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登山をはじめよう なぜ登山?どんな効果があるの?

山や森が好きで、日ごろから登山を楽しんでいます。
でも、なぜ山に登るの?って聞かれると、回答に困ってしまいます。
なんでだろう~
ちょっと考えてみて、自分の気持ちを纏めてみました。


登山がもたらす効果

なぜ山に登るのか、それは色々なメリットがあるからだと思われます。
意識的か無意識かは分からないですが、体が求めているんですかね。

身体面、精神面での効果だと思うことをあげてみます。

①身体面での効果

登山は、山の中を長時間歩いて移動する行為です。これは有酸素運動にあたります。
有酸素運動は、脂肪燃焼、心肺機能向上、血液循環改善などが見込まれるといわれています。
私は、ダイエット、スタミナ向上などの効果を期待しています。
(極度の高血圧の方は、登山は急激な血圧変動があるため気を付けてください)

登山は、当然のことながら山を歩くので、斜面を上ったり下ったりします。
しかも、それなりに重いザックを担ぎます。
これは、体幹を鍛えたり下半身の筋肉トレーニングになりますね。
しかも、登りだけではなく、下りも重力に逆らいブレーキをかけながら歩くため、かなり筋肉を使います。筋肉にとっては下りの方がつらいかもしれません。
 (登りは心肺機能、下りは筋力が必要になってくると思います)
年末年始に一か月以上まともな運動をせずに久しぶりに山に登ったら、翌日ふくらはぎが軽く筋肉痛に。。継続した運動が必要なんだと実感。。。

意外なところでいいますと、登山道は、常にでこぼこ、木の根があったり岩があったりするので、転ばないように歩くことでバランス感覚の向上も期待できるのでは。
20代のバランス能力を100%としたら60代は20%になるというレポートを見たことがあります。それほどバランス能力は退化しやすいということだと思います。

②精神面での効果

上記した身体的効果は、ジムの筋トレでも実現できるのではないかと思います。しかし、大きな違いは、自然にふれあうとストレス解消になる、ってことではないでしょうか。
森林の香り、小川のせせらぎ、鳥のさえずりなどに包まれるとリラックス効果を得られるということを聞いたことがあります。
森を楽しみながらこころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指している「森林セラピー」という考え方もあります。
それだけ、自然がパワーを持っているってことでしょうね。

登山の魅力

ここまで ”登山がもたらす身体面、精神面の効果“ を記載してきましたが、正直なところ、「こんな効果があるから登山するぞ!」という気持ちで山に行っていません。
じゃあなぜ山に登るの?って改めて考えますと、やっぱり楽しいから!だと思います。

非日常感

登山の楽しさ、一番は非日常感を味わえることかな~

山頂からの雄大な眺め。

山小屋の温かい雰囲気。

素敵な草花。

一見面倒に思える登山計画、色々と調べ山に登っていることを想像しながら計画をたてることが楽しい。
登山道で地図を見て、方向はどっちかなーと考えることが楽しい。
沢にかかっている小さな橋をドキドキしながら渡るのが楽しい。
山頂で食べるカップラーメン、豆を挽いてドリップして飲むコーヒーが楽しい。
山の中で、仲間と普段はしないようなくだらない話をするのが楽しい。
下山後の温泉が気持ちいい。

そんな体験をしたくて、私は山に登っているんだと思います。

みなさんも、非日常感を求めて、山に登ってみてはいかがでしょうか。
きっと楽しいですよ。


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