人生初のレコーディング体験記
昨日友人のプロのギタリストさんのお宅にお邪魔して、人生初のレコーディングをしてきました!(あ、そういうサービスをされています)
もうね・・・めちゃくちゃ良かったです!!
なんかこう可愛いお洋服見たり女子トークしてキャッキャするのとは違う楽しさ。
楽しぃぃーーーー♫というより、自分が大好きな「歌」というものに時間を忘れて没頭できる楽しさ。
充実感といったほうが近いのかもしれません。自分の内側から湧き上がってくるような達成感と満足感がありました。
あぁ〜〜やっぱり歌っていいな〜と感動。
ここだけの話、当日までは楽しみな気持ちより憂鬱な気持ちのほうが大きかったです。
だって自分の声嫌いなんだもん!!
自分の声というより、歌うのが下手すぎて悲しい。
(ボイトレ数年やってたなんて口が裂けても言えない)
そんな下手くそな歌をプロに聞かれるのはさらに恥ずかしい。
ずっと前から友人がやってるレコーディングに興味はあったものの、やりたいと言えずにいました。
(うっかりシェアハウス で「興味ある」なんて言おうもんならみんなに「え〜!いいじゃんーー!やりなよ!!」と(いい意味での)後押しが見えたので、ずっと興味があることを秘密にしていました。てへ。)
やってみたい。けど怖い‥
やってみたい。けど恥ずかしい‥
やってみたい。けど傷付くのが嫌だ‥
もうボイトレにも行ってないし、
自主練もしてないし、
もともと低い歌唱力が、さらに下がってるの目の当たりにしたら立ち直れないかも‥
と、かなり逃げ腰になっていました。
でもひょんなことから機会を与えてもらい、怖い〜〜!と思いながらも思い切ってお願いすることに!
(背中を押してくれた琢磨さん・ゆーた君、ベストタイミングでシェアハウス に来て打ち合わせしてくれたゆいちゃんありがとうございます)
結果はホントにやってよかった。
この一言に尽きます。
そして何回やめてもやっぱり私歌が好き。ここに戻ってきます。
というわけで長い前振りはここまでにしておいて、さっそくレコーディングの感想をレポートしていきたいと思います!
カラオケだと絶対にわからないレコーディングのすごい点
・自分のホントの歌声がわかる
・アドバイスを受けて変化していく歌声が比較できる
アドバイスがめちゃくちゃ的確
理論で説明されてもピンとこない感覚派の人間にもわかりやすいように、(ギタリストの)友人がこまめにアドバイスしてくれました。これがめちゃくちゃわかりやすかった。
・声色が暗い、恥ずかしい気持ちが声に出てるよ〜
・ピッチ(音程)を下からあてにいってる癖があるからもっと〇〇な感じで歌ってみて〜
・歌の合間合間で声が下がってしまうから口角上げて歌ってみて〜
・「あたしプロやで!?(ドヤっ)」と思って堂々と背筋伸ばして〜
など、1フレーズ歌うごとにフィードバックをくれてるのが助かりましたー。
「伝えたい人を思い浮かべながら」とか正直今まで「そんなんで変わんないでしょ!気の持ちようじゃない!?」と舐めてましたが、すみませんでした。ほんとに声色って変わるもんなんです。これ同じ人が歌ってるの?(いや全部自分の歌声なんだけどさ)と思うくらい自分の声なのに変化していく様子を目の当たりにして衝撃を受けました。
友人の場の雰囲気作りが秀逸!
家で声出ししたり、カラオケで1人練習して臨んだのだけど、緊張しすぎて最初は笑っちゃうくらい声が震えていました。
「ひえ〜〜〜恥ずかしい〜〜こんなんでレコーディングできるのだろうか〜〜」
と不安しかなかったんですが、そこはさすがプロ。
ど緊張状態から、最後は心地よい集中力の中で思う存分歌えるまで整えてくれました。
レコーディングは何度も納得いくまで歌い直せるのですが、その間も「お、いいじゃーん♫」「いいねいいね!」とこちらの気持ちが下がらないようこまめに褒めてくれて、心折れることなく約3時間さいごまで歌い通すことができました。感謝です。
プロのアレンジ方法、声の修正etcが見れる!
レコーディングなんて人生初めての体験なので、知らないことがいっぱい!
音をはずしたとしても、機械をちょろっといじればあ〜ら不思議!音痴じゃなくなってる!
など修正の過程がどでかいモニターを見ながら観察できます。
いまどきの音楽デジタルの世界を覗き見れます。
あとは歌声のみの状態からアレンジを加えると、曲の雰囲気が一変(奥田民生風〜とかミスチル風〜とか)します。アレンジ1つで歌声をいかようにも調理できるさまを見て、音楽作る人って改めてすごーー!と敬意の念を抱きました。
パソコンいじりやロジカルっぽいものが好きな人はきっとワクワクすると思います。(ちなみに私は全くときめきませんでした)
最後に
自分の全神経を集中させて歌と向き合う、声と向き合う、音程と向き合う。
そんな体験をさせてもらって感無量です。
「わたし歌をうたいながら明日死んでもいいわ」と感じるほど。
それくらい自分の芯の部分が喜んでいるのがわかりました。
できることなら定期的に歌を習いたいな〜と思うのです。
また気持ちがコロコロ変わって料理やら美容やらに夢中になっちゃうかもしれないけど、でもそれでも歌を続けていきたい。
プロを目指しているわけじゃないし、四六時中練習してるわけじゃないから、そもそもこんな真剣に歌の話をしてること自体恥ずかしいんだけど。
でも、もっと歌が上手くなりたい。
これからの人生ずっと歌っていきたいな。