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ステレオタイプ

インド人と日本人とはよく対極におかれます。よくしゃべるインド人、シーンとしている日本人。中国人と日本人とも比較されます。いきなり中国語でがんがん喋り出す中国人、英語にしなきゃとおどおどして結局何も言えない日本人。

そして、自己主張の強いアメリカ人、何を思っているか言えない日本人。

この言葉を聞いて、ステレオタイプだよという人もいるでしょう。

でも、海外から帰ってくるとこうした比較があたっているなと思うことも多くあります。最近、ちょっときになるのが日本人の「内弁慶」。自分たちの間では結構ギャンギャン騒いでいても、国際的な公式な場ではダンマリ控えめ。そして会議のあとで、自分たちだけで集まって、感想をもぞもぞ。

海外でしっかりと仕事をするには、やっぱり下手でもなんでも、しゃべって自分の意思を表現しないと、結局プロジェクトや会議に積極的に参加していないと思われてしまいます。

ステレオタイプは相手のちょっとした誤解でも増長されます。だからこそ、海外では日本人がどんなステレオタイプをもたれているかをしっかり認識して行動することも大切です。

ところで、カナダのケベックに行きました。ここはフランス語圏で、カナダからの分離独立の動きもあったほどで、英語が通じにくいという情報から、そんなステレオタイプを持っていきました。

街の様子は、ここに掲載した写真のように、まさにフランスの田舎町に迷い込んだかのようでした。で、レストランにはいったとき、必死で片言のフランス語でウエイターに話しかけたところ、流暢な英語で応対され、拍子抜け。

これが私の最新のステレオタイプな体験でした。

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