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クラファン3400%達成の舞台裏!お客様の声から誕生した「美温活ショーツ」ができるまで

”女性は身体を冷やさないで温めることが重要”であることは、誰しもが知っているがなかなか改善できないものである。「手軽に温活をしたい。でも美しさも手放したくない。」そんな欲張りな女性の想いを形にしたOn de miu(オンドミュウ)ビューティーショーツ(https://ec.silky-style.com/)は、応援購入サービスサイトMakuakeでなんと当初の目標の34倍の1,000万円以上を売り上げた。

 今回、多くの女性が口にした「こんな商品ありそうでなかった!」に応えた新商品On de miu(オンドミュウ)ビューティーショーツ。一体どのようにして誕生したのか、その開発の秘話に迫る。

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ー冷えや妊活に悩んだ開発者たち。未病ケアサロン開発のきっかけとは?

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開発者の一人で下着コンシェルジュの山田は、夏でも温かいお茶を飲んでいたくらい万年冷え性だった。30代半ばまで身体に気を遣わずにがむしゃらに働き、いざ子供が欲しいと思った時にはなかなかできず、とても悩んだ。苦労の末、2人の子供を出産したが、その時の経験を踏まえ、女性はもっと早い段階から自分の身体に目を向けケアをすること、特に体を冷やさないことが大切だと痛感した。女性が美しく輝き続けるためには常に身体をベストな状態にしておくことが大事だと考え、未病ケアの必要性を感じサロンの開業を決意した。

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温活プランナーでもある上田は、20代のころに仕事の激務で体調を崩したり、忙しいと身体のケアに目が向かなくなる悪循環をその後も経験した。40代手前で妊娠しづらい年齢に達している女性としての焦りや不安が大きくなる中、苦労して1人の子供を出産。また、長年妊活のお客様向けの商品設計を行う中で、「早くから身体のケアしていれば、、、」「早くから妊活していればよかった」との後悔の声を多く聞いていた。若い頃から体を温めながら体の土台作りに目を向け、未病ケアを行ってほしいとサロンの開業を決意した。

ーOn de(オンド)サロンに通うお客様の声とは?

このサロンでは、東洋医学の「未病」にフォーカスし、音波システムを使った身体チェックを行なっている。このシステムは欧米や国内の医療機関などでも採用されており、体内の様々なズレや状態を可視化することが可能だ。

運営する中で、普段不調を感じている方の約8割に、日々の生活習慣に伴う「冷え」や「巡り」に関連した悩みがあることがわかった。

温めの大切さは知っていても、ケアが続けられないとお客様たちは話す。

ー温めて巡らせるにはショーツが最適

女性を「冷え」と「巡り」の悩みから簡単に開放できる商品を開発したい。日常を変えずに続けられるものを提供したいと考えた。

長年、女性を輝かせるための商品の開発を数多く行ってきた経験から、気軽に続けるにはショーツが最適であると考えた。しかし、機能性だけを追求して“おばちゃんパンツ”を作るのでは意味がない。いつまでも健康で美しくありたい女性たちにとって気分が上がるようなデザイン性にもこだわった。開発には実に2年の歳月がかかった。

ー想いを形にしたプロフェッショナルたち

パタンナーの新田氏は45年間、女性下着全般の開発に携わっている。ビューティーショーツの開発にあたり「日常動作を無理なくサポートするストレスフリーなパターンで、かつ総レースの華やかなショーツを作りたい」という構想を伝えた際に「実現はとても難しい」と感じたという。マスターパターンそのものを6回も作り直して、最終的に今のパターンになった。

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開発担当の髙橋は、構造のイメージをデザインに起こし、何度もパタンナーの新田さんとやり取りをした。

 普通のショーツは3個のパーツで出来ているものが多い中、ビューティーショーツはなんと17個のパーツから出来ている。「ここまでこだわったデザインと機能を具現化した商品はありそうでなかった。身体の動きに対してストレスをかけずについていく構造で、さらにマチの部分が従来のものとは違う独特のひょうたん型になっている。それらによっていろいろな体型の方に合うショーツが完成した。」と語る。

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−Made in KYOTOの理由は​

ビューティーショーツを作る上で、日本の工場で製造することにもこだわった。素晴らしい技術を持った日本の縫製工場がどんどんつぶれていくのを残念に思っていたからだ。京都で35年以上インナーの縫製を行っている工場に依頼をした。工場担当者は「ビューティーショーツは工程が多く手間のかかる商品で、ここまでレースにこだわったパーツの組み合わせはない。裁断・縫製がミリ単位で合わせないと着用感・フィット感に影響してくる。ノウハウをいかして、一つ一つ丁寧にものづくりをしている。」と語る。

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一般的にクロッチは回転数の高いスピードで1回で縫うことが多いと言われているが、ビューティーショーツのクロッチは、袋縫いをして、さらに、曲線が多いため丁寧に時間をかけて縫っている。そうすることで、クロッチとショーツの縫い合わせ部分が滑らかな放物線を描くように接ぎ合わせられるため、もたつかず心地良さが実現できた。

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ー世界中から選び抜かれた上品なレース

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美しさ・デザイン性を追求する上で欠かせないのがレースだった。人気スタイリストと共に、世界中のレースの中から探し出した「大柄のボタニカル柄レース」を採用。ランジェリーをファッションと同じ様に楽しんでほしいという想いから、あえてファッション用に使用されているレースから選択した。お洒落な大柄のデザインは肌に着けた時の華奢さまで計算されているため、美しさをぐっと引き上げてくれる。希少なリバーレースさながらの洗練されたデザインと、心地いい伸縮性を兼ね備えた贅沢なレースは、日常使いはもちろん旅行や特別な日にも最適だ。

ー何度も染色を繰り返し辿り着いた大人カラー

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レースの染色はかなり苦労した工程だ。日本人の肌になじみが良く、大人にも履いてもらえるくすみ色にこだわった。まず、数ある染色機からビューティーショーツの色味に最適な機械を検討し、染めたあとに、色の確認などの様々な作業や検品があり、最終的には職人の技術による調整がある。たとえば一口に「ピンク」と言っても、青みがかったピンクやくすんだピンクなど微妙に色味が違い、理想通りの色を再現するのに苦労した。何度も工場の方と打ち合わせと試作を繰り返して、やっと実現できたシルキースタイルのオリジナルカラーだ。

ー「子宮をあたためる」独自のクロッチ

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機能面でのポイントの1つは独自のクロッチにある。ビューティーショーツのクロッチ部分は、デリケートゾーンをしっかりと包み込む「大判ひょうたん型」。生殖器に流れる大事な血管が通っている会陰周辺を冷やさないように、すっぽりとカバーするよう工夫されている。さらに、特殊な蓄熱素材α-オーラわた®を「マチ」に入れ込むことで、子宮周りまでじんわりと心地よく温めることができる。

ー鼠径部を締め付けない「X-FREE(クロスフリー)設計」

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機能面でのもう一つのポイントは独自の構造にある。年齢を重ねていく上で、ショーツによる鼠径部の締め付けが気になるという人が多いと感じていた。日本古来のふんどしから着想を得たショーツも多くあるが、解放感を感じる一方、フィット感を感じられなかった。どうすれば身体にフィットしているのに締め付けがなく軽い履き心地を実現できるのか。何度もパターンを変え、角度もミリ単位で調整し、ようやくたどり着いたのが「X-FREE(クロスフリー)設計」というカシュクールのような構造だ。妥協せずに追求したこのパターンは現在「構造特許」を申請中。

ーサスティナビリティへの取り組み

「On de miu」の名前の由来である「miu=美海」をまもる取り組みとして、袋は環境に配慮した植物由来プラスチック等のバイオマスを利用している素材を使用し、ロゴの印刷は日本産の米ぬか油を使用している。

 シルキースタイルでは「女性がキャリアとビューティーを継続できる社会を目指す」ために、フェムテックリーディングカンパニーとして今後も女性を輝かせる商品を生み出していく。

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