【連載vol.1】ラジオのたね

やっぱりラジオが好き。
そんな私が過去に送った採用ネタメールを読み、懐かしみ、愛で、あわよくば白髪を減らしたい。
ラジオネームは当時もので現在とは異なる。

【爆笑問題カーボーイ】

2016/3月送付分

コーナー名: 僕たちはまだ知らない

概要: あなた以外がまだ知らないことを送るコーナー。"あの花"風のオチをつける。

読まれたら７年ぶり二回目！

ラジオネーム：親が浮気してる、です。

これは私が小学５年生の時の話。

転校先の小学校で上手く馴染めないでいた私は、大人しく、あまり発言しない子供でした。

ある日クラスの子が卒業を待たずして転校してしまうということで、クラスでお別れ会を催すことになりました。

ゲームをするのがいいのか、劇をするのがいいかと話し合っている時、思い切って手を挙げました。

「はい、親が浮気してるさん。」

「私は前の学校を転校するときに、隣のクラスと合同で、縁日をやってもらいました。クラスのみんなが何人かに分かれて屋台を作って、転校していく３人が縁日をまわるっていう。
たこ焼き屋さんごっことか、めっちゃ楽しかった。それをやりたいなぁ。」

私の発言に

「楽しそうやなぁ」

「ええなぁそれ」

と次々と賛同の声が寄せられましたが、先生が一言。

「うちは転校するん一人だけやし、人数が足りへんのちゃうかなぁ。」

そうして私の案は採用には至らなかったのです。

あの日私が話した縁日の話は、全部嘘だったことをまだ誰も知らない。

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当時の反応(筆者の弱小記憶より抜粋)

田中「親が浮気してる、一回読んでるの？」

太田「俺は小さい頃柔道を習っていないのに、習っていると嘘をついていた」