デザイナー・美術作家 spica Ayu 大森鮎さん
デザイナー・美術作家 spica Ayu 大森鮎さん
広島に生まれる
バルセロナオリンピックの時にテレビで見た、アントニオガウディの建築物に憧れ美術学校在学中に一人旅で初めての渡西。建築物のみならず街そのものの創造性に衝撃を受ける。卒業後、個展など美術創作活動を開始。渡西を繰り返し、27歳の時ついにバルセロナへ移住。アーティストインレジデンスなどで美術活動を行う。三年後日本へ帰国。
広島でアートプロジェクトの立ち上げを経験。
プロジェクト終了後、もっと学びスキルをつけたいと応募した秋田県大館市での地域活性化型アートプロジェクトのアートマネージャーにピックアップされる。秋田県大館市で、三ヶ月の契約で無我夢中で働くが、活動すればするほどに「本当にこの活動は市民に必要とされているのだろうか?」と疑問を感じるようになる。本当に市民が求めている事は、自分が市民にならないと分からないと感じ、秋田県大館市への移住を決意。そこで初めて雪国での生活の過酷さを経験。奮闘しながらも仲間と活動を始めた移住して翌年、2011,3,11東日本大震災が発生。
震災直後の混乱の中、自分の無力さを思い知り、人の役に立つために自分ができることは何か?問いただす日々。大館市の街の方々と復興へのプロジェクトや、地域活性のための活動を行い続けた。秋田での生活を三年送ったあと、家族の事情にて故郷広島へ帰る。
現在広島在住。
これまでの経験を元に、アートやデザインによる地域活性、まちづくりプロジェクトのアシスタントやコー ディネーターを行うなど、グラフィックデザイナーや美術作家の枠にとらわれない活動を行う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?