第55話 まさにかき揚げ!本格的「どん兵衛 天ぷらうどん」
あまり見たことがないどん兵衛をみるとつい買ってしまう。
この記事を書き始めてはや半年、それでもどん兵衛ワールドはまだまだ広く、知らなかった商品に出合うこともよくある。
今回も偶然スーパーで見かけた商品だ。天ぷらと言えば”そば”だった。
「おおー、うどんもあったのか!」と感動した。
実は「どん兵衛 天ぷらうどん」はどん兵衛シリーズ発売当初の1979年より販売がされていたようだ。途中経過は不明だが、幾度かのモデルチェンジを経て、現在も販売が続けられているようだ。
それにしてもどん兵衛の歴史を紐解くと、これだけ壮大な世界を展開していたのかと呆然とする思いにとらわれた。以下にどん兵衛の歴史がまとめられている。ぜひ参照してほしい。
僕の世界はまだまだ狭いことを改めて知らされた。地域限定のものは入手が難しいものの、できる限りどん兵衛の世界を知ってみたいと感じた瞬間であった。
さて、本題に戻ろう。ホームページには以下のように紹介されている。
ではさっそく食べてみる。
小袋は『粉末スープ』と『鬼かき揚げ』の2種だ。
あれこれいろいろな小袋がなく、シンプルなのもどん兵衛の魅力だ。
粉末スープを開けるとすでに香るどん兵衛のだし。これには安心感を覚える。お湯を注ぎ5分待つ。
カップの上に小袋をのせるのはすでに癖になっていて、かき揚げは別に温めることはないだろうけど、無意識に乗せてしまう。
さて、ではさっそく食べてみよう。
つゆは安定のどん兵衛だ。ほっとする味だ。ツルツルの麺は最高。どん兵衛のめんについてはここであれこれ書く必要はないだろう。
では今回のメインを飾る『鬼かき揚げ』だ。
僕は『どん兵衛天ぷらそば』などの場合、かき揚げをあらかじめ割っておいて、食べる直前につゆに浸して食べている。サクサクとジュワジュワが同時に味わえるのが好きなのだ。
しかし、今回の『鬼かき揚げ』は・・・割ろうと思ったが手ごたえが違う。さくっと割れないのだ。ある程度はサクッとするのだが、その後じわっとして、割り切れない。どうやら今回は違うなと感じ、割ったかき揚げをつゆにつけて食べてみる。
玉ねぎの味わいと歯ごたえ。そしてかき揚げの衣が吸ったつゆの味。これはサクサクを味わうよりじんわりを味わうほうが正解だ。残りの天ぷらをすべてつゆに漬け込んだ。
てんぷらをサクサクで味わうか、つゆだくで味わうか。この商品については断然後者をお勧めしたい。スナック感を超えた、まさにかき揚げ。つゆを吸ってさらに味わいがパワーアップしている。
まさに鬼うまい、本格的なかき揚げだ。大好きなどん兵衛のうどんに最高にマッチした一品だ。天ぷらの味わい方だけで色々とある。提供される商品をどう食べるか、ここを追求するのも面白い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?