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noteの皆さん☆私の洋服購入のルールは50回使うかです。

今日は衣装のお話をしたいと思います。アナウンサーの衣装についてです。長く業界にいた私だからこそお話しできることだと思います。
私が、現役のアナウンサー時代は、かなり長い時期、自前の衣装を着ていました
今から40年から20年前の話ですが、当時のローカルのアナウンサーは自分で衣装を準備していたんですよ。
組み合わせはもちろん大変でしたし、衣装代にもずいぶんお金をつぎ込みました。本当に、かなりつぎ込んだと思います。

その後は、衣装を提供してくださるブランドやブティックを自分で見つけて、レンタルするようになりました。放送前に衣装を借りに行って、終了後に自分で返却していました。これが、なかなか労力が必要でした。

それから後は、中央の衣装のレンタル業者と契約して、一か月分まとめて送ってもらうなどの様々な方法がとられるようになりました。この辺の状況は局によって違っていたと思います。

今は、当たり前のように、番組やアナウンスの部署での契約で、スタイリストの方がその時期の流行などを取り入れて、画面に生えるものをコーディネイトして提供してくれています

自前の衣装を着ていた時代が長かった私は、その間に、洋服の着まわし術がとても上手くなったと思います。


当時はファストファッションも無かった時代だったので、スーツ一着をどう変化させて着まわすか、あれやこれやと工夫を重ねました。
ポケットチーフの色を変えたりスカーフやアクセサリーで変化をつけるなど、毎回工夫を重ねることが、自分にとって、ファッションの学びになったと思います。


  
おしゃれなんて興味ないという人もたくさんいらっしゃると思いますが、今やファッションは私の趣味の一つです。このコーデ術がいろいろなシーンで役に立っていると思います。

パターンは様々、エレガント、カジュアル、ビジネスライク、メンズライク、乙女チックなどなど、あれこれ組み合わせていると楽しくなってきます

その日のお天気を見て、出掛ける場所を考えて、その組み合わせに納得すればその日のコーディネイトは大成功です。

私のクローゼットにはいろいろなタイプの洋服が眠っています。現役時代に必要に迫られて購入した衣装がたくさんあるので、母は私のウォーキングクローゼットを“宝の山”って言っています。別に高級品が並んでいるわけではないのですが、長い間に買いためた衣装がたくさんあるんです。捨てられない思い出の品もいっぱいです。

なので新しく購入する時には、かなり考えて買っています。

自分の中で、買う買わないのジャッジは「買ってから私のコーディネイトにその洋服が50回登場するかどうか」です。
私にとっての購入基準は、これなんです。

トレンドだから欲しいと思っても 「これから50回着るの着ないのどっち」で決めています。
実は、つい最近までは20回でした。今は成長して50回になりました。

もったいないので、眠っている私の洋服たちを思いっきり活用してあげなければ・・・と思うのですが、最近は、出掛ける機会が少なくなっているので、50回はとても難しいです。

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【毎日がバトル:山田家の女たち】

《私もアドバイスするんが楽しかったんよ》


前日、ちょっとした意見の行き違いがあって、朝、顔をあわせるのがイヤーな感じだった2人の親子トークです。

「あんた、私もいっつも洋服のアドバイスしよったろがね、研究しよったんじゃけんね

「そういえば、お母さん画面に映ったんを見ていろいろ言よったねー

「テレビに映るんと実際とは違っとったけんね、難しいんよ、テレビ写り言うんはインパクトも必要じゃしね^」

「まあ、お母さんがスタイリストじゃったんかもしれんね・・・」

「私も、その頃はおしゃれしよったし楽しかったんよ

衣装選びA

思い返せば、母のアドバイスは身内ならではの正直なコメントが多く、かなり私の衣装選びには貢献してくれたと思います。母の色彩センスは抜群ですから。



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【ばあばの俳句】

 冬ぬくき今日はこのしろ白と決め


母は、私が白い洋服が好きなのでこの句を詠んだそうです。クローゼットにある、様々な素材やデザインの白い洋服の中から、冬のお天気がいい日に合いそうな洋服を選んでいる私の姿だだそうです。「白でも、この白にしよう」と決めるのは少し時間がかかります。


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でも、私にとっては洋服を選ぶのも楽しい時間です。ばあばもよくわかっています。


▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日、音声配信しています。聞いていただけたらうれしいです。

今日もたくさんの記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただきありがとうございます。明日も配信します。


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私のアルバムの写真から

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