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今夜寂しかったら うちにおいでよ 灯りつけておくから 朝までつけておくから あったかいお茶を入れて 朝までここにいるから 手の甲をさすっても 痛いよね あきらめるには 大きすぎるよね 祈りはいつだって 届かないよね 空を仰いでも 星に願っても はかなく崩れて消えるよね 落ちる涙の数 降りしきるこの空の星の数 永遠のようでも ちゃんと終わりがあるのかな 笑顔に戻れる日が ちゃんとくるのかな
好きとか 嫌いとか なければ楽かな でもないとつまんないな
雨の葉 さらさらと流れて 夜を包んで 夢の香 ゆらゆらと曖昧で 恋を溶かした 夏のはじめの あの夜も雨だったね ざわざわと 風にひやかされたね
こころにある風景と 目の前の風景が たとえ少し違っていたとしても 君がいて 僕がいて あの日と同じ風が吹いているならば それもよしとしようか 描いてきた生活と 僕たちの生活が たとえ少しかけ離れたものだとしても 君が笑い 僕が歌い 今夜もやわらかな気持ちでいられるならば それもよしとしようか あいのうたをうたおう 君の目を見てうたおう 僕の唇にのせてうたおう 明日も明後日も その先もずっと 君と僕が手をつないで歩いていけるように