ひとりケアマネでの5年間の振り返り

はじめに
　2017年6月1日からヤマゲ居宅介護支援事業所でのひとりケアマネ事業をスタートして丸5年が経過した。石の上にも3年を通り越して、いつの間にか5年。5年続けられるのだろうかとうっすらと思っていた5年前の今日。あの頃には5年後の自分が全く想像できなかった。ひとりで事業を行っていくという未知の世界のイメージが全くつかなかったからだ。5年間を振り返り、思ったことがいくつかある。

1　分からないことはまわりに聞くか自分で調べればなんとかなる
　私は独立前は居宅介護支援事業所に８年ほど勤め、組織の一員として働いていた。なのでその８年間で居宅介護支援事業所での一連の業務はマスターしている。けれども経営に関しては全くの素人。事業所の立ち上げ方法や会計業務などは全く知らなかった。

だからネットで調べてある程度作成した書面を、法務局や税務署、市町村の窓口に持っていき、アドバイスをいただき作り直した。それで今までなんとかやってこれている。素人なので細かい部分は間違いがあると思うが、それでもなんとかなっている。間違っていると機関から指摘を受けたときには、指摘を受けたとおりに直せばいい。ケアマネ業務に関しても、分からないことは他のケアマネさんや介護保険課、地域包括支援センター等に聞き、改善していけばいい。難しいことは何もない。ヒントはネットにのっている。