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第16話 かまぼこ大好き「リンガーハットの長崎ちゃんぽん」

さて今回は初のエースコックさんのレポートだ。スーパーカップ、飲み干す一杯、わかめラーメンなど普段からお世話になっているが、あまりご当地的なインパクトのあるパッケージではないためか、後手に回ってしまったわけである。

今日食べるのは「ちゃんぽん」。ちゃんぽんとは「さまざまな物を混ぜること」と言うが、このちゃんぽん料理の代名詞とも言うべき長崎ちゃんぽんは、長崎で発祥した太い麺と多くの具材を特徴とする。長崎ちゃんぽんが全国に知られるようになったのは、リンガーハットさんの全国展開が契機であるらしい。

リンガーハットさんは全国に600店舗を展開する長崎ちゃんぽん専門店だ・・・が、僕が住む県には出店がないようだ(令和4年1月現在)。ホームページを見てグルメ格差をまざまざと確認することとなってしまった。・・・が、ちゃんぽん自体はそんなに珍しいわけではない。むしろ食べなれた味であり、時々あの魚介系のまろやかなスープと盛りだくさんの具材が恋しくなるのである。

カップラーメンで具材を期待することはできないのは承知の上、今日はリンガーハット長崎ちゃんぽんを食べてみたい。

さて、今日も職場での実食だ。朝から平和な一日、このまま休憩時間も凪であるように祈り休憩時間に入る。

さっそく開封。小袋は一つだけ。液体スープのみだ。お湯を注ぎ5分待つ。「今日もカップラーメン?体に気を付けてね」と詰所の前を通りかかった患者さんにいたわりの声をかけていただく。ありがとうございます!

具はエビ、キャベツ、ネギ、かまぼこ、ニンジンなど。僕の思うちゃんぽんは何といってもかまぼこだ。お店で食べれば具材の豊富なちゃんぽん、だが、このかまぼこの風味があればこそちゃんぽんだ!と思うのだ。かまぼこをはじめ、ちくわ、カニカマなどの練り物は大好物で、特にカニカマを本物のカニと思いながら育った僕は、いまだに本物のカニよりもカニカマの味に安心するのだ。おっと、ついついかまぼこの話に熱くなってしまったが、この庶民的な味こそ、僕がちゃんぽんを食べたいと思う原点であると思う。

小袋の液体スープを注ぎ、混ぜるとスープは少し油の浮いた、わずかに茶色がかったスープとなる。スープを一口すする。マイルドで魚介の風味が溶け込んだ優しいスープ。

太めの麺はモチモチしていて、口当たりに満足感を与えてくれる。以前にも書いたが、お湯を入れて5分というのはうまい麺の目安として勝手に思っている。時間がたっても食感が変わりにくいとも思う。この麺もしっかりともっちりとした感じをキープしてくれている。

そしてかまぼこ。乾燥かまぼこのお味はいかがか・・・おー!完全にかまぼこそのもの!これぞちゃんぽん!


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