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「コラの反逆」民数記16章17章~ちょびっと聖書  a little Bible

12/24(土)

<気づき>
民数記16章
・3彼らは徒党を組み、モーセとアロンに逆らって言った。「あなたたちは分を越えている。共同体全体、彼ら全員が聖なる者であって、主がその中におられるのに、なぜ、あなたたちは主の会衆の上に立とうとするのか。」
・17あなたたちは、おのおの香炉を取り、それに香を載せ、主の御前に持って来なさい。おのおの一つずつ、二百五十の香炉を持ち、あなたもアロンもそれぞれ自分の香炉を持って来なさい。」
・ 21「この共同体と分かれて立ちなさい。わたしは直ちに彼らを滅ぼす。」
・32地は口を開き、彼らとコラの仲間たち、その持ち物一切を、家もろとも呑み込んだ。
・ 35また火が主のもとから出て、香をささげた二百五十人を焼き尽くした。
→コラの言葉は神の元に皆が平等であるという一見正しいようにも見えます。しかし、神様は人間の初子の身代わりとしてレビ人を置き、そしてこの民を導く者としてもモーセをお選びになりました。

民数記17章
・5これは、アロンの子孫以外の者が主の御前に近づき、香をささげてはならないことをイスラエルの人々に思い起こさせるためであり、コラとその仲間のようにならないためであった。それは、モーセを通してエルアザルに語られた主の言葉どおり作られた。
・10「この共同体から離れなさい。わたしは直ちに彼らを滅ぼす。」二人はひれ伏した。
11モーセはアロンに言った。「香炉を取り、それに祭壇の火を入れ、香を載せ、急いで共同体のもとに行って、彼らのために罪を贖う儀式を行いなさい。主の御前から怒りが出て、もう疫病が始まっている。」
・ 13死んだ者と生きている者との間に立つと、災害は治まった。
・22モーセはそれを掟の幕屋の主の御前に置いた。 23明くる日、モーセが掟の幕屋に入って行き、見ると、レビの家のアロンの杖が芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいた。
・25主はモーセに言われた。「アロンの杖を掟の箱の前に戻し、反逆した者たちに対する警告のしるしとして保管しなさい。そうすれば、わたしに対する不平がやみ、彼らが死ぬことはない。」
→香を幕屋の前にもってくるように伝えた行為は、誰が神様の前の祭司であるかを確認するためのものでした。コラの反逆による神様の裁きの後でも、民は不満を言って神の怒りを招きます。懲りないのがイスラエルの民です。聖なる者になりなさいという神様の尺度と人間の尺度はあまりにもかけ離れています。ここでも、アロンが贖罪のささげものをささげ、神様を宥めています。

<祈り>
 コラが、神の元に皆が平等であるという一見よさそうな理屈で反逆したように、私たちも罪を犯しやすい存在であることを認めます。モーセを引きずり降ろそうとした行為は、イエスキリストを引きずり降ろそうとする力と同じように思いました。神様に至る道は、イエスキリストの十字架の恵みのみです。救いは、イエスキリストにあります。他の一見よさそうなものも、救い主イエスキリストの救いに代わるものはないことを信じます。イスラエルの民を、今日の2章で2回も神様は滅ぼそうとされました。しかし、それをとりなしたモーセとアロンのように、イエス様が私たちのとりなしてくださる方であることを感謝します。今日も、聖霊様ともに歩いてください。今日はクリスマスイブですから、イエス様の誕生を共に喜ぶことができますように。


~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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