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エイシンフラッシュのアルファロメオのこと

お疲れ様です、山下と申します。ボンジョルノの山下です。
なんとなーくですが今現状の僕のクルマについて語ろうかと思ってキーボードを叩いております。
何が言いたいのか正直よくわからなくなってしまいましたがお暇なときに読んでいただければ幸いです。
あと書ききれてないこと絶対あるのでぜひ山下と会った際は肩パンしながら聞き出してください。

アルファロメオ155との出会い

そもそもなんでアルファロメオ155とかいうヘンテコな車を選んだのかというお話からさせていただきたいと思います。
もともとイタリア車大好きキッズだったので初めての車は絶対にイタリア車に乗る!!!と心に決めていました。
欲を言えばいつまでも卒業できないスーパーカーキッズとしてはフェラーリとか乗りたかったんですけどネ、、、。

そんなことを考えながら高校生ガキだったころの僕はいろいろとイタリア車について調べておりました。
その中で出会ったのがBTCC、British Touring Car Championshipに出場していたアルファロメオ155というわけだったんでございますわよ。

BTCC 1994年仕様のアルファロメオ155

当時の僕はわけもわからずこの格好良さにやられてしまいました。
そう、いわばひと目惚れですね。

そして憧れのファーストカーとしてこの車が第一候補にあがったわけです。


アルファロメオ155を手に入れた

さていきなりですが時は流れ、就職した初年度の21歳の夏。
たまたま平日休みを含む三連休があって思い立ちました。
「車、見に行くか」
そんなこんだでちょうどカーセンサーにあった神奈川にあったこの個体を見に行くことにしました。

マジで暇で見に行くだけ行ってみるか~って言って財布の中に2000円しか入っていなかったのに、親のプジョーを借りて意気揚々と神奈川のお店までドライブをしていました。

そして現地についてジロジロと車を見始めたわけです。
お店の方の話によれば、状態は悪くないのになかなか売れず何か月かが経っていたとのこと。
オールペン済で外装にヤレ感はなし、今となっては希少品のユニコルセ製フロントリップもついていて、社外のステアリングやシートも入っていてモディファイはしたいけどめんどくさがりの僕でもピッタリな車体でした。

見に行った当時のアルファ155

「よかったらエンジンかけてみてください」と悪魔のような誘いに乗ってキーを受け取り、エンジンをかけた瞬間この個体にすっかり心を囚われてしまいました。

気づいたらハンコも持たずに出てきた右手の親指に朱肉を押し付け、ローンの用紙を持ってプジョーに乗り込んでいました。

これが僕と155の始まりでした。


ウマ娘 エイシンフラッシュとの出会い

エイシンフラッシュさん かわいいね

時系列は前後してしまうのですが、ここからはウマ娘エイシンフラッシュとの出会いについてちょろっと語っていこうかと思います。

そもそもウマ娘というコンテンツに触れたのがアプリリリースのタイミングで、当時専門学校生だった自分はオタクの友達とつるんでいた中でウマ娘が流行ったタイミングがあり、僕もまんまとつられてインストールしてしまいました。
これが僕の終わりの始まりです。
ウマ娘を始めた当初は実はライスシャワーが好きで、、、

エイシンフラッシュを推し始めた理由がじつは意外とピュアな理由で

「笑顔がかわいかったから」

育成環境が整わない中でSRのサポートカードって重宝する存在ですよね。
エイシンフラッシュのスピードサポートカードを僕も重宝しておりまして、サポートカード0500・定刻通りで発生するイベント「想定外のお昼」にて選択肢下の「なら急いでメニューを考え直すしかないな」を選んだ時に見ることのできるこの笑顔、かわいくないですか。この笑顔を見て僕は一瞬にして心を奪われました。
そう、「ひと目惚れ」だったんですね。


時は流れて2021年8月20日。
育成ウマ娘としてエイシンフラッシュが登場しました。

だんだんなに書いてるかわからなくなってきた

待ちに待った子ということで、当然実装初日に引きました。
20連でお迎えできたのでこれが愛のちからですね。
バレンタイン衣装はPU期間に引けなかった苦い思い出があるんですけれども

育成実装されるとキャラストーリーも追加されます。
フルボイスで新しく実装された子との出会いが見られるので毎回結構楽しみにしてます。
エイシンフラッシュが実装された当初は「親紹介RTA」だの「恋愛強者」だの色々言われていたのを今でも覚えています。

生徒にこれ言えるのけっこう肝座っててすき
照れちゃうフラッシュ そんな君もかわいいよ

ちょっと待てと。

上述の通り、僕がエイシンフラッシュを推し始めたきっかけはひと目惚れでした。
そしてゲーム内のストーリーでもエイシンフラッシュとのトレーナー契約を結んだ理由がひと目惚れ。
これはもう運命を感じずにはいられないですよね(????)
そんな運命を感じながらズブズブとエイシンフラッシュ沼に浸かっていきました。

その後は皆さんご存じの通りエイシンフラッシュ沼から抜け出せなくなってラバストを155個集めたり、目に入ったエイシンフラッシュのグッズすべてを回収および強奪したり、実馬エイシンフラッシュ号の馬券や記念グッズなどを収集したりするのが趣味になっています。
これはまあどうでもいいですね。

ここだけの話、実際の競馬にはあまり興味をもつことができないタチのやる気がないオタクなんですけど。←だめだね だめよ だめなのよ
モチーフになった競走馬・エイシンフラッシュ号のレース映像や生い立ちだけは最低限確認しました。
会いにもいけたらいいなぁ。

最近はサトノクラウンをはじめとしたほかのウマ娘にお熱になることが多い僕ですが、いつまでもフラッシュのことが一番好きなのは変わらないと思います。いや、変えられませんこれだけは。
真面目で寸分の狂いなく謹厳実直に物事を進めようとする姿勢と、たまに見せる"歳頃の女の子"という可愛らしい一面のギャップが本当に素敵です。
フラッシュ、そろそろ僕ら結婚しようか。君と出会ったあの日、君にひと目惚れしたあの日、ご両親への挨拶を済ませたあの日から、僕らは結ばれる運命だったんだよ。君の描いた線がちゃんと真っ直ぐか、一番近くで見ていてあげるからね。人生という長いレースの厳格なスケジュールを共に歩んでいこうか。

というわけでエイシンフラッシュのソロ曲、お待ちしております。
いやもうなんでもいいから公式からの供給をください、沼が干上がります。


クルマ作りに関して

全体的なコンセプト

さて。ここからは車の話に戻ります。

世の中には様々なカスタムジャンルがあり、僕も好きなジャンルはたくさんあります。全然チューンドのJDMとかシャコタンとか好きで見るとニコニコします。

そして、自分がいざ車を手にしたときにやりたい方向性とはなんなのか?と考えたときに辿り着いた答えがこれでした。

「街乗りツーリングカーを作りたい」

もともと155を手に入れた理由がツーリングカーの155に惚れ込んだからであり、向く方向としてはまあ順当なんじゃないかな?と自分でも思っています。

ツーリングカーの例

ツーリングカーというもののかっこよさに関して考えていったときに
・ベースは何の変哲もないセダン
・デカい外形のホイール、タイヤ
・いかにも走りそうなパツパツの足回り
・やりすぎないエアロパーツ
・座面の低いバケットシート、長いハンドルボス
などなど…
色々ありますが、いずれにしてもこれらすべてが合わさってあのツーリングカー独特の格好良さができていると思っています。

ですがしかし、僕がやりたいのは
✕「ツーリングカーをつくる」
〇「街乗りできるツーリングカーの雰囲気が出た車をつくる」
ということであり、あくまでもレーシングカーそのものを作りたいわけではありませんでした。

じゃあ上記のツーリングカーの要素とプラスしてどのような要素が必要か、と考えていったときに
・極端なシャコタンは避ける(つかれちゃうので)
・ハンドルは全切りできるように
・四座、フル内装を残す 元の機能をなるべく殺さない
・内装は手回りの部品(ハンドルやシート等)はそれっぽく、それ以外は最小限のモディファイ
といった縛りができました。

これらの要素をかいつまんで全体的な雰囲気を演出しました。

ラッピング前の最終仕様 かっこいいとおもう

部品選定に関して

コンセプトは上記の通りでしたが、じゃあ実際どんな感じで各所の部品を選んだんだい!っていう話をしていきたいと思います。

足回り

たぶん一番こだわっている部分です。

フロント足回りの写真

ホイールサイズを競技車両と同じサイズである18インチにインチアップ。
車高は操舵時にフロントフェンダーに干渉しない程度のローダウン。
タイヤは当時BTCCのサプライヤーでもあったMICHELINのPilot Sport Cup2をチョイスしました。

ホイールはRacingHart Type-CRのモノブロック 18インチ 7.5J-42です。
これ、なぜSpeedlineやOZではなくRacingHartなのかというのにも理由があります。単純に18インチでPCD98-4Hが見つからなかったというのもひとつ理由としてあったり。
僕の155は何回も言っている通り街乗りできるレーシングカーをイメージして作っています。
そして何よりも憧れたのはレーシングカーとして走っていた155です。

そのふたつからあくまでも魂はレーシング、つまるところレーシングのハートを持っている。という半ばこじつけのような理由でこのホイールを履かせています。


ホイールの色が白いのは幼き頃にフェラーリ・F355チャレンジに脳を焼かれているからです。

F355チャレンジ この車で赤×白のかっこよさを植え付けられた

たぶんそこそこの車高で雰囲気を出して~っていうくだりもフェラーリのチャレンジ系のクルマに脳を焼かれているからだと思います。
ナンバーがついたレースカーっていうのも素敵なんですよね、、、。
フェラーリとかポルシェとか、男の子の好きなものが詰まってる感じがして、、、、、、、。

ちょっと脱線しましたね。

155の純正リムサイズはオプションでも16インチ、2インチアップしています。
このまま下げるとフロントはあまり問題ない(フェンダー内は意外にもクリア、しいていうならウォッシャータンクが危ないくらい)のですが、リアフェンダーのドア内部分が干渉します。

無惨にも切り刻まれた155のリアドア内

競技車両がバッサリカットされていたのを見て「じゃあこうすりゃええやんな」ということで同じようにカットしてあります。やってる人がインターネット上で見つからなかったのでとりあえず干渉しないようにチマチマと切り進めまして今のところリアはゼロ干渉になっています。


見にくいけどフロントのタイヤハウス


また、タイヤの幅にも若干問題があり、フロントのストラットが思ったよりも左右に広く設置されているため純正フェンダーに225幅を入れてしまうとタイヤ内側とストラットが干渉します。
しかし、スペーサーなどで外側にホイールを出してしまうと今度はタイヤハウスの前後が思ったよりも狭く、ハンドル全切り可能という捨てきれない条件が満たせなくなってしまいます。
なのでこのためにスペーサーの厚みを何回か試行錯誤して干渉しない、全切り可能のぎりぎりのラインを攻めています。ありがとうトム

ちなみにもうワンセット持っているホイールでワイザーBBSがありますが、あれはマジで転がしなので特に意味とかはないです。
強いて言うならメッシュ履いてみてぇ~っていう僕の邪念です。

このころの仕様すき

それでもやっぱり純正ウィングのころもかっこよかったなこれ。

エアロパーツ

エアロパーツといっても僕の車についているのはリップ、ミラー、リアスポイラーくらいですね、、、。

フロントリップとサイドミラーはユニコルセ製(たぶん)で、実は日本のイタリア車チューン屋さんが昔販売していたものです。
数があまりないプラスなかなか出回らないので、たまに出てきたと思ったらアホみたいな値段で取引されていてビビります。

フロントリップ タイラップ止め

フロントリップは買った時のままで、実際のBTCC車両とはデザインが少し異なります。しかし、BTCCリップを作成しようとするとフォグランプが潰れてしまいます。僕はフォグランプついているほうが好きなのでまあこのままでもいいかの顔つきになっています。


サイドミラー ボロいのに高かった

ミラーに関しては実際の競技車両(DTMやJTCC)でも使われているデザインと同等のモノで、リアルカーボンでできています。
かっこいいので付けました。そんなに深い理由はないです。
BTCC車両でも1994年仕様ではこの形状のミラーでしたが、1995仕様になると純正サイドミラーになっています。レギュ変わったんか?

リアスポイラー かっこいい

リアスポイラーは、HTRDさんというホンダ系ショップが出しているCL1アコード用のハイマウントJTCCウィングです。こちらもミラーと合わせてカーボン製です。
BTCCとJTCCではリアスポイラー形状が違いますが、正直に言うとJTCCスポイラーのほうが好みでして(照)
あといつまでたってもガキなのでカーボンの織目見えるとニコニコしちゃう。

内装のつくり

ここは手数少ないです。
とりあえず変えた部品をつらつらと書いていきます。
・シート
 Sparco Rev
 シートレールは運転席側は固定、助手席側はローダウンレール
・ステアリング
 MOMO MOD.69+ロングボス+クイックリリース
・シフトノブ
 Amazonで買(こ)うたジュラコンの丸いやつ
・ハーネス
 Sabelt 2インチハーネス
あとは黒内装が好きなんで天井とCピラーを黒に張り替えてます。
助手席には消火器も積んでます、まじで格好だけですが。

おでのぶぶの内装 意外とコンフォート
参考にした実戦使用個体の内装 かっこいいね

シートとステアリングはたまたま見てた実戦使用の個体がSparco×MOMOという組み合わせだったので真似をしています。
思想としてヨーロッパ系のチューニングカーはこの組み合わせ!っていうのがうっすらと脳内にあったのもありましたが、、、(照)

シフトノブがジュラコンなのはなんでか競技車両はジュラコン!っていう脳になっていたので  なんでなんですかね??グループBとかかな
ハーネスが2インチなのはちょっとチューンドカーっぽさを狙ったといいますか、3インチだとゴツすぎるのでちょうどいい塩梅が2インチだったというわけです。

あ、ドライビングポジションには自信持てます(隙自語)

痛天搬入時の写真

ツーリングカーっぽくやるなら
目線は低く!首しか見せず!Bピラーに被る!
これだけは外せませんでした、、、(個人の感想)
155ってフロントウィンドウに対してサイドウィンドウが下にあるので、あんま低く見えなくてたびたび涙を流しています。

あとは内装でニチャれるポイントがこれ~~~~~~~~~~~~~~

ゼッケンプレート風のやつ+BTCCスポンサー風ステッカー
DTMのオンボード画像 ガビガビ

ゼッケンプレートは、DTMのものを参考に作成
ロゴもそれっぽく作り直しています。

バックのイラストはわれらがトンスカ大先生にお借りいたしました。
こういうの作りたいんだけどイラストお借りしてもよかですか、、、。って言ったらまさかの描きなおすので首洗って待っとけ!!!と言っていただけました。本当に感謝しかない、、、。

ステッカーのほうは当時のBTCCオフィシャルなのかな?のパロディです。

作ったステッカー
大元になったステッカー わざわざイギリスからお取り寄せした

このステッカーをベースにしてロゴデザインをチマチマとやらせていただきました、、、。
意外と気に入ってるので箱ステとして配り歩こうかなの顔つきをしています。

ラッピングをしよう

さて、ここからはようやっと155にラッピングを施そうと思った経緯を書いていこうかと思います。長ぇんだよな、本題までが。

もともとやはり車に乗るオタクだったので、痛車というものにはもともと興味はありました。155を買う以前から痛車のオーナーさんともちょこちょこ絡みがあったりもしたし、155を買った後はキャラクターと車で一生擦り散らかしてたのでいろんな人に貼れ貼れ言われてましたし。

2023お台場痛車天国 天気終わってて全然写真撮ってなかった

中でも一番のターニングポイントとなったのが2023年のお台場・痛車天国でした。
会場はド雨で鬱病になるかと思いましたが、初めて車系の置きイベ(って言っていいのかな)に見学に行ったということもあり、いろいろと衝撃を受けた場でありました。
なので大啖呵を切って「来年は痛天出るからな!お前ら見とけよ爆笑」とその場で顔を合わせた方々に言って回っていました。
このタイミングで痛天に行っていなかったら今でもすっぴんのまま乗って回っていたと思います。


痛天行った頃の仕様 きもいね

あの頃はまだ車高調も変えていないフィアットホイールの情けないクルマだったので、この状態でほんまに来年までにできるんか…?と正直不安だらけでしたね(自分のせい)

さて時は流れ、2023年も終わりごろになりました。
このタイミングまで本当に何も考えられずに終わりの人間になっていました。何をするにしても行動が遅すぎる。誰もお前を愛さない。
大晦日を迎えいつものようにX(旧Twitter)を徘徊していたところ、ひそかにちゅきちゅきぴっぴしていた方がnote記事にまとめていて、当然ちゅきちゅきぴっぴのお気持ちでnote記事を読んでいたわけでございます。
その時、その方が車に込めた想いが見えた気がしてうまく説明できないんですけどアツくなってしまいまして。
そのまんまの気持ちでガーーーッとデザインを進めました。

そして明けましておめでとうございますをして2024年、大洗にオタクが集まるタイミングでお邪魔したときにお世話になろうと思っていたK-concept Designのここっとさんにお会いできたので「貼ります!!!」と宣言してきました。デザインもまだできあがってなかったのに。

数日たったころに「お台場の痛天出るなら2月頭までにデザインあげてね」と言われたため、とりあえずざっくりとロゴの作成とデザイン案を仕上げて入稿しました。これが1月の中旬の話です。

サイドのデザイン
フロントフードのデザイン

ちょうどこのころやっとリアスポイラーがついて車も仕上がったころでした。車が仕上がったらあとはもう貼るだけです。

ワンデイ仕様 結局リアスポイラーは残してある 

この時期にウマ娘のライブ5th YELLがあったので、意気揚々とエイシンフラッシュって貼って現場に赴いたりもしました。出走しないのに 
まあサトノクラウンにめためたにやられて有明ガーデン駐車場で大の字になって「俺の愛バは!?」って言ったりもしてましたね。

マジで話がコロコロ転がる三角形になってしまいますが飽きてきた
ちょっと空いて三月の頭、この辺で施工に持っていきました。
正直、デザイン案をちょこちょこ考えていたこともあって、最後まで完成図が全く想像できない状態で持っていくことになってしまったので不安でしかありませんでした。


そして一週間ほど経ったころ、DMで写真が送られてきました。

施工が終わって送られてきた写真 まーじで思い通り すごい

あ、これ"勝った"な。

確信しました。
優勝です、ありがとうございました。

マジで出来上がって写真が送られてきた瞬間笑顔が止まりませんでした。
PIXIV FANBOXのハチマキが送られてきたときくらい笑顔になりました。
本当に自分の車か正直疑わしかったです。

施工が終了して引き取りに行ったタイミングではまだ転がしのBBSだったので、家に戻ってレーシングハートにタイヤレターを貼り付けて履き替え。
それが終わった時の満足感たるやもう、、、。そのまま昇天するかと思いました。

履き替えしてニコニコしてるところ

155を買って1年半かかってしまいましたが、ようやくクルマ作りを通して自分の「好き」を固められた瞬間になりました。

車好きオタクとしてやっと形にできた


デザインに関してのお話

話は変わって
いちおうデザインとロゴの製作は今回自分でやりました。
これはXでお話したので見ていただいた方もいらっしゃるかと思うのですが、整理しつつ再放送します。

1995 BTCCで走っていたアルファロメオ155

デザインのモチーフ

大元にした車両は1995年のBTCCで走っていたOld Spice Racingのアルファロメオ155です。
そこに僕の一番愛してやまないウマ娘のエイシンフラッシュの要素を溶け込ませてデザインしました。

サイドのデザイン

サイドのデザイン

今回一番大きく貼った、いわばメインの部分であるサイドの文字は、アルファロメオ風のフォントでエイシンフラッシュと刻みました。前からお気に入りでよく使っていたフォントで、ライブの時にウィンドウとリアスポイラーに貼り付けたものと同じフォントになります。

文字のバックに入っているロゴは元々の車両ではグレーっぽい色味であったところを、実馬のエイシンフラッシュ号が美しい黒い馬体であるため黒色にしてみました。車体色が赤なので色として要素を入れられるのはここしかないと思い、黒をここで取り入れました。

ゼッケンに関して

おれのくるまのゼッケン
画像ちっちゃい
BTCC車両のゼッケン
ウマ娘CMのエイシンフラッシュ
瞳に焼きつくブリッツ・マイスター

サイドおよびフロントフードのゼッケンは、BTCCのゼッケンをベースにリデザインしました。
上の文字「Blitz Meister」はウマ娘CMのエイシンフラッシュのキャッチコピーである「瞳に焼きつくブリッツ・マイスター」からとったものです。
また、文字左のロゴは色味を変えて赤白黒でフラッシュカラーへ変更。
下の文字はURAの正式名称を元ネタのBTCCゼッケンと色を合わせて入れました。
ゼッケン番号がブランクになっているのは、安直に勝ち鞍のゼッケン番号を入れてしまうのではなく、あくまでも雰囲気を出したかっただけなのでガチガチのレース車両ではないよというのをアピールしているつもりです。
今はまだないですが、走るような機会があれば走行会のゼッケンを貼り付けることもできますしネ。サーキット行ってみてぇな

フェンダーとエンジンフードのDer Rekordという文字

Der Rekord 光の具合ええな

これはドイツ語で"記録"という意味になります。
エイシンフラッシュの育成ストーリーの隠しシナリオの名前からです 読んでください全人類。

ただ単に語感がよかったというだけでなく、東京レース場で開催されるG1レースを5勝することでドイツからの留学生という設定であるフラッシュが「東京巧者」と称えられるこの隠しシナリオの名前と、イタリアの車であるアルファロメオ155という車がいまこの時代に日本で走っているというところが少し重なって見えるような気がしたのでデザインに取り入れました。

また、僕が好きな「エイシンフラッシュと155」を組み合わせたこの姿を記憶にも記録にも残したいという想いがあったりもします。

スポンサーロゴ

リアに入れたミシュランのロゴ
タイヤは最新だけどロゴは古いの使ってます

実在するスポンサーロゴは今回はミシュランのみでデザインしました。
メーカーロゴはできるだけ削いで「レプリカではなくオマージュ」ということを表現したかったというのと、単純に実車と同じにしてしまうと使っていないメーカーのロゴがあると説明がつかないので避けました。ブレンボとか入れたいよ俺だって
なによりもクルマ自体がまだまだやりたいことが多い、いわば未完成の状態なのでこれからも155と、そしてフラッシュとともに歩んでいきたいという気持ちがこもっております。

エンジンフードのロゴ

エンジンフードのロゴ
フラッシュの横顔
端正な顔立ちに前下がりボブがキュート

こちらは元々OldSpiceのロゴマークの帆船だったところを、エイシンフラッシュの横顔をシルエット風にデザインしました。
正直ここが一番頭を悩ませたところで、どこまでやればやりすぎずそれっぽく見えるかを考えに考えて紙と鉛筆を持って無限にラフで線引いて、それをがんばってデジタルのデータに泣きながら起こしてできあがったものです。
それっぽく見せるのって意外と大変なんですね。


ハチマキ、窓に貼ってあるステッカー

フロントのハチマキ

ハチマキはBTCCのマシンで「ALFA ROMEO 155」と書いてあるところにエイシンフラッシュと入れました。デザインで遊んでもいいかなーと思った部分だったのですが、他がわりとシンプルにまとまっているのでここでヘンに遊んでしまうとバランスが取れなくなるかと思ったのでやめました。

リアウィンドウのカッティング

左右リアウィンドウのドライバーネームが入るべき場所にFlashと入っているのは、あくまでも「エイシンフラッシュのアルファロメオ」としての意識です。推しの名前を背負う(???)

peekingステッカー 質感がGOOD
これはpeekingの奥側 ミシュランのラベルって地味だよね

あと左リアウィンドウに貼ってあるのがeternal.さんに依頼させていただいたエイシンフラッシュのpeekingステッカーです。
これはお会いした方にはたまーに話しているネタなんですけど、運転席のフルバケのシェル部分にタイヤラベルと自分の箱ステを貼っているので、peekingステッカーを覗き込んだら奥にそれらが見えるっていうのをちょっと狙ってみたところがあります。だから左側の窓に貼ってあるんですよ。

リアウィンドウのステッカー 目検で貼った割にはセンターと水平いいかんじ

リアウィンドウの下部に貼ってある「#Augenblick」という文字に関して
これはドイツ語で"一瞬"という意味になります。

もともと友人がやっている写真チームである120DENIERのステッカーを貼っていたのですが、ラッピングするにあたってこれを剥がしたところが空いてしまったので、スペースを埋めるために考えました。
エイシンフラッシュがドイツの子ということでドイツ語の単語を調べていたときに、エイシンフラッシュのキャラストーリー第7話の名前が目に留まりました。
日本ダービーで上がり3ハロン32.7秒という鋭い差し脚を見せてライバルをまさに"一瞬で"抜き去ったエイシンフラッシュにピッタリ、かつ車体の後ろ側に貼る単語として良いなと思いカッティングステッカーにして貼り付けました。

全体的にいろいろと小ネタを仕込みつつデザインをまとめた、、、つもりです。
意外と痛車乗りの方からも、レースカー好きの方からもどっちからもウケたという声があってすごい嬉しかったです。

あとやっぱり「レプリカではなくオマージュ」 これは声を大にして言いたいです。
レーシングカーそのものをソックリに作る訳ではなく、憧れたクルマへのリスペクトとキャラへの愛をぶつけながらも街中で不便なく走れるようにこの155を作りました。

なんかまとまりきってないけど無理やりもうまとめたいと思います。
長い文章考えるの苦手なので。

おわりに

痛天でできた「夢の並び」

オタクのダラダラとしたなにを伝えたいのかわからない文章をよんでくださりどうもありがとうございました。
普段140文字にすべてをかけているせいでこういう長尺の文章を書くのに本当に慣れていないのでマジで読みづらかったと思います、書くのも読むのもめんどくさいので読み返したりもしてないんです。ゆるちて。

夢の舞台だった痛車天国にも出られたしすごい燃え尽きてます。
どれくらい燃え尽きているかというと一週間経った今でも荷解きをしていません、おしまい。
一番の親友と団体は違ったけど同じ舞台に立ててすごくすごい嬉しかった。
余韻に浸るのもいいけど次の目標をそろそろ見つけないと。

とりあえず今後のプランニングとしては
・8月の車検どうしよ
・今年中にはサーキット持ち込みたい
・直すところ直さなきゃ
というところが議題に上がってきますね、、、。
今のDerRekord仕様もたぶんやって1年ぐらい?って考えてます。予定は未定
うぉデッカデカとオンナ貼りたい気持ちがないわけではないのでいろいろ考えていきたいと思います。

エイシンフラッシュさんは大好きです。結婚してほしい。
だからこそマジで供給くれ。沼が干からびる。
肩パンすんぞマジで。なあサイゲ。

155はしばらく乗っていたいのでゆるく楽しみたいと思います。
たぶんグチグチいいながらも楽しんでいると思いますので生暖かい目で見守っていただければ幸いです。

ということでこれからもエイシンフラッシュのアルファロメオをよろしくお願いします。

ありがとうございました。


山下


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