第50話 ねぎと味噌は最強の立役者「ニュータッチ凄麺 ねぎみその逸品」
今日はニュータッチ凄麺の『ねぎみその逸品』だ
凄麺ブランドの中でも、ご当地シリーズではなく「逸品シリーズ」だ。ちなみにこのシリーズには酸辣湯麺、中華そば、鶏しおがある。それほどインパクトのある感じではないが、それがゆえにスタンダードな、いつでも食べられるような味にまとまっているに違いない。勝手にそう思って今日もラーメンを食べる。
それにしても「ねぎ」と「みそ」この黄金の組み合わせは素晴らしい。薬味と調味料であり、主役を飾ることがないのだが、主役を絶品に飾り立てるすごい働きをする。まるで『キン肉マン』に出てくるテリーマンやロビンマスクのようだ。
さて、それでは開封してみよう。
小袋は3種『液体スープ』『かやく』『おろしにんにく』だ。
まずはかやくを麺の上にあける。なんとフリーズドライのネギだ。カップめんのかやくは、乾燥やレトルトパックはよく見るが、フリーズドライは初めて見た。
かやくの上にお湯を注ぐと素早くネギと唐辛子がほどけていく。
フタの上で液体スープを温めるのだが、液体スープのボリュームがけっこうあり、蓋がたわんでしまう。カップの開封は最小限にしたほうが良いかもしれない。
5分を待ち、液体スープを混ぜる。薄茶色のみそラーメンが出来上がる。さっそくスープからいただいてみよう。しっかり濃厚なスープだ。少々唐辛子の辛みもありシャープさもいい。
めんはほぐれよく、するすると口に入る。弾力もあり、さすがは僕のお気に入り「凄麺」だ。
ネギは数センチの長さがあり、シャキシャキしているのはもちろんだが、ネギのとろみまで味あわせてくれる。ちなみにこのネギのトロトロ成分は「ヌル」というそうだ。小学生が考えそうなネーミングに笑ってしまった。
そして半分程食べたところで「おろしにんにく」を加えてみる。濃厚さを増したスープとなったが、それほどにんにくの味は感じられず、しっかりとみそのスープに取り込まれた感じだ。
ところでこのラーメン、かやくはねぎと唐辛子のみだ。そう、肉は入っていない。まさにねぎとみそで勝負をかけている姿勢がよい。なかなか食べ応えもあり、十分に満足できる味だ。
この『ねぎみその逸品』は2015年より発売が開始され、バージョンアップを重ねながら販売が続けられている商品で、ファンも多くおられるそうだ。たしかにこれは飽きずに手軽に本格的な味を楽しめることができ、リピートしたくなるのは納得だ。
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