見出し画像

three countという神曲について語る

お久しぶりです。やまーるです。
前回は3年前に頭おかしい身内ノリブログを書きました。今回も頭おかしいものを書きます。というか3年経ってるの?時間の流れ早すぎない?
自分のフォロワーがcrossroadsという神曲について語るブログを書きました。愛がめちゃくちゃ伝わり感銘を受けたので自分も真似させてもらいます。こいついつも二番煎じしてるな。

始めに、好きになった当時の個人的な感想・解釈と今の感想・解釈を語ります。今の自分から見ても違うだろうなっていうことを一部あえて語ります。
筆者自身の恋愛観も出てきます。100%自己満足です。
それほどその時にぶっ刺さったという自分語りです。正直恥ずかしいです。
ですが年を取ると感じ方が違うというのも面白いと思ったので、当時を思い出しながら書きます。


そもそもthree countって誰の曲?

多分この記事を読んでるほとんどの人にとっては、1+1=2くらい常識的な部分なので知っている人は読み飛ばしていいです。知らない人は読んでください。
only my railgunLevel5 -judgelight-等、アニメソングで有名なfripSideの曲です。2018年2月28日にリリースされたkilling bitesというシングルでカップリングとして収録されているのがこのthree countという曲です。
作詞は南條愛乃(Phase2ボーカル)、作編曲は我らが八木沼悟志(fripSideプロデューサー)です。
というか2018年なの?時間の流れ(ry

three countを好きになったきっかけ

細かく語る前に僕がこの曲を好きになったきっかけについて
普段、僕が音楽を聴くときはあまり歌詞の意味を想像せず、音楽性を重視して聞く傾向があります。イメージ的には外国語の意味はわからないけどなんかかっこいい!みたいな感じで歌詞を表面上だけ聞いてるような感じでした。
そんなあるとき、ランダム再生でthree countが流れてきて解釈は違ったものの初めて歌詞が身に染みる感覚を味わいました。リリース当初は「いいバラード曲だなー」程度だったのですが……
その時の僕の状況としては、周りが少しずつ結婚し始め、僕自身は恋愛でいろいろ悩んでいる時期でした。そんな状況と重なって、人生で初めて歌詞がすっと身に染みて自分なりに理解し、そこからこの曲がめちゃくちゃ好きになりました。

three countの個人的解釈

歌詞は著作権の都合で全部そのまま載せるのはよくないかなと思ったので、全部書きたい気持ちを抑えて抜粋して記載します。(多分気にしすぎですが一応)
気になる方はこちらのサイトのような歌詞サイトをご覧ください。
あくまで個人的解釈+好きになったきっかけの当時の感じ方をそのまま書き出しています
先述の通りすでにご存じの方にとっては解釈が異なるかと思いますが、こんな解釈もあるんだな、くらいで読んでもらえれば幸いです。

イントロ

3つ数えるうちそっと覚悟しよう
ここから先は好きだけじゃいられない
答えはあるのにカウントしきれない
見えない未来に躊躇ってる

ベルとともにしっとりと始まります。
ここで僕は友達以上恋人未満の関係で、恋人になりたいけど関係が壊れるのが怖くてなかなか慣れない状況を想像していました。当時の僕はこの前提でこの曲にハマっていきます。
ちゃんとこの後の歌詞を聞けばわかりますが、おそらくこの二人は付き合っている状態でプロポーズになかなか踏み出せない状態です。
しかし当時の僕は若く、色々と複雑な状況におり、まだ結婚に対しての意識が薄かったため先述の状況を想像していました。でも怖くて踏み出せない気持ちは今でもよくわかる……
そのあとに流れるエモーショナルなリードシンセ。
暗くはないけどめっちゃ明るいわけでもない、どこか物憂げな気持ちが表現されている進行で世界観に引き込まれます。

1番Aメロ

これ以上進めない弱気さえも乗り越えたよね
いつでも二人一緒だった

もうこの時点ですでに付き合って長いよね、と今の僕は思います。
ですがイントロで書いた通り、当時の僕は別の解釈をしています。めちゃくちゃ親密な恋人未満の友達を想像しています。
当時僕の周りは結構苦労している人が多く、そこらへんの相談を受けていたこともあってそのような解釈をしていましたね……
曲のほうはドラムとピアノのリズム隊、そしてリバーブが聴いているギターとベルで相手とのいい思い出や苦労が蘇っている感じが伝わりますよね。

1番Bメロ

この時間がこの先ずっと続いていくのか
消えてしまうのか 形が見えなくて

めちゃくちゃわかる……
ここは昔から解釈は同じです。
ずっと相手のことを想っていられるか、逆に相手から愛想をつかされないか、等々不安を感じる場面だと思っています。
昔から僕は不安を感じやすいところがあったので、「あの発言・行動で相手から愛想をつかされないだろうか……」と考えることが多いです。メンヘラですね。
絶対ということは絶対にない、みたいなちょっとネタ扱いされる言葉がありますが、お互いの好意がずっと続く保証なんてありません。
些細なきっかけで破局することだってあります。そんな未来に不安になっていまうのはとても共感できました。

ここで曲のほうは反響する音ではなく、Aメロに比べて引き締まった感じの音色になります。ギターが分かりやすいと思います。
Aメロで過去のことを思い出していたが、Bメロでは今後も2人で一緒にいれるのか?と現実的に未来のことを考えているのかな、と解釈しています。
昔の僕はここまで考えていません。

1番サビ

歌詞はイントロのサビと同じです。
しかし、1番Aメロ・1番Bメロを踏まえると、相手との思い出がたくさんある分踏み出して関係性が壊れるのが怖い、踏み出してより親密な関係に慣れたとしても今後もうまくいくのかという不安を抱えている、と心境がより伝わります。
友達から恋人、恋人から夫婦だとしても、これは一緒だと思います。
相手との関係性が親密になるほど失った時のダメージが大きくなり、それが怖くなることは当たり前だと思います。

2番Aメロ

"たのしい”それだけで正解だと思っていた
二人が一緒ならどこまでも行けるって
二人以外にはわからない悩みの種を抱えながら
きっと皆んな歩いているんだね

ここは全部書きたいと思ったので書きました。
想像できないから二人でいて楽しいし、苦労全部乗り越えられるって思えちゃうわけです。
特に若いうちはこの先の苦労なんて想像できるはずがないです。
でもうまくいかないことだってあります。
例えば病気とか周りとの人間関係のトラブルとか、長く2人で一緒にいるからこそ厚い壁が阻むことだってあります。
でも世の中のカップル、夫婦はそういったトラブルを抱えたり乗り越えたりして関係を育んでいっているんだ、というところを昔から感じています。
やっぱり曲としても反響音があるので過去のことを思い出しているのは意図して作曲しているのかなって思っています。

2番Bメロ

綺麗ごとだけじゃ成り立たない
この世界でこの先ずっと歩いて行けるか
離れるのか二人で決めたい未来

この歌詞もとても素敵……
2番Aメロの状況から丸く収まらず、妥協であったり決断したりしなきゃいけない場面があります。
お互いのためを思って、もしくはどうしても意見を受け入れられずにお別れすることだって結末の一つとしてはあり得ます。
でも大事なことは二人で話し合って決めること
二人の未来だからこの世界(周囲の環境や状況)に翻弄されず、お互い納得したうえで歩いて行きたい、と解釈しています。

2番サビ

傷つけることを恐れなくていいよ
あなたの痛みもわかるから

ここは僕にめちゃくちゃ刺さる部分です。
僕は過去にいろいろ失敗やトラブルがあったこともあり、相手に不快な思いをさせないように自己犠牲に走る傾向があります。
自己犠牲に走るってことで、相手が喜んでもらえればいい、自分のことはどうでもいいって思考になりがちなんですよね。
最初はそれで円満に見えるんですけど、だんだんと我慢しすぎて辛くなってくることが増えます。自業自得ではありますけどね。
この歌詞の二人はお互い自己犠牲とまでは行かなくても優しく思いやりを持っているが故に、喧嘩などそういったネガティブな部分を恐れて我慢してしまう、でも我慢するの辛いよね、お互い素直に話そう?っていう情景を想像しています。

ラスサビ

3つ数えたならそう約束しよう
ここから先は一人じゃ見れない世界
2つの鼓動が1つになるまで
命が二人を別つまで
不確かな未来 不安はあるけれど
すべて歓びに変えよう

若い時の僕でもここはさすがにプロポーズというのは察しました。
なので若い時の僕は1番で付き合って2番でカップルとしていろいろ苦労を乗り越えてラスサビで結婚って思ってました。
今では、
1番:プロポーズしたいけどずっと一緒にいられないのではという不安を抱え、
2番:お互いに未来について話あってどんなことがあっても乗り越えられると思い、
ラスサビ:何があっても二人でずっと乗り越えようねという覚悟を決めた、
そんな風に思っています。
どんなトラブルがあっても二人なら乗り越えられる、自分たちを阻むのは死だけ、をめちゃくちゃエモく表現していてここは本当涙腺緩みます……2つの鼓動が1つになるまでって……
1番で抱えていた不安は抱えているけど、お互い信頼したうえで乗り越えられることを最後に表現していてとても理想的な夫婦だなって思いました。
マジでこんな夫婦になりたいです。

最後に

three countという曲名は「覚悟は決めているつもりだけど、いざ伝えようとすると不安で踏み出せない」という気持ちを表していると思っています。
それが僕自身にすごく共感できる部分が多く、そしてメロディがその雰囲気を表現されていて、それで昔と今で解釈が違えど5本の指に入るくらい好きなんだと思っています。
この曲のように作品のタイアップじゃない曲はテーマが少し見えづらく、僕みたいにちょっとした解釈違いをしてしまうこともあるかと思いますが、その解釈違いもその人にとっての正解だと思います。

長々と恥ずかしい部分を書き連ねてきましたが、初めてちゃんと歌詞に向き合えて振り返れたので新しい発見もあり面白かったです。
メロディだけでエモい!好き!って感じばっかりなので普段からもっと歌詞に向き合って曲を聴かなきゃなって反省もしました。

fripSideに限らず、昔はまっていた曲を改めてひも解いてみると考え方の変化などを実感できるかもしれませんね?

駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
また機会がありましたら読んでもらえると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?