ねこじゃらし (Ver.1)

 人の話し声が聞こえているところで文章を書くのは無理なので、脳を使わずかけることだけを描いておこうと思います。

 ホロライブのこよりちゃんの声が聞こえます。ファイナルファンタジーかな。そもそも別人かもしれない。家人の趣味を全部把握しているわけではないので、にじさんじの方かもしれない。娘がうろうろ歩き回りながら、スプラトゥーン3のフェスをやっている。今回、フェスのお題が、私と分かれたので一緒に遊べなかった。残念。詳しい話はできない。なぜなら、こよりんのダンジョンの話が、続いているから、公園じゃないけど、たこ焼き屋もないけど、ってことはファイナルファンタジーじゃないな。なにかしら。

 ねこじゃらしの話をしたい。娘が保育園のころ、毎朝のようにねこじゃらしを持って保育園に行っていた。なにせ、全員ごはん派だから。あ、また、スプラが割り込んできた。

 スプラトゥーン3のフェス、3チームに分かれて、争うんだけど、鷹嶺さん、今日は競馬とドラクエ8なのです。昨日のドルマゲス戦をリアタイできて、とても楽しかった。あの世界ってなんだろう。やっぱり、こんこよじゃない気がする。

 なんでねこじゃらしを持って保育園に行っていたかというと、なにか、自分のわがままを通したかったんだと思う。なんというか、保育園には本当は行きたくなかったし、お母さんの帰りが遅かったし、でも、それはできないから、なにか、自分で決めたことをやりたくて、それがねこじゃらしだったんじゃないかと思う。ねこじゃらしを持って保育園に行って、ふたつ下のクラスの先生に毎朝プレゼントしていた。うらぬす? あれー、ファイナルファンタジーじゃないよな。私が知っていたファイナルファンタジーにウラヌスなんて出てこなかったし、「ずのー」「こよりの」って言っているから、こんこよ確定ですね。デスゲームの司会者らしい。最初の試練はなんだろう、あ、なんか、RPGらしい謎解きをやっている。これは、脳が自由にならないやつだ。

 あの先生にも、保育園の他の先生にも、たいへんお世話になった。

 それから、保育園に行くときに、とっていたねこじゃらしが、だんだん少なくなっていった。除草作業が入ったんだと思う。だんだんなくなっていくから、「ねこじゃらしがなくなったら、どうしようか」という話をした。代わりに持っていく植物を相談した。それで、クローバーもどきみたいな、三つ葉の葉っぱを娘が選んだ。もう、すっかり冬だった。ねこじゃらしの季節は長い。長いなぁ。

 今は8月だけれど、7月から、みちばたにねこじゃらしがわさわさしていた。こんなに暑いのに秋の気配を感じさせる。ねこじゃらし、秋の季語だと知っているのは、私が俳句をやっていたからだろうか。それでも、ぺんぺん草、クローバー、ねこじゃらしあたりは、年中見かける植物だと思っていた。娘が毎朝ねこじゃらしをつんでいたおかげで、冬から春にかけて、ねこじゃらしの姿が見えなくなることに気づいたんだ。

#ねこじゃらし
#エッセイ

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