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【遊戯王デッキ紹介】誇りまみれの白魔女


今回の主役はコチラ

ギザ歯かわいいね

フィールドに出ると「相手はセットカードの発動、反転召喚、特殊召喚が出来ない」という虚無空間もビックリのトンデモ制圧力を発揮するモンスター

出れば間違いなく強いが、しかしデメリットも非常に重い

なんと「相手より自分の方がモンスターの数が多いと自壊する」というトンデモデメリット
仮に出せたとしても、相手モンスターを戦闘破壊して場が0になると勝手に爆発してしまう
出しづらい制圧系モンスターなのに実質トドメは刺せないという、なんというか使いづらさが目立つ


その使いづらさから、スターダストンは誰の目にも触れられることもなくストレージの肥やしになっていた・・・・・

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というわけでデッキを組んでみた

・デッキレシピ

・デッキコンセプト

スターダストン・魔サイの戦士・原罪のディアベルゼの3体を同時に並べることで、スターダストンの自壊を防ぎつつ
・反転召喚できない
・特殊召喚できない
・セットしないと魔法罠を発動できない
・セットしている魔法罠を発動できない

という必殺の制圧盤面を目指します

・メインギミックの紹介

スターダストンを出すための問題点をまとめると
①. スターダストンを出すためのダストンを用意しなければいけない
②. スターダストンを手札に用意する
③. 出した後にスターダストンの自滅を防ぐ

まず①に関しては、通常モンスターである「ホワイトダストン」にアクセス出来る「レスキューヘッジホッグ」「苦渋の決断」「人形の家」の3種類を投入

しかし通常モンスターを運用する上でどうしても避けられない問題がある

「通常モンスターをデッキから持ってくるカードがゲーム中盤以降に手札で腐ってしまう」




そこに令和6年、4月27日に救世主が現れた

いきなりの規制筆頭候補

「INFINITE FORBIDDEN」で収録された新規テーマ「デモンスミス」の共通効果である「墓地の光属性悪魔族をデッキに戻す」のおかげで、任意のタイミングでデッキ内にホワイトダストンを戻し続けることが可能になりました

執刀医(デモンスミス)


②のスターダストンのサーチ方法ですが、「永遠の淑女ベアトリーチェ」で「トイパレード」を落とし、墓地を経由することで間接サーチします

逆引き検索ありがと〜

「ソウルリゾネーター」や「ワンチャン!?」も検討しましたが、デモンスミスでお手軽にベアトリーチェを組めるのと、使用デメリットも無くコレ1枚で完結しているのでこちらを採用しました


③のスターダストン自壊を防ぐ方法として「魔界特派員デスキャスター」から「魔サイの戦士」を出します

耐性付与の効果を知らない人がそこそこいた

「いやスターダストンを守れるのはいいけど、適当に通常召喚されたモンスターで魔サイ自体が殴られたらダメじゃね?」



と思ったそこのあなた


「なぜか」デスキャスターが身代わり効果を持っているので、魔サイが殴られても代わりにデスキャスターをリリース出来てしまう

つまり


効果モンスター2体+ホワイトダストンから、ほぼ突破不能の制圧盤面が出来上がります


・初動プラン

光属性悪魔族を含んだモンスター2体が並べば理想の初動です
要は「刻まれし魔ラクリモーサ」経由でベアトリーチェが出せればOK
ベアトリーチェ素材のラクリモーサを剥がして「青い涙の天使」を落とすと、ラクリモーサの1200バーンが発生して青い涙の天使によってデッキから通常罠がセットできます

この1200バーン意味不明
捲りにもトドメにも使える

通常罠にアクセスできる出張パッケージがあまりに便利すぎる


優先してセットするのは「廻る罪宝」
ターンを渡して相手スタンバイフェイズに発動、「幻想の見習い魔術師」から「タロンズオブシュリーレン」をサーチし、幻想魔族の防御力でもって戦線維持します

お手軽リクルート
相手すると地味やっかい

戦闘破壊されないのに対象に取られるとモンスターを破壊できる
想像以上にやっかいなカード

シュリーレンを出す過程で見習い魔術師を手札に戻しているので、次の自分ターンに魔術師SSしてディアベルゼをサーチ→罪宝が墓地にあるのでそのままディアベルゼSSと行けます

もちろん廻る罪宝から直接出してもOK


最低でも2回はベアトリーチェを出してスターダストンのための準備をします
場持ちがいい見習い魔術師とシュリーレンもレベル6なので、ランク6はかなり出しやすいです



2ターン目以降からスターダストンの降臨を狙います
しかし、いざスターダストンを出そうとする途中で妨害が飛んでくると、リカバリーが効かずに負けてしまう可能性もあるので、基本的には負け筋を作らないプレイングを意識しています

盤面突破が必要なら「閉ザサレシ世界ノ冥神」「死祖の隷竜ウォロー」を使ってどかしにかかります

卍突然の冥神卍

大聖棺からリンク4体分まで伸ばせるので雑に出していける
光悪魔なので再利用も簡単

殺意の塊
自分モンスター全部の打点が雑に1000は上がる
素材2つで墓地のカードを奪えるので、追撃してヨシ、ディアベルゼの効果を発動できてヨシ


スターダストンの存在はあくまでも「相手を詰みにはできるが諸刃の剣」と言った感じで、出すチャンスはしっかり伺いましょう


・その他採用カード

《人形の家》

このデッキを成立させているキーカード
ホワイトダストンを毎ターン吐き出し続けることができ、デッキと墓地をホワイトダストンが循環します
ホワイトダストンを召喚権を使わずに場に用意できるので、テラフォと合わせて3枚投入
ただし、闇属性レベル6の通常モンスターとして出てくるのでこのデッキではリンク召喚に使用できず、ベアトかウォローのX召喚にしか使えない点に注意


《白銀の城の魔神像》

攻撃反応罠をセット出来るのでディアベルゼと相性ヨシと見て採用
棒立ちになりがちな大聖棺を守れたりする


《ビッグウェルカムラビュリンス》

魔を刻むデモンスミスが場に出たタイミングで除去が飛んで来やすいので、除去を回避しつつ手札に戻すことが出来るカードとしても採用
そのままデモンスミスを捨てて詠聖サーチ→ルリーに行けてクッソ強い
レベル8以上の悪魔族にディエスイレが対応しているところも地味に相性が良い


《くず鉄のかかし》

魔神像からセットする攻撃反応罠
大聖棺や幻想魔族耐性が無いディアベルゼを守ることが出来る
発動後にセットされるのでディアベルゼの破壊効果も反応するしで相手の攻撃をかなり牽制できる


《モコモッコ》

サイクルリバース持ちの幻想魔族であり、幽世離レで戻せるレベル1として採用
2ターン目以降は召喚権をあまり使わないので、雑にセットしておいても戦闘耐性のおかげで仕事してくれる


《幽世離レ》

相手の墓地、フィールド、除外ゾーンをローテーションさせるカード
妨害の対応範囲も広く、墓地効果で同名を再セット出来るので、コレ1枚引くだけで現世離レも含めると最大4回分も妨害出来る
ホワイトダストンをデッキに戻したり、セットするのでディアベルゼが反応できたりと、このデッキにピッタリ


《くず鉄の像》

青い涙の天使で通常罠をなんでもセット出来るということで検討した1枚
幽鬼うさぎのように置物系の永続カードを破壊でき、更にそのままセットされるのでディアベルゼの破壊効果も使える
七精の解門やナイトメアペインなど、放置しているとハチャメチャにアドを取られるカードを潰す目的で採用


《聖邪のステンドグラス》

大聖棺からベアトリーチェ出て通常罠をセットってことは天使と悪魔並んでるやん、ってことで採用
ハンデス効果があるので雑に撃っても強い


《リンクリボー》

デスキャスター、サロス=ナンナを出すには効果モンスターが必要でありホワイトダストンを素材に出来ないので、効果モンスターに変換する目的で採用
レスキューヘッジホッグで出した内の1体を使ってリンクリボーを出しておきます


《閉ザサレシ天の月》

効果だけ見ると強そうだが、これを出すということは「ココがマストカウンターですよ」と宣言しているようなもの
余裕が無い時に出して除去されると負けに直結するので、効果が通るタイミングをしっかり見極めよう


《幻獣魔王バフォメット》

墓地の幻想魔族をデッキに戻して「廻る罪宝」を使えるようにしたり、融合時のバフォメット効果で「大陰陽師タオ」を落として幻想魔族を蘇生出来たりします
初動で使った「レスキューヘッジホッグ」を除外から帰還させる動きがめっちゃ強い


・あとがき

5月GW中に大阪でたくさんのオフ会があり、今回のデッキを持ち込んでぶん回していました

おそらくこの記事を見てくれた方々も薄々は感じていることかもしれない・・・







「これデモンスミスが強いだけでは」







一番扱いやすいダストンがホワイトダストンなせいで、どうしてもデモンスミスを使わざるを得ないんや・・・

デッキコンセプトは達成できるようになったけど、オフ会などのカジュアル対戦に持ち込むにはちょっと強すぎるレベルになってしまった

でもデッキ自体は満足のいく形に収めることができたのでヨシ!

よければイイね👍していってね


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