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【利用者インタビューvol.9】大好きなパンでみんなを笑顔にしたい(イム・レーオ 内藤千晶さん)

皆さまこんにちは。
やまじゅう編集部の宮川です。

やまじゅうを取り巻く様々な人を通じて場所を知ってもらうためのカテゴリ「やまじゅうな人」では、「利用者さんの声」を紹介していきます。

・どういった人がどういった形で利用しているの?
・実際の使い勝手ってどうなの?
・なにが試せて、なにが学べるの?

そんな小さな「?」を、実際に使っていただいた方へのインタビューを通じて解消して行けたらと考えています。


今回の利用者さんは、須坂市内にお住まいの内藤千晶さん。
現在は、ご自宅でパン教室を開いています。

もともとパンを食べるのが好きだったという内藤さんは、自分好みのパンを作れるようになりたいという想いからパン教室に通い始めました。

2017年、旦那さんの仕事の関係でタイに住んでいた内藤さんは、タイ在住の日本人に向けてパン教室「イム・レーオ」をスタートさせます。「イム・レーオ」は、タイ語で「お腹いっぱい」を意味する言葉です。この言葉を選んだ理由は、友人の娘さんに自分で作ったパンを初めて食べてもらった時の喜びを忘れたくなかったからだったそう。

その後タイから帰国し、出産を経て東京でパン教室を再開。2022年11月、自然が豊かな環境で子育てをするため須坂市に移住しました。これまでは、「パンを通して一人でも多くの人の笑顔が見たい」 との思いでパン作りを教えてきましたが、須坂市に来てから「パン屋を開きたい」と、考えが変わり始めました。

内藤さん
「須坂市周辺の人たちがどんな暮らしをしているのか、考えるようになったのがきっかけです。平日は子育てと仕事を両立しながら、休日にアウトドアやお出かけを楽しむ方が多いと感じました。そこで、手軽にパン楽しめる方法として販売を行うことで、より多くのお客様に喜んでいただけるのではないか、と、考えました」

やまじゅうでは、製造エリアの広さや歩行者が気軽に店に入りやすい点を気に入っていただき、2023年5月と6月に飲食エリアをご利用いただきました。

内藤さん
「キッチンの使い方などは事前に説明いただきましたし、困ったときはスタッフの方がその都度丁寧に対応してくださったので助かりました」

こだわりの小麦は、国内産・長野県産が中心。身近な生産者を応援したいという気持ちがあります。

外はカリッと中はもっちりしたハードパン
噛めば噛むほど美味しさがあふれます

自身が作ったパンを販売するのは初めてということで、工夫したのは店内のディスプレイ。パンはシンプルに何があるかわかりやすいよう心がけました。

内藤さん
「反省点は大きくふたつ。ひとつは接客で、未経験だったため慌ててしまい、お客様を待たせてしまうことがあったと思います。もうひとつは準備にかかる時間です。早朝から準備をしていましたが、特に最初の頃は、開店の時点で商品が揃っていないこともありました。パン作りのスピードと技術をさらに上げて、どちらも余裕を持ってできるようにしたいです」

内藤さんが広報に使ったのは、チラシとInstagram。Instagramは、以前からパン教室の様子などを投稿していました。

内藤さん
「体感的にはInstagramを見て来てくださった方が多い印象です。なかには、前から食べたいと思ってくれていた方がやまじゅうで販売することを知って来てくれた、ということもあったので、私の作るパンが届いていることを感じられて嬉しかったです」

内藤さんは現在、パン屋の開店に向けて須坂市内で不動産探しの真っ最中です。今後の展望について聞いてみました。

内藤さん
「地域のみなさんに愛されるお店にしたい、というのが第一です。それと、須坂という自然豊かな場所に開くので、自然と調和した雰囲気のお店にしたいと思っています。10・11月にもやまじゅうさんを利用させていただくので、もっとファンになっていただけるようレベルアップして頑張りたいと思います」

内藤さん、取材受けていただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。


【イム・レーオ】

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