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贈りたい時からプレゼントの物語は始まっている

あと一か月したらクリスマスイブになりますね。とにかく、一年が怖いくらいに早いな・・・と思うのは私だけでしょうか。

ちょっぴり気が早いかもしれませんが、今年のクリスマスプレゼントは誰に何を贈ろうかなって、考え始めてもいいんじゃないでしょうか・・・


今日は贈り物についてのお話です。


私は今年の3月、長年勤めたテレビ局を定年退職しました。コロナ禍で送別会はほとんどありませんでしたが、心のこもったプレゼントをたくさんいただきました。

かつての後輩からはプレートに感謝の二文字が書かれた、りっぱな胡蝶蘭の鉢植えが届きました。もう何十年も会っていない後輩から、予想もしない贈り物で、ビックリしたのと同時にとても幸せな気持ちになりました。その胡蝶蘭は我が家の玄関で長い間、美しく花開いていました。私は来年も花を咲かせたいと思い、株を分けをして今はゆっくりとその日を待っています


ともに苦労をして番組作りをしてきたスタッフからはショッキングピンクの名刺ケースをいただきました。65歳の私には照れる色ではありましたが「これからのフリー活動を頑張ってくださいね」という、熱いメッセージをもらたような気がしてとてもうれしかったです。今は、私の営業活動の大切なパートナーになっています。


書斎に飾られているブリザーブドフラワー(枯れない花)は職場の男性陣からいただきました。今はnoteの記事を書く時の心の癒しになっていて、花を見るたびに贈ってくれた人たちの顔が浮かんできます。



プレゼント各種B


つい最近は、長年の友人から少し遅い退職祝いと言って、真っ赤なケースに入った重みのあるプレゼントをいただきました。箱の中に入っていたのは輝きが美しいバカラのグラスでした。グラスを慎重に持ち上げてみると裏には2020の文字が刻印されていました。

友人は「記念になる物をと思って、このグラスにしたの、退職の年が分かるように2020年の 限定版にして、山田さんの頭文字のYもグラスに入れてもらったのよ」と言って渡してくれました。
グラスの表面を見ると、小さくYの文字が削られていました。
私は贈り手の思いのこもったプレゼントに胸が熱くなりました。


身内からのプレゼントは、友人たちの贈り物とはまた違った喜びがあります。


退職を前にして、東京に住む妹から電話がかかってきました。


「ねえね、欲しものは無い・・・、何がいい・・・、値段は気にしないで・・・」
そう言われると嬉しいけれど、甘えるのもな・・・と思い、しばらく黙っていると


イッセイのバッグどう・・・好きでしょう」と提案がありました。私の好みを十分わかっていての言葉です。

「高いのにいいわよ・・・」と遠慮がちに答えている
すぐさま、ショップで撮影した数枚の写真が送られてきました。

妹はバッグのショップから電話をかけていたのです。
「どれがいい、値段は関係ないよ」と再び妹からの甘いささやきです。
今回ばかりは思いっきり甘えようと決心した私は、新作のバッグをプレゼントしてもらいました。

気心が知れた人ならば相手に欲しいものを聞くのが一番いいのかも知れませんね。
今、妹から贈られたバッグは私のおしゃれコーデのワンポイントになっています。

プレゼント各種C

プレゼントをいただくと贈ってくれた人の心が有難くて、それだけで幸せな気持ちに浸れますが、プレゼントする側になると本当に悩みますよね


私は贈り物をする時、その人の顔を思い浮かべながら、好きな物や好きな色、欲しい物は何だろう、喜んでもらえる物は何だろう、もし新しいライフスタイルの提案が出来るなら何をプレゼントするのがいいんだろう、本当に悩みに悩んで贈ります。皆さんもきっとそうですよね。


そう考えると「あの人に贈りたいなーと思ったその時からプレゼントの物語が始まっている」ような気がしませんか・・・。
贈られる側はそんな気持ちで受け取らないといけませんね。


今年のクリスマスは誰に、何をプレゼントしますか・・・
素敵なプレゼントの物語がたくさん生まれるといいですね。


私はとりあえず、母に欲しいものを聞いてみます


おしゃれな2人 A

【毎日がバトル:山田家の女たち】

《ばあばは都合で現金にします》

晩ご飯を食べ終えた山田家のリビングでの会話です。


「お母さん、ちょっと早めの質問じゃけど、クリスマスプレゼント
どうしょうか・・」

「あんた、私はもう、何にもいらんよ、物は何にもいらん」と母
「えー、いらんのー」
「そうじゃねー、欲しもんは何にもないけど、美味しいもんでも食べさせてや
「ハイ、分かりました」


「人にプレゼントするんは、何あげよかと迷うよね

「そりゃ、思いやりじゃけんね、相手への、その人のことどれだけ知っとるかで違うよね、身近な人なら想像できるけど、そうじゃないと想像力を働かさないかんね



「お母さん、東京の孫にはどうする・・・」
「私は、もう買いに行くんが大義いけんね心のこもった現金にする、好きなもん買うてもろたらええけんね、それも愛情よ

「お母さんは現ナマ派か・・・」
「何いよんぞね、気持ち気持ち、気持ちを贈るんよ
「ハイ分かりました」



私は母へのクリスマスプレゼントは手作りのステーキディナーにしようかなって思っています。


ばあばの俳句タイトル 001 (2)

【ばあばの俳句】

 引き締める心のネジや暮早き


もう間もなく師走に入ります。冬の時期の日の暮れは本当に早く感じますね。年末は何かと気ぜわしくなり、ふと心のネジも緩みがちになりますが母は気を引き締めて、様々なことに忙殺されないように過ごさなければと、自らに言い聞かせるようにこの句を詠みました。

バスの中B

私も年末だからと浮かれないで年の最後の月を気を引き締めて迎える心構えを持とうと決めました。


▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日音声配信しています。読んでいただけたらうれしいです。

今日もたくさんの記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただきありがとうございます。明日も配信します。

タワーロング

ロゴ入り2ショット
















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