もったいない。事業を一部でもやめる場合は必ず知っておいて下さい。
知らぬは損です。
私はM&Aを中心に業務をしているので、新たにお知り合いになった経営者の方とお話する機会があったときに、
経営者の方からM&Aについて質問して頂けることが多いんですね。
そこでよく出てくるなあと思うのが、利益が出ていた事業を過去にやめてしまっていること。
儲からないからやめたという事業は良いのですが、
新たな事業がしたいとか、
本業でない事業をやめて本業に集中したいとか、
あるいは売れているが将来の会社の進みたい方向と違う商品やサービスだと言った「事業を選択・集中」する理由で、
利益は出ている事業なのにやめたことがあるという経営者が非常に多いんです。
これ、全て事業を売れることを知らないから売らずにやめてしまっているんですね。
お話するとだいたい「え!?あれって売れたんですか?、売れたお金を本業に回せたのに・・・」と悔しがられます。
そして事業をやめる時、ゼロになるだけならまだ良いのですが、
処分費用等もかかってマイナスになる場合さえあります。
利益が出ている事業を売却する時は事業の人気不人気等にも左右されるのですが、ざっくり営業利益1~3年分程度で売れると考えておいて下さい。
このブログを御覧になった経営者はもう大丈夫ですね!
儲かっている事業をやめるときはまず相談をしてみて下さいね。
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公認会計士 山川 賢記
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