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Kungsleden Day1

Nikkaluokta - Kebnekaise

まずはKirunaからNikkaluoktaまでバスで移動。
Spis hostelの朝食が美味しくてがっつり食べてから向かいました。バス停が目の前にあるのでぎりぎりまでゆっくり出来て良かったです。
同じホテルに後泊の予定なのでそのまま不要な荷物はホテルに預けていきました。1泊毎にいくらかの支払いをすれば鍵付きのトランクルームで預かってくれるそうですが、無料のぶち込みルーム(笑)もありそこは無料。
特に貴重品もないので無料の部屋にぶち込みました。

サーモンやサラミ系多め。レバーパテもありました。
力をつけるぞー!!!という気持ちでガツガツいったぜ。
ヨーロッパのホテルご飯、自分でスライス式が基本。


10:00 - 11:40 でNikkaluoktaに到着。
トイレ、昼食を済ませて12:30くらいに行動開始。今日の行程はKebnekaiseまで19km。地図によると5-7時間の歩行。天候曇り。

顔はめパネルしたかったけど、周りに誰もいなくて断念。

ゆっくりと歩き始めていくとホテルでも見かけた女性二人組が声をかけてくれました。
「どこまで行くの?一人?」
彼女たちはスウェーデンに住んでいて、これからKebnekaiseまで向かって登れたらそのまま登山するそう。明日のほうが天候不良になる予報のため、なるべく今日登りたいとのことでした。
いやいや、今昼過ぎですけど😂笑
Kebnekaise山頂は氷河になっておりアイゼンやヘルメットなどの装備も必要。二人共随分軽装なのでちゃんともってるのか確認してしまいました。
hut受付でレンタルもあるのと、まずはinfoに聞いてみるつもりと。是非!

そのままなんとなく一緒に歩いて、初っ端、船に乗船⚓
この区間は約5km程度ショートカットできる船が運行しており、時間も丁度良かったのでそのまま乗船。400sek程度だった気がします。
この船員さんに、「今朝も日本人のカップルを乗せたよ。こんな遠くまでなんでなの?」と、何故でしょう。あはは。
でも、日本にはたくさんの山があって、親しむチャンスが多いこと、私自身はハイキングが好きなことなどを話すとニコニコしながらいいねぇと聞いてくれました。
「まあ私はフィンランドに住んでるんだけどね。」
「近かった!!」

乗船場前後は標識があります。
乗船場の前にレストラン。まだ観光気分で歩ける。
川の色はメルヘンなミルキー色。
アビスコ付近はもっと梓川みたいにクリアで荒々しくなっています。変化が面白い。


船から降りて、私のほうがややペースも早めなのでスウェーデン人の子たちとはお別れ。そのままぐんぐんKebnekaiseを目指して歩きます。
この区間はやや徳沢−横尾を思い出すような樹林単調な道が続きます。ニリンソウでも咲いててくれないかな。徳沢でチャーハン食べたいな。など雑念ばかりのトレイルでした。


到着!

Kebnekiase hutは大きく、登山ツアーの受付やショップ、カフェの併設もありました。ここでKungsledenのTシャツを見つけて購入を悩んだのですが、きっとAbiskoにもあるだろうし初日に荷物増やしたくないしと悩みやめました。その後出会うことなく購入出来ず。いいか、絶対次回購入するからなという気持ちでいっぱいです。


日本では被りやすいmont-bell、こちらでは誰とも被らず色も目立って◎

初日のテントはKebnekaise hutをやや過ぎたところに。
hut手前は樹林の中ですが、ややこして行くと開けた岩場になります。天候やお好きな風景で、みんな各々自分にとって望ましい場所を探していました。

うろうろしているお兄さんに
「いい場所探し中?」と声を掛けると
「完璧な場所を探してるんだ、今日はSälkaから歩いたから結構疲れちゃって。明日はKebnekaiseに登れたらいいけど、天候次第かな。」
概ね26kmですね。そりゃ疲れる。
この辺に張るつもりだからきっとまたねと分かれましたが、それだけ歩いてもなお明日Kebnekaiseに登ろうとするお兄さんに脱帽だよ私は。

私は船でショートカットもし、そこまで疲労なく1日目を終えたのでした。


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