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カミカリスマ2022授賞式に参加して思う事

12月初旬急に温度が下がり、本格的な冬が近づいてきたなと感じる頃、カミカリスマ2022にグレーティー♾のカット部門にKOKOMOがノミネートされたので帝国ホテルで開催される授賞式に参加してきました。

カミカリスマとは日本の美容師の稀有な技術を世界にむけて発信していく企画で、料理に例えるとミシュランガイドのようなもので、第三回目となる今回らは全国版に広がり計24万軒のサロン53万人の美容師の中から美容師個人やサロンに送られる賞。
具体的にはカミカリスマ1つ星〜3つ星として個人に、カラーやアレンジなど部門ごとにサロン、あとはグレーティー♾という8つのエリアから個人もしくはサロンが選ばれる部門に分かれた。

今回個人的な受賞でなく僕が働いてるサロンのKOKOMOがグレーティー♾として選ばれ、香川県では3軒、四国では7軒が同じ部門にノミネートされた。

僕の気持ちはというと、働く場所を用意してくれている社長、今までKOKOMOに携わってくれた全スタッフ、今までご来店くださったお客様、たくさんの人達が関わって今のKOKOMOというブランドが出来上がったし、社長1人で立ち上げてからスタッフが徐々に増えkokomoからKOKOMOになったようにいろんな歴史の延長線上に今があるので、全てをひっくるめ感謝の気持ちで参加してきた。


授賞式は規模も膨らんで全国から選りすぐりの精鋭達が集いそれはそれは華やかな空間だった。美容業界を活気づけようとするような豪華な演出あり、会場いっぱいになった一流達がどれだけたくさんの人を笑顔にしてきたんだろうと思うとわくわくした気分になった。

そしてわくわくした気分とは対照的に、この賞の影響力が増して分断されるような状況になったら嫌だなとも思った。

当然、賞なので選ばれている方も選ばれてない方もある。賞の中にだって優劣がある。

美容師にとって本当に喜ばしいのは技術で目の前の人が喜んでくれた時だと思うし、売り上げはどれだけ喜んでくれたかというのを表すのに便利な数字ではあるけど絶対なのものではない。ビジネスマンとしての競争であれば数字で順位はつけやすいけれど。

賞を獲った方は、自分に合ってる環境で正しい努力を積み重ねてきたのは間違いない。

だからみんな頑張っててかっこいいなとか、

いろんな思考が巡った時間だった。

その当日たまたまポッドキャストを聞いていて、耳に入ってきたのが


『過去は変えられない。まったく新鮮な気持ちで過去に触れる事は新しい感覚なれるけれど、過去は懐かしむくらいしかできない。』

言い方は違うけど、みたいな事を言っていて

どんなに過去を懐かしんでも新しさには変わらない。ただまったく新しい気持ちで過去にアクセスするのは別。

時代を、未来を、作るのは新しい事を取り入れて新しい行動をして行く事というのを僕は受け取った。


名誉ある賞をいただいて嬉しかったので、明日からまた精進していこう。そしてたくさんの美容師さんがカミカリスマに憧れて毎日のサロンワークのモチベーションがあがり世の中がハッピーになるとしたらとても素晴らしいな。


久々の東京で知り合いも増えいい刺激なりました。

感謝の気持ちを込めて。

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