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たまこマーケット&たまこラブストーリー一気上映@出町座 を観てきた

いつもながら京アニネタばかりかつ1か月以上も前の話ですが…

職場の近くの舛方商店街(言わずと知れたたまこのうさぎ山商店街のモデル)に出町座さんという映画館がありまして、例によって響けユーフォニアム劇場版やリズの上映に足を運んでいたのですが、「ここでたまこラブストリーを上映したら完璧なのになんでやらないんだろう。すぐやるべき…!」とずーっと思っておりました。

そうしたら、昨年末になんと「たまこまーけっと」一挙上映 かつそこまま劇場版「たまこラブストーリー」上映という最高の企画が発表されました。まさかマーケットも一挙公開とは…出町座さん大変失礼いたしました。気合いがケタ違いでした。ということでもちろん速攻で予約しまして年明け観て来たわけですが……それはそれは凄い体験でした。

14時スタートで途中休憩を2回挟み終了がほぼ21時。約7時間のたまこ漬け…!それでも感覚としては本当にあっという間でした。
私は『たまこラブストーリー(劇場版)』はアホほど観ていたのですが、『たまこまーけっと(TV版)』は好きとはいえ数回見た程度で、正直「たまこラブストーリーはTV版の舞台を使ったすっげー話!!ラブストーリー最高!」と思っていたフシがありました。
しかし。実際にうさぎ山商店街でたまこまーけっとをぶっ通して観た後にラブストーリーを観たら、ぜんっっぜん違ったのでした…。

めっっちゃ見てるよね

自分の中の理解では、たまこラブストーリーは「新しいもの(=変化)を選択」するお話で、そこに感動してとても好きだわぁーと思っていたのだけれど、通して観ると、たまこまーけっとも、たまこや周りのみんなが様々な環境の変化に直面する中で「自分自身の大切なものは変わらないということを選択」するお話でした。そして、商店街や家族、周りの人々との関係を真ん中にあるとても大切な土台として貫いた上で、ラブストーリーではひとりひとりが大なり小なり各々の「変化」を選択する、という対の構造になっていて、更にはラブストーリーでの登場人物の全ての挙動がまーけっとからの自然な流れとして完全に繋がっているものでありました。たまこまーけっと全12話中、2話くらいおきに「嘘だろ…」と心の中でつぶやきながら号泣しておりました。

IMAX 4Dの究極版

そして更に。舞台であるうさぎ山商店街の人々のあたたかい空気がたまこの大きな土台になっているという感覚は、まさにうさぎ山商店街で観ているからこそ強く感じたことでもあります。上映後に星とピエロ ことs.o.u.さんでメシをご一緒したコバルト爆弾αΩのmirrorboyさんが「究極のVR体験でした!」と仰っていたのですが、本当にその通りでした。 劇場を出たらさっきまでスクリーンで観てたまこ達が住んでいたその街が存在する感覚はまさに「体験」でありました。まじIMAX 4Dリアル。

そしてなにより、出町座さんやスタッフ、(今回用に上映ソースを切ってるはず)、出演者(なんと洲崎さん=たまこのコメントが流れた…!感涙)の皆さんが一体となって、この上映を形作っているのがひしひしと感じられて、その場に立ち会わせて頂けたことに感謝の気持ちにしかなりませんでした。マジで感謝。こんなに近く(職場からチャリで10分)に天国はあったのね…...

(余談ですが、休憩中に商店街の人が映画館のスタッフさんに 新年会の案内ですー、つって回覧のお手紙を渡しに来ていたりしてほっこりしました。素敵商店街すぎるでしょ、舛方商店街。)

2019年はどんなおもちが食べられるかな

ということで、月並みですが、たまこ達のようにに新しいことに挑戦せねば…!と思った2019年の始まりとなりました。前述のコメントで洲崎さん=たまこも言っていたのですが、今年はどんなおもちが食べられるのでしょうか。楽しみになってきました。

たまこをめぐる変化を目の当たりにしたかんなが、皆で川沿いで話しているときに「宇宙の入り口に立ったような気分だよ。」と言うのですが、その時に彼女らが見上げる夜空は、本当に綺麗な星空でした。もう2月も半ばになりつつありますが、老若男女、素敵な宇宙に飛び立てるような年になるとよいなと思います。

(冒頭の写真は2/4午前8時頃の飛び石に掛かる虹。出町柳駅を降りたら虹が見えて、思わず飛び石まで走り撮影)

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