやっていくことの決意をするのであった




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