個展レポ
4月27日から29日まで表参道のギャラリーROJIさんで開催させていただいた個展が無事終了しました( ◠‿◠ )
二回目の個展
前回は吉祥寺で割と広さのあるギャラリーでしたが、今回は表参道駅からすぐの場所にあるROJIさんで、小さめの個展を開催しました。
DMで使用した『机上の夢想家』はつきあたり正面に鎮座
机じゃないですが、机みたいな形のスツールは古家具屋さんで見つけたもの
机上の空論という言葉の揶揄というか
頭の中がパンクするほど色々夢想するなら実行すべしとアイロニーを込めた感じ
少年たちはイメージ写真を撮った時よりは互いに少し打ち解けたような空気を出していました。
ギャラリーが入っているマンションにお住まいのおじいさんに「エロスだねぇ!」と言われていたDignityさん
今回の作品の中で個人的に一番お気に入りな非喜劇姉妹
新しく作ったボディ原型、安定感があり気に入っている
今回、髪に合繊毛を使用したのは人毛は個体差が激しいので手元に届かないと質感が分からない・モヘアも個体差がある+摩擦に弱いのが難点だったので、質が安定している合繊毛を使用しました。
手触りもよい
思っていたよりも怖がられていなかった様子のFarewell
着物に入れた家紋は我が家の山田家の丸に十字
シンプルで面白くない家紋だな〜と思っていたけど
蝶々とか菊とかカッコいい家紋は人形サイズでは細かくて描けたものではないので今回初めて、うちの家紋が丸に十字で良かったと思いました。
事前にSNSなどにたぶん、たしか載せていなかった『人形作家』
真っ黒なので写真撮るのが難しい
人形は分身の様な、自身の投影とか、気持ちなんかを代弁してくれたりする存在なので
今までの庭師とかオモチャの兵隊とかの形も全部そうなのですが
それならば安直に“人形作家”を作ってみようと思い
自分が作品に込めた想いを無駄にしてしまう様な邪魔をしちゃいかんというか
私は影でいようと
作品を見てくれる方に「作った人はこんな人」って余計な雑音にならない様にしたくて
私自身のことは不明瞭でいたいな〜っていうのがいつもあります
真っ黒づくめにしたら、抱かせた人形が際立つだろうかって実験的な部分もあって
結果、もっと時間をかけて衣装を作り込めば良かったなぁという感じ
今後衣装直ししても良いな
前回の個展のDMで使用したSayNothingも、衣装変えして連れて行きました。
初個展の時のこちらの方も、非売で展示していました。
普段ヒトと話すことがほぼ無いので、色んな方とお話しできて楽しかったです( ◠‿◠ )
個展初日の帰り道、車がエンストするトラブルがあり
行きしなじゃなくて良かった!!と思いました。
閉店間際のディーラーさんに代車を用意してもらったりして、なんとか事なきを得ました。
前回の個展の時期はうちの末っ子坊主のタラ坊が体調悪くなって心配で、まだ生きているというのにペットロスになりかけながらで大変だったんですが
今回は私の精神安定係のビビたんの健康運がカオスな状態になり、心配でハゲそうでした…
足の骨が折れているのにジャンプし続けるくらい元気が有り余っていたので、元気だけはあっていくらか安心でしたが両足折れたら大変だし、家を空けざるを得ない個展期間中は、ずっと見ていてあげることも出来ないしハラハラでした
個展の準備と、うちのかわい子ちゃんたちの心配事が重なるとだいぶしんどいので、次もし全部自分で用意するタイプの個展をやるときは作品が揃ってから場所探しと日程決めをしようと思いました🥺
2024年の今後の予定としましては
10月に東京の展示会に参加させていただきます。
作品と向き合いながら焦らず制作をしようと思い、展示会への参加を少なめにさせていただきました。
個展で展示した少年たちと非喜劇姉妹はお迎え先が決まりませんでしたのでオンライン販売の準備をしております。近日中に公開予定です。
ビビたんの心配事や車のトラブルなどなんやかんやとありましたが、
個展自体はまったりと無事に終えることが出来ました( ◠‿◠ )
お菓子やお花や嬉しいお言葉を頂戴し
たくさん、今後の活力となる励みをいただきました!
これからも真摯に粛々と制作に励んで参ろうと思います。
本当にありがとうございました。
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