会社や事業(ビジネス)を売却する理由とは?

今回はどのような理由で経営者は会社や事業(ビジネス)が売ろうと思われたのか?についてです。

1.後継者がいない
 こちらが会社が一番多い理由です。基本的には中小企業は親族内で事業承継される事が一般的です。しかしお子さんがいらっしゃらない経営者はもちろんですが、いらっしゃっても会社を継がれないこともあります。

 借入の保証や株式の買取資金がないという理由で他人の経営幹部の方への承継も難しい事が多く、親族内で承継が困難な場合に会社の売却を検討されることが多いです。

2.事業の選択と集中をしたい
 いろいろな事業に手を出しているが、本業に力を集中するために、本業以外の事業(ビジネス)を売却したい。と言う場合にM&Aが検討されます。

3.将来が不安で乗り越える自信がない
 現在は会社に売上も利益もでているし、問題はない。
しかし少子化でマーケットが縮小したり、AIに仕事を取って替わられるなど、変化の激しい将来に不安がある中小企業が、大企業の傘下に入る、もしくは中小企業同士が手を組む。といった形での売却を検討されます。

4.業界再編の波がきている
 調剤薬局や医療介護、IT、物流、不動産業界は大手企業が積極的にM&Aで業界再編を進めており、この波に乗ることで企業が高値で売却することができ、また、大手傘下として安定した経営基盤がもたらされます。

以上が会社や事業(ビジネス)を売却する主な理由になります。

これらの不安を解消する方法として、M&Aについてご相談だけでもお気軽にして頂ければと思っています。

***********************************************************

M&Aのご相談は山川会計事務所 グローアルM&Aコンサルティングへ

公認会計士・税理士 山川 賢記

http://www.yamakawa-cpa.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?