2024SS_買ったもの_センシティブチューンという概念
※ほぼ買っていないものについての記事です。
わたしは道具のことは詳しくないのですが、たくさんの釣具の中でひとつだけ琴線に触れたものがありました。それが「AIRITY ST」でした。今さら記事にします。
結論から言うと購入はしませんでした。別の「23 ヴァンキッシュ」を購入しました。道具として使用するときの汎用性と、ソルトで使用する耐久性を考慮したからです。だからヴァンキッシュは、レーダーチャートで言うと五角形の多くの部分が外側に張り出していくんじゃないかなと思っています。当たり前体操すぎるし、もっといいインプレいっぱいあるのでここでは割愛します。
一方でAIRITY ST(黒エアリティ)は、個人的には限界まで削ぎ落とされた華奢で軽くて美しい見た目、無感覚と言われる巻き心地。正直これしかいいところないと思います(十分すぎるのですけども)。
塩を噛んでもいいよとは開発者のインタビューで見ましたが、公式サイトはそれはもう淡水を前提としたつくりです。つまりソルトで利用されることを両手を挙げて推奨はしていないのですよね。これだけ軽量化していれば、manufactured製品であるのに他プロダクトに比べて個体差も大きいのではないかと思いました。
ここまで全部想像ですが、そう思っても、センシティブチューンという概念に惹かれました。別にわたしはマイクロスプーンなどでの繊細な釣りをするわけではないですし、感度とか、全然よくわからないです。
でも惹かれました。「ここだけ死ぬほど特化してて、あとは脆くてもどうでもいい。全部捨ててここに賭けるぜ!」みたいなコンセプト、いいなぁって思いました。先のレーダーチャートで言えば一点突破型です。
本当は全然違って、これだけの軽さと見た目をもちながら、全く脆くないかもしれないし、DAIWA様の製品なので、何にも心配することはないのだと思います。その方が全然いいのですが、どこかで想像通りであってほしいとすこし思ってしまいます。これはよくないことですね。
それはそうと、ここ1ヶ月ほぼ毎日走って、今日やっと6"00/kmを切りました。やったー!走っているときは本当にいつ止まってやろうかと毎秒思いながら苦しんでいますが、タイムが縮んで走れる距離が長くなると嬉しいです。一般的には本当にしょぼすぎるタイムですが、最近では初めて6"00を切れたので嬉しいです。
「なんでこんなに頑張ってるのに良くならないんだろう、いつ薬が減って釣りに行けるのか、むしろ夏休みまでに治るのか、もしかしたらヤツはヤブではないか」みたいな今のオレには闇さえまぶしすぎる・・・。忘れちまったぜ・・・満足なんて言葉・・・という精神状態が、死ぬほど苦しい思いをして走ってきてシャワーを浴びてサラサラの服に着替えたあとは、「今日も走ったからいっか、水飲んで寝よっと!」くらいまで回復します。釣りに行けないストレスを釣り以外で解消できるなんて思いませんでした。でも早くいっぱい釣りに行けるようにこれからも頑張ろうと思います。どうせもう、今さらあとには戻れないし。
写真は南の島です。釣れなかったので泳いでました。
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