東の空のビーナスベルト
今年の夏がいつになく夕焼けがキレイで、夕方ピンク色に染まる空を見るのを楽しみにしている。越してきて3年経つが、わたしが見ていた夕焼けが東の空だったことに、最近気づいた。
南東向きの我が家のベランダから見える夕焼けは、西の空に浮かぶ紅く燃ゆる夕焼けではなく、ロマンチックなピンクに染まった可愛らしい夕焼けなのだ。
ふと、「東の空 夕焼け」で検索すると「ビーナスベルト」という言葉がでてきて、たぶん、これだなと思ってる。(どなたか、空に詳しい人教えてください)
東の空を見て夕焼けがキレイだなと思ってたことに、なんの違和感も覚えなかったことに驚く。はじめから、毎日、そこに、当然のようにある景色には、違和感を覚えない。当たり前すぎて気づかないことって、結構あるものだ。
当たり前すぎて気づかないこと
生まれた家庭の中に、当然のように暴力(DV、心理虐待)があれば、それが当然だと思ってしまう。あれっ?と疑うこともないから気づきにくい。聞いていくと明らかにDVの被害に遭っている人が、「暴力ではないんですけど、」と前置きして話しはじめて、結局、暴力の話だったということはよくあることだ。
気づいてないことは悪いことではないし、はじめから当然のようにあるものには気づきにくい、だからこそ、周りのふとした視点が入ると気づけたりするし、その視点がとっても大事だったりする。
周囲がDV方法を知ることの大事さ
身体的暴力以外の暴力(精神的暴力や経済的暴力、性的暴力、子どもへの暴力、ネットを使った暴力)などは、本人も気づきにくいし周囲からも気づかれにくい。だからこそ、周りにいる人たちのちょっとした声掛けや、それってだいじょうぶかな?と問いを立てたりすることで、本人の気づきにつながる場合がある。周囲にいる人たちが、DV情報を知っていることが大事なのだ。
友だちからデートDVの相談されたときにどう対応するか、子どもや子育て支援に携わる支援者さんが、虐待かな?DVかな?大丈夫かな?と思った時にどう対応するかなど、周囲にいる支援者がデートDVやDVの情報を得られるような場をつくっていきたいなーと思ったりいている。
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