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まだまだ暑く、熟塾。

残暑。まだまだ暑い九月五日。
まだまだ自分は遊びたがっているということを最近、感じている。
夜中は目が冴えるし、体もうずうずしてくる。
とはいえ、クラブに繰り出したいわけでもなく、只々人気の無い夏の夜を練り歩くだけ。
ここトビリシは夏の間、どこのクラブも空いておらず、皆バトゥミにバカンスに行ってしまう。そこらのクラブもバカンスを追いかけ、出張する。
とういうことでトビリシに人が居なかった。それはそれで静かな時間が流れ、綺麗ではあった。
自分が今住んでる辺りの旧市街地のお昼はとても静かでゆったり時間が流れていた。
とはいえ、一部の人に言わせれば、夏ももう終わったらしい。
八月で夏は終わりなのか。夏はもう行ってしまったのか。この暑さは夏もさすがに尾を引かれ、少し残っているのか。蜩はどこに行ったのか。今年も声を聴けずじまいで夏を終えるのだろう。
九月に入り、人々もクラブも仕事もバカンスから帰ってきたのか、トビリシの夜が少しずつ賑やかになってきた。トビリシの昼も活気づいてきたようにも思うが、暑さが人の体力をガリガリと削っており、皆、未だ元気なさそうに見える。
自分が三人の先輩と住んでいる渦の家は、とても古い観光地のど真ん中。周りは再開発ばかり。毎日工事の音が蝉の声に聞こえ、まあこんなもんかと働く音を聞きながらゆっくりしている。
次にしなければいけない事をしっかり着々と進めて行こう。
次は何だっけ?


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