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「杖で岩を二度打つと」民数記20章21章~ちょびっと聖書  a little Bible

12/28(水)

<気づき>
民数記20章
・ 10そして、モーセとアロンは会衆を岩の前に集めて言った。「反逆する者らよ、聞け。この岩からあなたたちのために水を出さねばならないのか。」 11モーセが手を上げ、その杖で岩を二度打つと、水がほとばしり出たので、共同体も家畜も飲んだ。 12主はモーセとアロンに向かって言われた。「あなたたちはわたしを信じることをせず、イスラエルの人々の前に、わたしの聖なることを示さなかった。それゆえ、あなたたちはこの会衆を、わたしが彼らに与える土地に導き入れることはできない。」
 メリバの水で、モーセは神様の命じられた岩に水を出せと命じることをせず、杖で2回岩を撃つことで水を出した。これは、神様の栄光を現すことではなく、神様の目に良しとはされなかった。

・28モーセはアロンの衣を脱がせ、その子エルアザルに着せた。アロンはその山の上で死んだ。モーセとエルアザルが山を下ると、 29共同体全体はアロンが息を引き取ったのを悟り、イスラエルの全家は三十日の間、アロンを悼んで泣いた。
 山はモーセが十戒を授かったり、イエスキリストが祈りにいったり、神様と出会う場所という印象があるが、ここではアロンが次の代のエルアザルに衣を引き継ぎ、死んだことが記されています。衣を着せることで代が代わることを表しています。イエスキリストを着なさいという新約聖書の言葉を思い出します。

民数記21章
・ 5神とモーセに逆らって言った。「なぜ、我々をエジプトから導き上ったのですか。荒れ野で死なせるためですか。パンも水もなく、こんな粗末な食物では、気力もうせてしまいます。」 6主は炎の蛇を民に向かって送られた。蛇は民をかみ、イスラエルの民の中から多くの死者が出た。
・8主はモーセに言われた。「あなたは炎の蛇を造り、旗竿の先に掲げよ。蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る。」

 民がモーセに逆らうことに対して、主は炎の蛇を民に送ります。新約聖書では、イエスキリストを信じる者の上に炎の舌がくだり、異国の言葉で話し始めたことが記されているのとは対照的です。青銅の炎の蛇を旗の先に掲げることで、それを見上げると民は命を得ました。ある意味、十字架のイエスキリストを仰ぎ見ることに似ていると思います。

<祈り>
メリバの水の意味が分からず、別の聖書からモーセが行った決定的な間違いは、主が岩に命じて水を出せといったのに、モーセは自分の感情を岩にぶつけて、2度杖で岩を打つことで岩から水を出しました。言葉によって物事をなす神様を信じず、自らの言動で結果を得たことがモーセの罪とみなされました。神様、どうかこのことからも学ばせてください。神様の権威を尊重する大切さを教えてください。


~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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