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第48話 どん兵衛のこだわりにはひれ伏すのみ「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」
日清の最強どん兵衛 きつねうどん
"すべてが主役" の、こだわり抜いた「最強どん兵衛」
もちもちとした食感の "極太うどん"、昆布の後引く旨みが特長の6種の合わせだしを使用したつゆ、通常よりもぶ厚い "ふっくらおあげ"、長野県の老舗「八幡屋礒五郎」で特別に調合した「特製ゆず七味唐辛子」。すべてが主役の「どん兵衛」です。
ついにこれを食べてみる。「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」だ。第37話でそばを食べたが、あまりの完成度に唸ってしまった。今日はいよいよ本家のきつねうどんを食べてみる。
ここで一つ心配事がある。クオリティを高めるがあまりに普通のうまいうどんになってしまいやしないかということだ。これは「どん兵衛」なのか、はたまた「普通のうまいうどん」なのか。
まずはパッケージに注目してみたい
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「厚さアップ じゅわっと旨いお揚げ」
「後引く旨さ 6種の合わせだし」
「もちもち、のどごし 極太うどん」
「長野 八幡屋礒五郎 ゆず七味唐辛子」
と、最強ポイントのラインナップが並ぶ。
では早速開封してみたい。
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ふたを開けると…どん兵衛の香りだ。麺も平たい麺。丸い太麺になっていたらどうしようかと思ったが、やはりどん兵衛であってくれた。
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中の小袋は粉末つゆに唐辛子だ。ただただスープのクオリティをあげるのであれば液体スープにするというのが考えられるが、それでも粉末スープであり続ける、やはりこれもどん兵衛だ。
それではさっそくお湯を注ぐ。初めて見たのだが、この最強どん兵衛、待ち時間が8分なのだ。8分間、、、何をしようか。一緒に持ってきたおむすびを食べるにしても時間が余ってしまうし。
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仕方ないのでパッケージをいろんな角度から見て、読み返してみた。
そして8分!いざ開封。どん兵衛の香りだ。
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箸を入れる。そして、まず最初に驚いたのが麺のほぐれ具合だ。8分待てば…と考えてしまうが、麺の弾力を保った状態でするりとほぐれていくのだ。もちろん伸びた麺のもったりした感じはない。
ではつゆを一口。まろやかな、明らかにどん兵衛のつゆだ。きちんとどん兵衛らしさを軸に据えながらも、角がなく統一感のある深い味わいのだしになっている。
それではうどんを食べてみる。
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つるつるとしており、8分待ったとは思えないほど弾力もある。そしてやはりこれもどん兵衛のめんである。いたずらに生めん風などとなっていないのが素晴らしい。唇にあたる麺の感触はつるつるで、踊りながら口に吸い込まれていく。
ここで唐辛子を入れてみる。
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唐辛子の袋を開けると、唐辛子とゆずの香りが香ってくる。
唐辛子を加えたどん兵衛はどんなだろう。ゆずの香りがつゆにうつり、引き締まった感じがする。唐辛子なのにピリリとした刺激はなく、つゆにすべて溶け込んでしまったかのようだ。
そして揚げだ。
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厚さは1㎝程もあるだろうか。箸でつまむとじゅわ~とつゆがあふれ出す。くたくたになった揚げを口に含むと、熱々のつゆがあふれ出す。きめが細かくなめらかな揚げだ。
以前、第5話で「どん兵衛のプライドを見た」と記事を書いた。今回もこのプライドを見せてもらった。どん兵衛はどん兵衛なのだ。それは他のうどんとは違った独自の世界を持っている。そして今回もぶれないどん兵衛を感じることができた。
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