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StableDiffusionでキャラAIイラストを作成


超雑だけど「お絵描きソフトちと使える」「簡単なラフ絵なら描ける人」向けに、StableDiffusionで線画からキャラAIイラスト作成過程を紹介します。既に挑戦された方で「オリ絵に無いものが生成される!」「色の指定が無理ゲー!」という方の何か参考にもなれば。(Stablediffusion webUI導入者向けですです)


1.お絵かきソフトで大ラフ作成

  • すんごい大まかで良いんでラフを描く(身体・衣装の特徴、構図をざっくり、細かいディティールはなしが良い)

  • 太めのラインで描く。ためらい線(無駄線)は最低限気持ち消しておくと吉(シワ判定される)

  • 背景と主体物と線が繋がらないようにしておく(同化判定されやすい)

  • 直線部分はできるだけまっすぐ引く(いびつな出力になる)

  • 背景はむちゃくちゃ雑で良い(位置と置きたいものをざっくり。ワイは塔と桜が欲しいって描画)

不知火舞ラフ画

2.ステブルで出力

・CotrolNetのlineartにラフ画を突っ込む(入れてない人はググってね、むちゃ使える。設定はanimeかrealisticがオヌヌメ)>>導入・詳細はこの記事のControlNetの項参照ください

・この絵の詳細説明をプロンプトに入れる(ワイのchichi-pui舞ちゃん絵参照か下記をコピペ)
https://www.chichi-pui.com/posts/c6777e12-9a9d-4d64-9235-f7a4eea1780a/

↓この絵のプロンプト。使用するモデルやエンベッドによって適当に調整してください↓

【ポジティブプロンプト】
<--クオリティーアップのおまじない達、そのままコピペでもおk-->
RAW photo, best quality,realistic, photo-realistic, best quality ,masterpiece,an extremely delicate and beautiful, extremely detailed,2k wallpaper, Amazing, finely detail, 8k wallpaper,huge filesize , ultra-detailed, highres, extremely detailed,realistic, 8K, Ultra-High Definition, highest quality, ultra high resolution, (realistic:1.4), High quality texture,(extremely detailed eyes and face),japanese,

<--ここからデティールのプロンプト-->
(ponytail:1.3),(brown_hair:1.3),(smile:1.1),(carrying a white_rope:1.6),(nosleeve:1.2),black eyes,(wristband:1.5),(white_obi:1.2),(have a white_folding fans:1.5),(botom less:1.5),topless,(white_ribbon:1.2),(1girl,looking away:1.3),(japanese temple,street,outddor,cherry blossoms,sky:1.4),

【ネガティブプロンプト】
<--クオリティーアップのおまじない達、そのままコピペでもおk-->
EasyNegative, (ng_deepnegative_v1_75t:1.2),paintings, sketches, (worst quality:1), (low quality:1), (normal quality:1), lowres, normal quality, ((monochrome)),
worst quality, low quality, normal quality, jpegartifacts, signature, watermark, blurry, cropped, poorly draw, poorly draw, worst quality, low quality, lowres,

なお、部位の色指定ですが、線画→キャラ作成の一番の問題が配色…。プロンプトだけじゃどうしようもない…。

特定部位の着色は困難です。意図しない要素が生成されたり、作画崩壊、他部位への干渉etc…なので主要部分だけ着色指定して(今回は髪色、目の色だけ)、後は”白指定”(理由は後述)

プロンプト指定で生成した不知火舞出力イメージ

3.ラフ画修正

どうしても作画崩壊や言う事効かない部分が出てくる。そん時はプロンプトでステブルくん任せよりも作画を修正してやり、再度OpenPoseに放り投げる方が効率が良いです(部位が同化してしまうな線を太めにする、線同士の干渉を修正など)
生成された画像から線画を修正する逆輸入も吉

4.着色

気に入った絵ができたら、画像編集ソフトで着色する!
2項で白塗りした部位を任意で着色する。ベース白なのでレイヤーモード「乗算」で色塗りすれば、ステブルくんと喧嘩せずにすむし、ピンポイントの塗りができる。もちろん細かなディティールの修正もできるので、微調整して仕上げる。
AIで完結するのが筋だろ!と思う方もいるかもしれんけど、AIと従来の手作業(アナログ)が融合できるのは良いなと今は思ってる。みん同じ顔じゃん、から脱却したユニーク作品にもなるしね。(ペイントソフト持ってない人は無料で使えるGIMPオヌヌメ←自分も使わせてもらっとります(フォトショップと大凡同等の性能してる。無料なのが意味わからない…)

不知火舞着色イメージ

今回は色は手作業で塗ってますが、衣装や構図、配色はある程度変わってもいいよーって絵だったら、ワイのchichi-puiの「19」って絵のように、着色の工程省いてプロンプトだけで制御で生成ガチャで良いです。(navy_skirtとかね)
https://www.chichi-pui.com/posts/f004c28f-91c7-4597-a5c4-b017dd8f1462/

5.最後に

自分みたいに、ちょっと趣味で絵描いてる、ちょっとした線画しかできないって方は、想いを具現化できるのは面白いですお。

次回は、image2imageを使用して、既存絵を簡単にブラッシュアップする方法紹介しますー。

↓【アップしたのでこちら!!!!!】↓


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