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noteに救われた。
noteを始めてからいろいろな変化がありました。この春、65歳でリタイヤして悶々としていた私の日常に光が差し始めました。それまでテレビマンとして43年間、表現をすることが当たり前で、吸収し、放出する日々でしたが自己表現する場所が無くなって、寂しさも、虚しさも感じる毎日を送っていました。それがnoteを始めて、毎日更新するようになって腐らなくなった、自宅にいてもストレスが溜まらなくなった、そして何よりも母との関係がよくなりました。親子二人三脚でブログ発信を始めたのは正解でした。
仕事をしていた頃は母への思いやりもあり、優しい言葉もかけていたと思います。でも退職後は毎日がバトルでした。お互いにつまらない日常だったと思います。それがnoteを始めてからは母も私も大きく変わり、日々の生きがいを見つけて情報発信をしています。
【ばあばの俳句】
ほつほつと生まれる俳句秋日和
母は毎日、自分なりに厳選した一句を上げています。多くの俳人と同じように日々、いくつも句を詠んでいます。昔は、同じ季語で100句、詠んでいたこともあるそうです。
今は、泉のように湧き上がるのではなく、毎日、ほつほつと生まれているようです。特に周辺の風景が美しいこの季節は俳句がより楽しめると言っています。
【山田家の女たち】《ある日のブログ会議》
秋のある日のリビングです。
「あんた、今度はどんなこと書くんぞね・・」と母
「東京のドジちゃんのことよ・・・・」
「家族の話かね・・・」
「いっつも電話してもらいよろ、そのことを書くつもりなんよ」
聞こえが悪くなった母に大声でしゃべっている私。
「どんな絵がええかね…、トップの画面は」と母
「家族3人のイラストにして欲しいんじゃけど」
「人の顔は難しいんよ、苦手じゃけんねー」と母
早速、私は、妹家族が映っている写真を母に渡します。
「責任重大じゃね、一人は似ても三人とも似るんは難しい・・・」
と言いつつ
しばらくして母が描いてきたのがこちらのイラストです。
左のパパが若者のよう、ママもちょっぴり若め、それに比べて右端の孫が大人びた感じに描きあがっていました。
最初はこれでアップ。投稿してから母がやって来て
「あれはやっぱり似てないけん、こっちに差し替えてや」と
渡されたイラストがこちらです。
3人を微妙に描き替えていました。
どうやら母は孫がかわいいイラストを使いたかったようです。
アップした映像をチェックしながら・・・
「やっぱり、また描き直そか・・・」とまだ、満足していないようでした。
母の向上心には脱帽でございます。
ちなみにトップの画面は孫をしっかり描きました。
こちらは大満足のようでした。
【幸子のチャンネル】
《noteに救われた。》
noteに出会って救われた人は多いと思います。私もその一人です。
この春、会社人生を終えて毎日、自宅で過ごすことになりました。同居の母とはちょっとしたことで日々ぶつかっていました。
お互に、自己主張が強く、心のすれ違いで、バトルの連続でした。
とは言っても、母は90歳なので、「何でも、お年寄りに従うべし」と私に、どんなことでも受け止められる寛容さがあればいいのですが・・・。
それが中々難しく、言い争いになるのです。
反発している自分にも嫌気がさして、ストレスが溜まりまくり、爆発寸前の状態でした。
テレビメディアの仕事を40年以上やってきた私は、何かを創造する事が当たり前の日常でした。自己表現する場所が無くなったことも、ストレスの一つになっていたと思います。
この状況からの脱出方法を自分なりに考えました。
それがブログで発信をするということです。
偶然にも、友人の知り合いにnote を愛してやまない人がいました。noteが始まった頃から使っていて、私には「noteがぴったり」と教えられ、悩んだ末にこの場所に決めたのが良かったと思います。
投稿を始めてからは、私と母の関係も、そして日常もがらりと変わりました。
今や、バトルではなく、ブログを作るためのコミュニケーションを深めている日々です。
母はSNSの発信力を肌で感じて、グローバルな思考になり、
私も自己表現の場所を見つけて、現役時代のような充実感を得ています。
凄いことだと思いませんか・・・
マイナスの日常からプラス人生に変わったのです。
noteはクリエーターのプラットホームのような場所と聞きました。私も始めてみて、その通りだと思います。
noteと言う駅に立ち寄りながら、訪れる様々な人たちの作品を我が家にいながら、覗かせてもらっているような感覚です。
noteに出会って私たち親子は刺激的で満たされた毎日を送っています。
なので、noteに、スキを送ります。
今日もご覧いただきありがとうございました。明日も更新します。
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