見出し画像

【6/9山人万博】JR北上線について語る「山人オープントーク」(配信あり)

【生配信】16:00〜17:00 緊急雑談!

いよいよ1週間後の6月9日(日)に迫る「第1回 山人万博(β)」について、最終段階になって、午後のトークセッションが急遽決まりました。その名も、「山人オープントーク」という名の緊急雑談です! 雑談なのに緊急とはどういうことか…というツッコミはさておき、衰退していくインフラの中でも大きなテーマであるJR北上線の存続について、町内でその魅力アッププロジェクトの中心となって奮闘するNISHIWAGA STYLEの広瀬雄大さんをお招きし、ゆる〜くお話を聞いてみようじゃないかというわけです。あくまでも雑談風に……。

現在、下記のURLでのYouTube生配信を予定しています。前半15:00からは、山人万博に出展してくださる各事業者さんの紹介を兼ねたミニトークセッションが1時間ほどあり、その後16:00から1時間ほど、僕が広瀬さんにいろいろお話を伺っていく、という感じです。

NISHIWAGA STYLEの広瀬雄大さんについて

錦秋湖ほとりの水没林にて(本人提供)

広瀬さんはもともと大手旅行会社で観光業に携わってきた経験があり、退職して西和賀町に関わるようになってから、その観光分野の知見を活かしたさまざまな取り組みをしてこられました。

現在は独立し、NISHIWAGA STYLEというローカル観光プロデュースに特化した事業をされていますが、その人脈を活かして県内各地の観光プロデュースにも関わっていらっしゃるようです。

2022年に、今回の万博会場となる「ゆう星館」を山人が取得したときにも、いの一番に具体的な活用をご提案いただき、ただ提案されるだけではなく、実際に人を連れてきて、昨年、ここ(ゆう星館)で町の婚活イベントを開催してくれた経緯もあります。

今回のテーマ「JR北上線」については、西和賀町、横手市、北上市という3自治体と、当のJR東日本を含めた関係各者の間に立って、北上線の利用者増加に向けた一連の取り組みの調整役として暗躍されているご様子。苦労も多かろうとお察しいたしますが、北上線のリアルな話をお伺いするには、この方しかいない! という感じです。

余談ですが、広瀬さんが引っ張ってきてくれた町の婚活イベント、昨夏の記録的猛暑がさめやらぬ9月上旬に開催されたわけですが、ゆう星館の会場にエアコンがついていなかったということも相まって、いろんな意味でアツく燃え上がったようです。

ちなみにいまでも、エアコンはまだ未導入です……(ほんとうにすみません)。

JR北上線の現状を捉え直す

岐路に立つJR北上線

今回の「オープントーク」というコーナータイトルは、「町に開く山人」という山人万博の中心思想と、「ぶっちゃけどうなの的な話をしたい」というトークコンセプトとのダブルミーニングですが、JR北上線を語る上では、ぶっちゃけも何も、その現状を適切に捉え直すところからはじめないといけないと思っています。正直それくらい、僕自身は北上線について何もわかっていないと思います。なので今回は、町に暮らして、ときどき北上線も利用することがある市井のユーザーとして、率直な疑問や質問を投げてみたいなと。

ぼく個人がそんな呑気なポジションを取ろうとしている一方、ぼくたちが組織として一観光事業者である以上、JR北上線について、傍観して成り行きを見守っているだけの立場をとることが認められるとは思いません。そしてこれは全国に多数存在する同じような境遇の秘境のローカル線に共通の問題であるはずですし、田舎のインフラ論を象徴するテーマでもあるはずで、これを無視したまま、地方の未来を語ることはできないんだと思います。そのあたりについてはシリアスにならざるをえない。

道路、鉄道、バス、そして金融まで、さまざまなインフラが目に見えて衰退してきた西和賀です。何は残して、何は諦めるのか。その取捨選択を、毎年のように突きつけられているのではないでしょうか。

そんな話をしていたら、1時間はきっとあっという間に終わるでしょうね。お会いできる方は、当日、ぜひ会場でお会いしましょう!

ただし! 上述したようにエアコンがまだ導入できていない施設なので、どうかそこだけはお気をつけください。


僕たちの活動へのご支援を受け付けております。いただいたサポートは、全額、従業員の職場環境改善のための費用として使わせていただき、1円単位ですべての利用明細を公開いたします。