トリマーの平均給料はどのくらい?収入アップの方法とは?
人気な職業のひとつでもある「トリマー」
ペットの美容師として多くの方が動物病院やペットホテルなどで活躍しています。
愛らしいペットたちと関わりながら仕事をするため癒しや満足感を得られる一方で、給与に関する疑問も拭えません。
トリマーの平均給料はどれくらいなのか、そして自身の給料アップを目指すためにはどうしたら良いのか?
今回はこれら疑問点に焦点を当ててお話していきたいと思います!
トリマーの平均給料はどのくらいなのか?
それではトリマーの平均給料について調べてみたので、お伝えします。
一般的に、正社員雇用の場合は月14~20万円程度が平均給料だと言われているようです。
また、初任給は15万円前後が相場とされています。
年収は、賞与無しの場合は180~250万前後、賞与や手当が出るお店であれば300~500万円前後が平均だそうです。
それほど多くないため、決して儲かる職業ではありません。
平均給料額は様々な要因に影響される
トリマーの平均給料をお伝えしましたが、その金額は様々な要因に影響されます。
これから話す要因を理解することは、トリマーが自身のキャリアを発展させ給料アップさせるために重要です。
■ 経験の有無
トリマーの給料に最も直結する要因の一つが経験です。
トリマーとしての実務経験が豊富であるほど、ペットのケアやトリミングにおいて高度なスキルを磨いている可能性があります。
経験が長いほどお客様から高い信頼を築くことができ、それが給料に反映されることが一般的です。
■ 専門的なトレーニングや資格
トリマーが専門的なトレーニングや資格を取得している場合、それは給与に直結する要因となります。
犬の種類は非常に多いことに加えて、その時々の流行もあるため、カットのスタイルなどは日々勉強が必要です。
お客様の要望に沿うためにもセンスを磨いたり実力をつけるには経験を積むことが重要になります。
先程経験について話ましたが、資格はその実力の目安であるといっても過言ではありません。
■ボーナスの有無
就職先のボーナスの支給額で差がでることもあります。
就職先が個人経営のペットショップ・ペットサロンなのか、大手チェーンの店舗なのかでボーナスの支給額に差が生じることがあり、場合によってはボーナス支給なしのところもあるのでボーナスの有無は平均給料に影響してきます。
■ 勤務地や地域
平均給料は地域によっても異なることがあり、都市部や需要が高い地域ではトリマーの給料も相応に高い傾向があります。
理由として都市部ではライフスタイルや生活費が他の地域よりも高いため、これが給与水準に影響を与えています。
トリマーとして給料アップするためには
先程お話した3つの要因を意識すること自体が給料アップにも繋がりますが、その他にも給料アップのために出来るアプローチはあります。
■ 顧客サービスの向上
顧客とのコミュニケーションは非常に重要です。
良好な顧客関係を築くことでリピート率が上がり、新規のお客様を獲得しやすくなります。
そして愛情を持ってペットに接し、お客様の要望に応じたサービスを提供することでお店からの評価も上がります。
■ 独立開業またはフリーランス活動
独立開業やフリーランスとして活動することで、自身の価値をより正確に設定できる可能性があります。
独立トリマーとして働く場合は自身のブランドを確立し、集客力を高めることで給料をアップさせることが出来ます。
■ 勤務先を変えてみる
既に勤務されているところで頑張ってみても中々給料が上がらないという場合は、思い切って転職を考えてみるのも良いでしょう。
そもそも今の環境では現状以上の給料アップは難しいのかもしれません。
また、勤務先をえらぶ時の注意点としては給料のほかに福利厚生の制度がしっかりしているところを選ぶこと。「有休が取れるか」「残業の有無」「社会保険がしっかりしている」など確認するようにしましょう。
トリマーに求められるスキル
トリマーの就職先はトリミングサロン以外にいくつかあり、就職先によって求められるスキルは異なります。
■トリミングサロン
ペットのトリミング専門店なので業務内容が「ペットの美容」に特化しています。そのためトリマーとしての技術力が最も求められます。
■ペットショップ
トリミングの仕事はもちろんですが、犬や猫のお世話・ペットショップの販売員として働くことが求められます。
■動物病院
近年、ペットが病気やケガをする前にペットのからだの状態をチェックするサービスを始める動物病院が増え始めている影響で、動物病院で活躍するトリマーが増えています。ペットの少しの異変を見逃さない観察力が求められます。
■ペットホテル
近年、ペットホテルでトリミングサービスを行っているところが増えています。トリミングの他に、レセプション業務なども任せられるためトリマーのコミュニケーション能力が求められます。
トリマーの将来性とは?
昨今はペットを飼う人が増え、ペットの定期的なトリミングは一般的になってきたので、将来的にも今と変わらないトリマーの需要が続いていきます。
しかし、お客さんを獲得するために激しい競争が予想されるため、トリマーとしての需要をキープするにはその時のトレンドに対応できる技術を身に着けておくのが大切です!
ペットの高齢化も進んでいき、介護が必要なペットをサポート&預かるための施設が増加傾向にあるので特に老犬に特化した施設でトリマーの需要が高くなると思います。
平均給料よりも高く環境も良い働き先を紹介
それでは最後に、平均給料よりも高い給与でトリマーの募集がかかっている働き先があったので、ご紹介したいと思います。
募集先は老犬ホーム&ペットホテルの『THEケネルズ東京』
東急目黒線「洗足駅」より徒歩1分の場所に位置しており、“愛犬との同伴出勤可能・社割アリ”の愛犬家にとって嬉しい職場です。
現在、飼育スタッフ・ドッグトレーナー・トリマーの職種で募集中!
募集要項を少し載せておきます。
勤務地 〒152-0012 東京都目黒区洗足2-19-2
給与 社員・契約社員:195,000円〜250,000円
※経験・能力に応じて相談
時給: 1,080 円 ~ 1,300 円
ドッグトレーナー・トリマー: 1,130 円 ~ 1,400 円
※能力に合わせて時給UP
待遇 ・交通費全額支給
・時間外手当あり
・昇給あり
・資格手当[愛玩動物看護師]あり 5,000円/月
・住宅手当(社員・契約社員)※条件あり
勤務時間 9:00~翌日9:00
上記業務時間内で1日の所定労働時間8時間のシフト制勤務
※時短勤務は相談
経験や能力に応じて決まりますが、社員・契約社員の給料は195,000円〜250,000円と、トリマーの平均給料より高いことがわかりますよね。
ちなみにアルバイトの場合は、週1~勤務可能みたいです。
時短勤務も相談できるということで、働き方に柔軟性があって良いですよね。
フリートリマーさんやフリーランス契約も応募OKとのことなので、フリーで活動している方は相談してみてもいいかもしれないですね。
この求人は経験者募集のため、働き先を変えたいトリマーさんは候補にいれてみてはいかがでしょうか!
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