Yamaguchi

進学校に進むもやりたいことを見つけるため15歳で社会人に。20代で起業後、香港で金融の…

Yamaguchi

進学校に進むもやりたいことを見つけるため15歳で社会人に。20代で起業後、香港で金融の世界を知り、投資・資産形成の勉強会を実施。年間千人以上参加。家庭のお金の悩みに直面すると同時に金融教育だけでなく、人格教育の必要性を感じ「金融×人生哲学×社会福祉」で次世代リーダーの育成に尽力中

最近の記事

鏡の中にあるもの

【君】今、教えてくれないの?   【僕】どうしてすぐに教えてほしい?   【君】だって、教えてくれたらすぐ実践できるし。   【僕】表面的な知識やノウハウがあるわけじゃないんだ。 そんなに簡単な話じゃない。 答えをすぐ求める、すぐ出る答えには あまり価値がないとも言えるよ。 考えて、考えて、経験したこういうことがあって 何年か越しで分かることに本質があったりする。   【君】そういうものかな。   すぐ出る答えにはあまり価値がない 【僕】じゃあ、例えば「我」の話をして

    • 何に重きを置くのか

      【君】命を懸ける【覚悟】って、そんなの簡単には持てないよ。   【僕】いきなりは無理だよ。   【君】世の中の成功している人は、みんなそんな【覚悟】があるの?   【僕】そうではないかもね。 ただ、成功するということを、お金を稼ぐこと、と思っている人は多いかもしれない。 お金持ちは、豊かで自由で幸せでっていう幻覚を見ている人は多いよね。     お金持ちの人は幸せじゃないの? 【君】お金持ちの人は幸せじゃないってこと?   【僕】そうじゃないよ。ただ、お金持ちになれば幸せ

      • 命を懸ける【覚悟】

        例えば、今使っているiPhoneがあるだろ? 今は、どのキャリアでもiPhoneが使えるけど、 iPhoneが出だした当初は、 ソフトバンクでしか使えなかったんだ。 ソフトバンクを作った孫正義さんは、 まさに覚悟があったんだ。 【君】どんな覚悟なの? 【僕】どうせ戦うなら日本で1番大きい会社と戦おうと思って、 当時、日本一大きな会社と言われた「NTT」を相手に、 今のように早くて安いインターネットが自由に使えるように 真っ向勝負で戦ったんだ。 ソフトバンクの通信機

        • 【覚悟】ってなんだろう

          成功するには覚悟がいる【君】なんだかすごい言葉だね。覚悟って…。 積み重ねた結果が成功で、自然となるものだと思ってたよ。   【僕】もちろん、積み重ねはとても大切だよ。 でも、絶対に、覚悟は必要なんだ。   分かりやすいからお金に例えてみるけど、 お金ってものすごい力を持ってるんだ。   【君】お金が、力を持つの? よく分からないな。   【僕】例えば、テレビを見ていると、 振り込め詐欺のニュースなんかを見るだろ?   あれだって、お金が人を犯罪に突き動かしていると言えるし、

        鏡の中にあるもの

          成功するには「覚悟」がいる

          【僕】前に、「君はどうなりたい?」って聞いたよね。 【君】考えてみたよ。でも、土台を作るってどういうことか…。 難しくて分からないよ。学ぶのが大切ってのは分かったけど。 土台を学んだら、成功したりお金持ちになったりできるってこと? 【僕】概念の話って難しいよね。 じゃあ、今日はこんな話をしてみようか。 成功を知るためには、どんな失敗があるのかを知っておくことも大切なんだ。 ビジネスを宝くじ化してはいけない 【僕】前に『人格(根)が形成される前に華やかな花(莫大な利益)

          成功するには「覚悟」がいる

          君はどうなりたい?

          【僕】君が小さかった頃、毎年花見に行ったことを覚えている? 【君】もちろん。大きな桜の木だったね。 【僕】桜の木の何を見ていた? 【君】それはもちろん、「花」でしょ。   【僕】桜の木といっても、花、葉、幹、根とある。けど、何に一番目がいくかというと、君が言うようにまず「花」だよね。  3月末から4月の桜の開花~満開の頃は、ニュースでも取り上げられ、海外からも花見のために日本に観光に来る人がいるくらい人気ぶり。  木でも、根でもなく、もちろん「花」を見る「花見」だ。 

          君はどうなりたい?

          15歳の君へ プロローグ

          15歳になる君へ僕は全くの異業種から児童福祉の業界へ飛び込んだ。 その背景にあったのは、現代教育のあり方に疑問を抱いたから。 それに気づかせてくれたのは、ある1人の恩師と出会いだった。 それは、15歳の時。 僕は、その恩師に「君は何のために高校で勉強しているの?」 高校に通う意義を聞かれ、答えに困った。 『なんとなくなら今勉強なんてしなくて良い。その前に、まずやりたい事を見つけてから勉強すればいい。』 その言葉に高校生の僕は衝撃を受けた。 その恩師とは、通っていた高校

          15歳の君へ プロローグ