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韮崎北杜山麓ライド1

これから3回ほどにわたり、僕の大好きな自転車コースを紹介します。一つ一つは短めですのでよろしくお願いします。
PHOTO Yasuo Wakayama

①徳島堰(とくしませぎ)ルート

山梨県韮崎市の西側(鳳凰三山側)の里山の麓、標高400m~500m付近を北から南へ流れる「とくしませぎ」この辺りで暮らす農民のための農業用水路である。韮崎市から南アルプス市へ約17㎞。この標高、この水で作られるお米は最高級品です。富士山と八ヶ岳と田んぼを見ながらの田舎道ライドはのんびりな気持ちになっちゃいます。

徳島堰からの風景。どこを走っているか見つけられるかな??

田んぼに囲まれた農道をひたすら北上。信号なし。冬は北風がすごくて鍛えられます。自然の中に聞こえるのは風を切る音と自分の吐く息の音。あっ、あと車の音もあるな。周りをよく見てライドしましょう。

韮崎市の中心より少し北西側、徳島堰から少し登ると現れる「武田八幡宮」。武田発祥の地。1200年前に武田家が始まった歴史ある場所。だから韮崎市は「武田の里」とよく言われます。
鳥居からの参道は急な坂道。参拝者の他に、地元の学生たちのトレーニングコースともなっています。もちろん僕の昔からのトレーニングコースでもあります。1200年前の景色を想像しながら、息を切らすのです。

武田八幡宮
武田八幡宮鳥居。

武田八幡宮から戻ってきて程なくすると、「わに塚のサクラ」が現れます。これは韮崎のシンボルの一つですね。樹齢約330年。例年3月下旬ころには見事な花を咲かせます。徳島堰からもよく見えます。遠くから見るのもいいですが、下から見上げるのも迫力あります。桜の季節はとても混雑、人が多すぎて自転車は乗れません。バイクシューズカタカタ、引いて移動します。カメラマンも多いです。望遠レンズで富士山バック、八ヶ岳バック、いろんな撮り方ありますのでぜひお試しあれ。

夏はすいてます

ずーっと変わらず立っているわに塚のサクラ。田舎の何ともない風景ですが、飽きませんね~。

つづく・・・・・

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