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noteに居場所をみつけた

姿勢を整えて深呼吸、いつもの準備が始まります、ソファーの上に毛布を掛けて、分厚い美術展の図録を乗せたら、その上にスマホをちょこんと置いて、マイスタジオからの音声収録です。

私は、11月1日から記事の中で紹介している「ばあばの俳句」と「毎日がバトル:山田家の女たち」の音声配信をスタートさせました。

太陽の光を燦燦と浴びて、爽やかな朝に録音している時もあれば、遠くに車の走行音だけが聞こえる夜更けに、声のトーンを気にしながら録音している時もあります。

どんな時も私は、心地よくしゃべっています

わずか2分30秒足らずの録音心躍らせているのです。
「やっぱり私は、アナウンスすること、語ることが好きなんだな」と痛感しています。


私はテレビウーマンとして、43年間テレビ局に勤務しました。その中で一番長く携わったのがアナウンスの仕事です。伝えることが当たり前の毎日でした。思うようにできない、力不足の自分にいら立つことありましたが、日々やりがいをもって仕事をしてきました。


そんな私が、今年の春定年を迎えました。そして自己表現がしたいと思いnoteでブログを書くことをスタートさせました。一緒にブログを書いている母とともにnoteの中に新たな自分の居場所と生きがいを見つけ、楽しい時間を過ごしています。


欲張りな私は、もっともっと充実した日常が送りたいと、記事を書くという表現だけではなく自分の声を使って表現したいと思ったのです。
そこで、記事で書いている、母の俳句と親子の方言トーク音声で配信しようと決心しました。決めてから配信までは数時間でした。


マイスタジオ1

11月1日の深夜、気合を入れて、初の音声録音です。録音をプレビューすると何だか、ぎこちなく、昔の自分と違って、声も表現力も退化しているなと感じました。

でも、録音をした後、私は感動して小躍りし小さな拍手をしていました。

そして心の中でこうつぶやきました。「録音できた、もうこれで十分、目的達成、幸せだ・・・」涙が出るほどうれしかったんです


私がいかにしゃべりの仕事に愛を感じていたのかが、改めて分かりました。


音声配信を始めてからまだ2週間ちょっとしか経っていませんが、だんだん昔の声に戻ってきているような気がします。

そして、もっともっと、皆さんにいい形で伝えるためには、何をどう話すのが一番いいのか、毎日それを考えて発信しています。


人は、自らの目標に向かって頑張ることで生きている実感が得られるような気がします。

私はnoteという表現の場所を得て、これからどんな風にこの場所で泳げるのか泳いでいくのかを模索しているところです。


音声配信は毎日2本投稿しています。スキの数はというと、10~20前後で決して多くはありません。私の音声配信は気に入ってもらえてないのかと不安ですが、そんなことにはめげず、毎日精一杯、心を込めて配信していきたいと思っています。


表現したくても、ステージが見つけられなかった私は今、noteに居場所を見つけて、幸せな毎日です。noteとの出会いに感謝です。


そして、これからもっともっと魅力的な音声配信になるように、精一杯お伝えしていきますので、よかったら「やまだのよもだブログ」の「ばあばの俳句」と「毎日がバトル:山田家の女たち」を聞いていただければれしいです。投稿は毎朝、8時30分~9時頃です。

最後は、お知らせになってしまいましたが、どうぞ、一度聞いてみてください。


きれいなインポート仕上げ

【毎日がバトル:山田家の女たち】

  《ばあばの厳しい一言》

私の良き相談相手で、ブログパートナーのばあばに音声配信について聞いてみました。いつものリビングでの会話です。

「私が音声配信を始めたのはどう思う?」

「私はうれしいねー、アナウンサーの頃、毎日、ニュースとかであんたの声聞きよったろ、家で聞くんとは違うけんね、正直うれしいんよ」と母

ばあばの俳句の録音はどんな・・」

「あれは、私としてはありがたい、文字で見ん人も聞いてくれるかも知れんしね・・・」

「声のトーンとか語りはどう・・」と私
「私はええと思うけど、人はそれぞれじゃけんね・・」と母 


方言トークは・・・?」
「うーん、まだまだじゃねー、その人の気持ちが上手いこと、表現できてないわい、伝え方が下手なんよ。だんだん上手になるとは思うけどね・・」

「ふーん、厳しいお言葉
「頑張りよったら、そのうちようならい、ほかに言うことはありません」
とぴしゃっと言われてしまいました。


母から見れば、まだまだ未熟なようです。もっと工夫しなければと思いました。


いつも母は厳しいのです


ばあばの俳句タイトル 001 (2)

【ばあばの俳句】

 ヤッホーに返るこだまや冬の山


足腰に不安があるのであまり外出しない母は、テレビの映像からインスピレーションを得ているようです。美しい冬の連山の風景を見て、この句を詠みました。

静かな山の中腹で、向こうの山に向かって呼びかけた声がまるで山の精霊が応えているように、耳にこだまする。そんな冬山の静寂自然と自分との対話を心地よく感じている句です。

石鎚山A



▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日音声配信しています。聞いていただけたら幸せです。

今日もたくさんの記事の中から私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどりつてご覧いただきありがとうございました。明日も更新します。

タワー撮影テーブルロング

ロゴ入り2ショット


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