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犬牽と行く美術館・博物館

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日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ
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#東京国立博物館

犬牽と行く美術館・博物館⑨東京国立博物館『ポンペイ展』2022/1/14~4/3

 日本の伝統的なドッグトレーナー〝犬牽〟を継承する筆者が、その目線で美術館や博物館を巡るシリーズ。  今回は東京国立博物館で開催『ポンペイ展』を取り上げる。  さて、二〇二二年一月一四日~四月三日まで東京国立博物館は平成館にて『ポンペイ展』が開催となった。  西暦七九年、現在のイタリアはナポリ付近に存在したローマ帝国の都市ポンペイは突如発生したヴェスヴィオ山の噴火によって人々諸共火山灰の下へと眠る。  一般的な被災地ならば復興の末にその形跡の多くを無くすが、ポンペイは一八

犬牽と行く美術館・博物館④『東京国立博物館・常設展』その2【不動明王のモデルは犬牽?】

◯はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  4回目は、東京国立博物館の常設展を取り上げています。  建物の広さと所蔵品の多さから、1日をフルに使って巡らなければ見きれないほどの内容を誇る同博物館。  そのためこのエッセイでは犬牽の目線の元、厳選した所蔵品を3つに分割してご紹介していきます。  今回は第2弾。『不動明王立像』を普段は絶対にしない目線から、見つめていきましょう。  

犬牽と行く美術館・博物館④『東京国立博物館・常設展』その1【鶉と犬牽の切っても切れない縁】

◯はじめに 日本伝統のドッグトレーナー/犬牽(イヌヒキ)の技術と文化を継承する筆者が、その目線を持って美術館・博物館を巡るエッセイシリーズ。  4回目は、東京国立博物館の常設展を取り上げます。  建物の広さと所蔵品の多さから、1日をフルに使って巡らなければ見きれないほどの内容を誇る同博物館。  今回は犬牽の目線の元、厳選した所蔵品を3つに分割してご紹介していきます。  それでは、行ってみましょう! 〇東京国立博物館 東京国立博物館はJR・東京メトロ銀座線日比谷線上野駅または