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ハーバード大学でちょっと考えたこと

私の友人のアンドリューとハーバード大學のi-labにいきました。

写真はそのときのものです。

ここは、インキュベーション、つまり新しいビジネスを考える学生が集まり、情報交換をしたり、リサーチをしたり、教授とブレーンストームをする場所です。語学教育の未来に向けて、新しいツールを作ろうと今考えています。

ところで、今回このミーティングに教授と共に集まった15名の人々のうち、13名がアメリカ人ではないことに気づきました。エジプト、インド、中国、南米、そして私(日本)などなど。

しかも、担当の教授は中国系。彼を含めて皆それぞれの国のアクセント丸出しの英語で議論を重ねます。

今、グローバルにコミュニケーションをするときは、常に異文化への理解が必要です。でも、それには英語という世界言語が欠かせません。そして、それぞれの人がそれぞれのアクセントをもっていても、まずはどんどん意思疎通をしてゆくことが最も大切なのです。

日本の英語教育に欠けているのはこの一点です。

つまり、躊躇せずに、不完全な英語でもいいから自分の意見を発話するノウハウを学習することが欠けているのです。

世界の人が集まるハーバード大学。さすがですね。

帰りに面白い光景に出会いました。大学のそばの広場に花束がたくさんあったのです。近づいてみると、最近亡くなったタイの国王ラーマ9世を偲ぶもの。世界中から人が集まるこの地だからこそみられる光景です。

英語教育をこえて、日本のグローバル教育のあり方を考えさせられた1日でした。

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